日本全国の産地から、熱いこだわりを秘めた
硝子アイテム70種以上がここに集結!
ガラスの街として有名な北海道小樽市。貿易港として栄えた明治期に端を発する小樽のガラス工芸は、レトロで温かみのある意匠が特徴。クリスタルガラスにカットを刻んだ「小樽切子」など、新たな潮流も注目されている。
超希少な「黒×琥珀」
門外不出の煌きを手に
独自の調合「黒被せ×琥珀」カラーが人気の小樽切子。上段に菊繋ぎ、下段に魚子をあしらったこちらのオールドは、アンバーカラーと色被せのバランスを追求した代表作として名高い。
籠目模様に貫かれる
非対称の大胆カット
落とす影、奏でる音
そのすべてが美しい
北洋硝子の「津軽びいどろ」は漁に使われていたガラスの浮き球がルーツ。100を超える色を生み出す調合のセンスと、どこか温かいガラスの風合いが特徴で青森県の伝統工芸品に指定されている。
冷酒に合わせるカラフル盃
夏の夜に、涼やかな一献を
粒状のガラスを溶かし込み、津軽びいどろらしいカラーリングの豊富さと透明感をたたえた人気シリーズがこの盃。特に8色のガラスを使った「ねぶた」はその名の通り祭りをイメージした賑やかな逸品! 真夏に冷酒にぜひ。
今にも気持ちが踊りだす 春色ストライプ盃
群馬の伝統工芸に指定されている「上越クリスタル」。100年以上の歴史を持ち、赤坂迎賓館のシャンデリアや正倉院宝物の復元品などでも有名。日本の工芸ガラスの先駆けとして海外の愛好家からも高い評価を得ている。
絶景を眺めながら乾杯
グラスに浮かぶ夕焼け山
ビールを注ぐと景色が一変!グラスの底には、夕焼けに染まった山々が。デザイナー・室伸一氏とのコラボにより生まれた叙情的かつユニークなグラスは、ギフトとしても人気。
江戸末期、庶民の手によって生み出され脈々と受け継がれてきた「江戸切子」は、ガラスに鋭く走るカットが特徴。さまざまな伝統文様を組み合わせ生まれる精緻で華やかなデザインは、江戸切子ならでは。
厚く、深く。豪快なカット
希少なガラスに達人が刻む
伝統工芸士・鍋谷淳一氏が作る「男のための」江戸切子。カガミクリスタルに特注した「三色被せ」ガラスは、ぶ厚い層を成しているため通常よりも深く大きいカットが可能に。唯一無二のカラーと豪快カットに注目を。
世にも希少な白切子を
上品な料亭サイズで
どっしり、じっくり
市松×アンバーの酒器
ガラスに宿す躍動感
その渦に酔いしれて
袖口にキラリと覗く
粋な男のワンポイント
無彩色で味わう
ミニマルな切子の世界
これぞ江戸の粋!
歌舞伎×切子がコラボ
潔さに惚れる
職人泣かせの黒切子
カラフルな水玉模様で
テーブルに華を添えて
ガラスのきらめきを胸元に
江戸切子のモダンジュエリー
クリスタルガラスに「魚子」や「菊つなぎ」などの伝統文様を刻んだ、江戸切子のネックレス。切子のカットを引き立てるシンプルなデザインに、洗練された大人の雰囲気が漂う。
18世紀の初め、鏡や風鈴などの日用品の生産が起源とされる「江戸硝子」。昔ながらの材料と技法によって作られるグラスや器には、手作りならではの味わい深さと精密さが同居する。江戸の風情を感じる逸品である。
銘柄に合わせてグラスを選ぶ
贅沢なビール時間を
うすはりグラスで有名な「松徳硝子」と藤巻百貨店のコラボにより誕生した個性豊かな6種揃。ビールの個性やその日の気分に合わせて、“今宵のグラス”をチョイスしよう。
一人暮らしにも◎
昔懐かしい醤油さし
芳醇な香りを楽しむ
ころんとバルーン
重厚な旨味を引き出す
究極フォルム
江戸切子×江戸硝子
最高に“粋”なロックグラス
江戸硝子×江戸切子が生む潔さ
“粋”がつまったロックグラス
工芸ガラスはもちろん、実験用器具などを手掛ける理化学ガラスの職人も多く活躍する京都。精密な加工技術は、京都の一流料亭で使われる調理器具などにも応用されている。職人による職人仕様のクオリティをご覧あれ。
京都の料理人に愛される
液だれしない一滴醤油さし
理化学ガラス出身の老舗工房が作り上げる耐熱ガラスの醤油さしは、煮沸殺菌も可能で一滴から注げる優れもの。水ヨーヨーのような愛らしい姿が、食卓に涼を運んでくれる。
江戸時代に西洋のガラスが長崎を経て、大阪に切子が伝わったのが始まり。しかしその後切子は産業としては縮小し、現在ではわずか6件を残すのみに。職人たちは伝統と技術を伝えるために保存会を結成、大阪切子を伝統工芸品にすべく日々研鑽に励む。
空模様を映した美しいグラデ
まるで宝石、三色被せの切子
女性切子職人・安田公子氏が空をイメージし、大阪の吹きガラス作家に「三色被せ」のガラスをオリジナルで依頼。おぼろげな朝と夕方のカラーと繊細な菊繋ぎ文が混ざり合い、ドリーミンな世界を映し出す。
幕末の時代、薩摩藩の商用品として誕生した「薩摩切子」。一度は完全に途絶えた歴史を、島津の末裔である島津興業が見事に復元。厚みのある色被せガラスにカットを施すことで生まれる「ぼかし」の表現が最大の特徴だ。
金を用いた眩い発色
島津斉彬が愛でた幻の猪口
島津家28代当主・斉彬が作らせた猪口を復元。ぽってりとした本体には、薩摩切子を代表する六角籠目と十六菊紋が。金を使った鮮やかなカラーは他ではお目にかかれない。
二色被せが織りなす
深く美しい色の世界
パリ、NYでも話題
「頌峰」作の桜の酒器
際立つ酒の色、香り
無色透明の霧島切子
ひっくり返せば桜島
郷土愛あふれる猪口
業界初の薩摩黒切子を
藤巻限定デザインで
明治中期、長崎や大阪の職人によって伝えられ、その後独自の発展を遂げた「琉球ガラス」。土産品のイメージが強いが、琉球ガラスならではの独特の色や歪みを生かしたアート性あふれる作品が次々と生み出されている。
誕生石のようにグラスを贈る
12色に彩られた琉球ガラス
12の誕生石を琉球ガラスで表現
宝石を贈るようにグラスを贈って
惑星と共に揃えたい
大ぶりの太陽グラス
マーブル模様が神秘的
8つの惑星がグラスに