Stylish 沖縄やちむん特集

暮らしの中で、何気なくも毎日使う日用品、「器」。手軽に使えるプラスチックのものから、煌びやかな工芸品まで、使う用途やライフスタイルによって、その種類はさまざま。器ほど、生活に根ざし、かつその人の価値観や生きざまを表してくれるものはないのではないだろうか。

今回特集するのは陶器の器たち。それも、アジアの玄関口として、あらゆる文化や歴史を飲み込んできた沖縄で生まれる「やちむん（焼き物）」だ。琉球王朝が栄えた14世紀ごろから作られ親しまれており、鮮やかな絵付けや素朴な風合いなど、個性豊かなやちむんが生み出されてきた。器好きの人なら、沖縄のやちむんというと「素朴」「柄の鮮やかさ」「器の厚みや重み」「躍動感」……そういったものを思い浮かべるかもしれない。

そのやちむんが現在とても面白いことになっていることをご存じだろうか。豊かな自然や気候にインスピレーションを受けた若手の作家たちにより、新たなクリエイティビティの息吹が、作り出す器に反映されているのだ。今一番ホットなやちむんの作り手を4人ご紹介しよう。

作り手の成り立ちや作風も、実に豊かで魅力的。そして何より、この島の空気を感じた人間でしか作り出すことのできない器が、そこにある。手に取るとわくわくする。どう使おうか、その瞬間が楽しみになる。そんなやちむんを、藤巻百貨店が満を持してセレクトした。

• 入手困難なやちむんを
  取り揃えました。

ひとつの器との出会いが、その後の生き様をも変えてしまうかもしれない。そんなやちむんとの「新しい刺激」を、早速体感してみよう。