“総手磨き”の透明感空間に凛と、瑠璃色の静謐
大正10年創業の「堀口硝子」を礎とし、伝統と技術を継承し続ける「堀口切子」。2017年より同社で研鑽を積む坂本優輝氏が江戸切子に興味を持ったのは高校生のころ。「もともと綺麗なガラスをより美しく輝かせることができる手仕事に憧れ、江戸切子職人になりました」と語る。今回手掛けたのは大皿「RINKA」。「空間に座した際に、凛とした佇まいの作品になって欲しいという願いを込めて名付けました」と坂本氏。瑠璃の美しさやガラスの透明感を強調するため、デザインやカットはあくまでシンプルに。透明感を際立たせるため、総手磨きにこだわった。斜め上からの眺めも美しく、「青い花が開いているかのような立体感を感じてもらいたい」と語る。
坂本 優輝 プロフィール
株式会社 堀口切子所属 切子職人
2017年 堀口切子入社
アイテム詳細
※こちらは非売品です
素材:クリスタルガラス
サイズ(最大直径×高さ):Φ336×61mm