沖縄の青か、月の光か。大人気陶芸家が魅せるふたつの世界。
コーヒー党待望!金城有美子さんのマグカップ
【初回数量限定!】
■圧倒的なブルーの世界、ふたたび。メタリックな「月光」シリーズは今回が初登場
2023年の超別注感謝祭に登場し、あまりにも美しすぎる青「サンゴブルー」で我々の目を奪った金城有美子さん。自宅や職場でコーヒーを飲む際に手放すことができないこの器で、サンゴブルーを味わいたい。そんな藤巻バイヤーたっての希望で、今回「マグカップ」がラインナップに加わることに!しかも、独特のしぶい表情がたまらない「月光」シリーズのマグカップも引っ提げての降臨だ。金城さんのやちむんワールドにさらに深くハマっていくことを決定づける作品群となるだろう。
■青のマグカップが、いつもの日常を照らす光に!
ポップな色の器を得意とする金城さんのラインナップの中でも、屈指のトキメキを与えているのが、沖縄の海の色を映し取ったかのようなブルーの器「サンゴブルー」だ。
「大学生の頃から釉薬の研究をしていました。あるとき図書館の図録で見たペルシャタイルの建物の青色から目が離せなくなり、こんな青の焼きものを作りたいと研究テーマに選んで完成したのがサンゴブルーです」。
中東の青色が琴線に触れたのは、それが空と海と自然に囲まれた沖縄のイメージにぴったりだったからか。果たしてサンゴブルーは金城さんの代表作のひとつとなり、藤巻百貨店で扱うリム皿やそば猪口も大ヒットを記録。入荷待ちの数がすごいことになっている。
ブルーの外観は、引き締まったコーヒーのブラックと相性抜群。もちろん形状は普通のマグカップなので、紅茶のレッドやミルクの白とあわせても。
■正反対の魅力を持つ器「月光」シリーズが初登場
そして、今回が藤巻百貨店初お目見えとなった「月光」シリーズ。金城さんが古くから手がけているカラーリングの一つだ。ポップな色合いのイメージが強い金城さんの器の中で、とびきり渋い表情が異彩を放っている。
「かわいいの対極にありそうな、カッコいい系の器も大好物なんです。20代の頃はツートーンのシリーズや灰釉だけの器など、要は『茶室』で使われるような渋好みの茶碗を作っていました。月光シリーズもそのひとつで、見る環境や光の角度で表情を変えるメタリックな質感が特徴です」。つまりは月光シリーズもまた金城さんの本流。サンゴブルーと比べると、土の焼きものらしさが際立っている。めくるめく金属質の表情を、目と手で愛でたくなってしまうアイテムだ。
金属を含む釉薬は、温度や濃度の微妙な差で、表情に光沢が出なかったり、色が変わってしまったりと、非常にきめ細やかな作業が必要になり、扱いが難しい。サンゴブルーよりも釉薬のかかり具合の個体差が大きいが、逆にそれはすべてが“一点もの”ということを示す。それぞれが異なる個性を持った器との一期一会の出会いを楽しんでいただきたい。
ドリンクは、ダークな器に映えるカフェオレやカフェラテがオススメ◎。またはシティロースト以上のどっしりとした深煎りコーヒーも合いそうだ。
■毎日使い続けてもらうために。使い手を想い、創作に向かう
マグカップは一見重そうに思えるが、持ってみると意外なほど軽い。それは、ドリンクを入れた時にちょうどよい重さになるように作っているから。また通常のマグカップよりも大きめの取っ手にしているのも、持った時のフィットのしやすさ、握りの安定感、手が疲れにくいバランスなどのポイントを探ってたどりついたもの。それらを気にするのは、金城さんが日常で使い続けられる器を志向しているからだ。
金城さんは、いつも使う人の環境やライフスタイルなどをイメージしながら器を製作している。「ある時、お客さんに『このコップ、食器棚に入るの?』と聞かれて気づいたんです。日々の器には、ふさわしいサイズや心地いい使用感というものが存在していて、それに寄り添ったものでないと使いにくい。器はあくまでも使う人がいるから成り立っていて、使い続けてもらってこそ、好きになってもらえるんだろうなって」。
そんな意識がマグカップの重さや取っ手にも息づいている。軽めだから年配の方でも使いやすいと好評で、リピートして買われていくのだとか。
■ソーサーにも、ケーキ皿にも◎!マグカップと相性抜群の17cmリム皿
一方17cmのリム皿は、マグカップのソーサーとしてぜひペアで使っていただきたい逸品。とはいえ普通のお皿でもあるので、コーヒーのお供にケーキ皿として、はたまた食事の取り皿としても使える。
気にしてほしいのは、フードとの色のペアリング。サンゴブルーのリム皿に、赤やオレンジ、ブラウンカラーの野菜や料理を載せれば補色関係となり、全体が華やかな一品に! 黄色や白も映えるから、実はサンゴブルーは使いどころの多いカラーなのだ。
月光シリーズはダークな色合いだけに、パンやチーズ、生クリーム系のスイーツなど、ライトなカラーのフードと好相性。
■こだわりのやちむんで、至福の時を過ごす
見た目が映えるだけじゃない。使いやすい器ってだけでもない。グッドなカラー、グッドなデザイン、グッドなバランスを求めた審美眼と、それを実現できる技術が込められたマグカップ&リム皿だ。そんなアイテムを日常の傍らに置いて、グッドな毎日を送ろう。ちょうどブライト&ダークのペアになるから、家族やパートナーと揃えて使うのも大推薦だ。
初回数量限定!
藤巻百貨店12周年を記念したスペシャルアイテム、金城有美子さんのやちむん。初回はマグカップが各50点、リム皿 17cmが各30点の数量限定でのご用意となります。
※手づくりの陶器のため、作品には個体差が生じることがございます。 なるべく均一のものをお届けしますが、気になる場合は店頭にてご確認いただくことをお勧めします。
金城有美子 プロフィール
沖縄県立芸術大学で陶磁器を学び、その後国内、アジア各国にて数々の展示やインスタレーションを行う。沖縄の自然を感じる力強く繊細な造形、強い太陽に照らされたような色彩は『金城有美子』を見事に体現しており、各方面より大きな評価を得ている。精力的に制作を続け、現在さまざまな場所で作品を見ることができる。
1997年
沖縄県立芸術大学大学院陶磁器科修了
1997年〜
個展/沖縄、京都、大阪、宮崎にて開催
グループ展・国内/東京、茨城、高知、名古屋にて開催
2011年〜
グループ展・海外/釜山、ソウル、台北、台中、香港にて開催
カラーバリエーション
ディテール
サンゴブルー
月光
使用イメージ
アイテム詳細
素材(本体):陶器
製造国:日本
アイテムサイズ
※手作りの陶器のため、サイズや重量には若干の差がございます。予めご了承ください。
口径 | 高さ | 重さ | |
---|---|---|---|
サンゴブルー/マグカップ | 8.8cm | 7.7cm | 170g |
サンゴブルー/リム皿 17cm | 17cm | 2cm | 247g |
月光/マグカップ | 8.4cm | 7.7cm | 130g |
月光/リム皿 17cm | 17cm | 2cm | 216g |