【com-ono】ブライドルレザー　ガジェットカードケース

■「カードが飛び出す」仕掛けが使いやすい
池之端銀革店のサブブランドとして出発した「com-ono（コムォノ）」。そのプロダクトのギミック感は本家以上に振り切っていて、我々ユーザーのワクワクを常に刺激してくれる。今回届いたのは、池之端銀革店が得意とするブライドルレザーを使ったカードケース。一見して不思議なところはないスマートなケースだが、開いてびっくり、つまみを引くことでカードがシュッと一気に飛び出してくる特殊なカード収納部分を持っているのだ。質実剛健な見た目なのにお茶目なギミックは、スパイアイテムやひみつ道具のような遊び心が感じられて楽しくなってくる。カードを取り出す際の使い勝手の良さも折り紙付きなので、見た目の美しさと実用の便利さを両立したスゴいケースと言えるだろう！

■発想はガジェット、作りは本気！ の革アイテム
池之端銀革店製品の特徴は、分厚い革を使って丹念にコバを磨き上げた重厚な仕上げだが、キャッシュレスに対応したもっと気軽なシリーズの需要を実感していた。それに応えるため、コンパクトな持ち物に並々ならぬこだわりを持つ同社スタッフの川鍋基樹氏がプロデュースを担い、2018年に誕生したブランドが「com-ono」だ。川鍋氏はファッション誌の編集者として活躍後、自身のアパレルブランド展開を経て池之端銀革店に参画した人物。「必要最低限の物だけで暮らすことが、より豊かな生活を送れる（=SINPLIFY YOUR LIFE）」をブランドのテーマに掲げて究極のシンプルさを追い求めつつ、遊びの心のあるガジェットを作るような発想でデザインする。それでいてとても使いやすく、カッコいい。そうした絶妙なバランスのアイテムがこの時代に心地よく響く。

■飛び出すギミック×革の豊かな素材感にニヤリ！
なぜこんなふうにワンアクションでシュッとカードが出てくるのか。実はレザーの中にアルミニウムのケースを仕込んでいるから。アルミは磁性を持たない金属であり、さらにこのケースにはスキミング防止機能も備えているため、クレジットカードも安心。カードは5枚程度収納できる。一方、ケースの反対側にも一枚分のカードスリットがあり、ここに交通系ICカードを入れておけば改札も通れる。革は英国伝統のブライドルレザーで、革自体にロウをしみ込ませており長年の使用に耐える堅牢さを誇る。使いはじめは白いロウが浮き出ているが、使い込むことでなじんでいき、ビカッとした鋭いツヤが現れてくる。そうした経年変化も魅力だ。カラーはブラック、ネイビー、グリーン、ブラウンとオーセンティックで落ち着いた色をそろえた。豊かな素材感とは裏腹にガジェットの遊び心。そのギャップが憎らしく小粋だ。

■極小の財布として「キャッシュレス派」にも
さらに「持ち物はミニマム派」の方には、このケースを財布として使うことをオススメしたい。実はカードケースの後ろにもスリットがあり、ここには折った紙幣が数枚入るように作られている。180度開くので取り出しやすさもバッチリだ。カードケースや定期入れに使ってもいいし、クレジットカード、ICカード、紙幣を入れて財布としてもOK。この「簡単かつ便利な財布」の姿はとてもcom-onoらしい。財布利用が使いにくかったらカードケースに戻せばいいので、フレキシブルに付き合えるのが気楽でいい。金属の量感を感じつつも、わずか100×70×18mmと手のひらに収まってしまうサイズで、内ポケやヒップポケットにすっぽりと入るからバッグを持たない人にも支持されている。このカードケース兼財布がキャッシュレス＆シンプルなライフを実現する第一歩になるかも。持ち物に仲間入りさせてみては？

■新色登場！藤巻だけの“別注ロイヤルブルー”
カードがシュっと飛び出す！驚きのギミック感を、力強くも美しいブライドルレザーで包んだ「ガジェットカードケース」。キャッシュレス派のミニ財布としての活用もオススメな逸品に、ついに別注カラーが新色として登場！藤巻らしさをテーマにした別注のロイヤルブルー。王道のカラーとは一風変わった、高級感を漂わせる色合いが実に美しく、それだけでも目を惹く。よもや、こんな美しいブルーに驚きのギミックが隠されているとは思うまい。また今回の別注カラーに合わせ、ボタンも真鍮製となり、より世界観あふれる仕上がりとなったところもポイントだ。持っていてただ便利なだけでなく、ちょっと面白い。そんな逸品を藤巻だけの別注カラーで楽しんでほしい。