【三陽山長】サイドゴアレインブーツ防水誠十郎

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雨の日こそ、ドレッシーな革靴の装いを楽しもう。
日本最高峰のシューズブランドによる威風堂々のレインブーツ「防水誠十郎」

■ドシャ降りもものともしない。革靴作りの雄が放つ圧巻のレインブーツ！
長年、こだわり派の頭を悩ませてきたのが雨の日の装いである。雨の日でさえ、仕事となれば戦う男たちはスーツを着る。今でこそスニーカーも当たり前になったが、ジャケパンスタイルでもここ一番という時には革靴を選ぶことだろう。雨はそんなスタイリングの天敵だったわけだが、この逸品の登場によって、その戦いは幕を下ろすことになる。日本製革靴の雄である「三陽山長」が、そのこだわりと技の粋を集めて開発した「サイドゴアレインブーツ防水誠十郎」。磨き立てのような、惚れ惚れするツヤ感。それを携えるクラシカルなフォルムを見れば、誰もが革靴と認識してしまうことだろう。まさしく圧巻のレインブーツ。藤巻百貨店への威風堂々たるデビューをとくとご覧いただきたい。

■「品質本位」で“ニッポン靴の最高峰”へひた走る
時は2001年。数多のアパレルメーカーが服飾雑貨に注力しようと群雄割拠する中で、「三陽山長」の前身である「山長印靴本舗」が、シューズプロデューサー・長嶋正樹氏によって立ち上がる。海外に負けない、最高の日本製革靴を作るというテーマと、圧倒的なまでの美しい仕上がりは瞬く間に話題を呼んだ。「わが国には、世界のどこにも負けない、靴作りの技があるのだ」そんな確信とともに、彼らのモノづくりに共鳴した「三陽商会」がタッグを組み、「三陽山長」の歩みは始まった。「スタートから20年がたった今も、変わらないのは『品質本位』というコンセプト。世界に通用する匠の技で、永遠に受け継がれるモノづくりを目指し続けています」とブランドマネジャーの猿渡（えんど）氏は話す。その言葉通り、彼らの描き出す一足は、時代にも流行にも流されない。どこまでもクラシカルな姿で、永遠の美を物語る。

■濡れずに美麗に。圧巻のディテールが放つ本物の風格
素材はPVC（ポリ塩化ビニル）素材。防水性がありながら、上質なインポートレザーのような豊かな質感が特徴だ。フォルムは「三陽山長」の銘品を支えてきた木型（ラスト）の中でも、ブランドを代表するマスターラスト“R2010”をベースにすることで、立体的な造形美とフィット感を実現。しかしながら革靴とは工程が違うだけに、開発には1年半もの時間を要した。「革靴は履いていくことで馴染んでいきますが、PVC素材ではそれは不可能。そのためR2010をベースにしつつ、ワイズなど細かいディテールの微調整を重ねて、履きはじめから馴染んだようなフィット感を作りました。」（猿渡氏）。見た目だけでなく、履き心地のフィット感まで革靴のように。これは20年にわたり、革靴を作り続けてきた「三陽山長」だからこそ実現できたことと言えよう。

■スーツにもカジュアルにも。雨の日こそ“良い靴”を履こう
もう一つの特徴はアッパーを袋形状で成形したのち、アウトソールを圧着させるスラッシュ式セメント製法である点。継ぎ目がないだけに、たとえ水たまりにバシャッと足を入れてしまっても、雨の中を長時間歩いても水の侵入はあり得ない。内部も通気性・透湿性効果のあるカップインソールを使用しており、靴内の蒸れを軽減するなど、快適な履き心地への余念がないところも嬉しい。雨がやんでも違和感なく履ける仕上がり故、スーツスタイルはもちろんのこと、チノパンやデニムなどを使ったカジュアルなスタイリングにもぴったり。梅雨のみならず、降水量の多い秋雨への対策にも申し分のないブーツは、オシャレでカッコいいレインスタイルを求めるなら一足は持っておきたい、極上の逸品である。