【坂本 優輝】心祈万海

故郷の海に祈りを捧ぐ神の刀
【第36回 江戸切子新作展】
江東区議会議長賞

【坂本 優輝】心祈万海

大正10年創業の「堀口硝子」を礎とし、伝統と技術を継承し続ける「堀口切子」。坂本優輝氏が江戸切子に興味を持ったのは高校生のころ。「堀口徹氏の作品に感銘を受け、江戸切子職人を志しました」と語る。棒状のガラスを削り、丹念に磨き上げ生み出したのは“刀”。「故郷の北海道留萌市の海のイメージを、刀というモチーフを通して表現しました」と坂本氏。持ち手の部分は水が流れるようなラインを意識。青と透きの二色を巧みに操り、刀の刃紋を表現した。とくに切っ先部分の鋭くも繊細なカットは圧巻だ。サンドブラストによる意匠は夕日をモチーフにしたもの。「海への畏怖と祈りを込めた刀をイメージしました。想像の余地を持たせた作品に仕上がったと思います」と語る。

プロフィール

【坂本 優輝】心祈万海

坂本 優輝
株式会社 堀口切子所属 切子職人
2017年 堀口切子入社
2023年 第35回 江戸切子新作展 東京都産業労働局長賞 受賞

アイテム詳細

素材:ソーダライムガラス
サイズ(幅×奥行×厚さ):732×48×25mm

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【坂本 優輝】心祈万海
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故郷の海に祈りを捧ぐ神の刀
1,500,000円