【FUJITO】Cargo Pants（WF1-P74）

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本格ミリタリーを現代的な解釈でアップデート。日常着として心地よく穿ける軽くてスマートな軍パンが完成！

■藤巻初のパンツは、洗練された大人のカーゴパンツ

福岡を拠点に世界へ発信するブランド「FUJITO」（フジト）のパンツが藤巻百貨店に初登場！古着のディテールを知り尽くしたFUJITOが作るカーゴパンツは、野暮ったさとは無縁の軽やかに穿ける一本に。シャツでもTシャツでも、スマートにスタイリングできる大人のカーゴである！

■日常着としてのカーゴパンツ、その真意とは

腰回りやワタリは膨らみ、裾にかけてややすぼまっていく軍パンらしい形。穿くとやや太めのシルエットで、気持ち短めの丈が軽快感を高める。いわゆる軍パンのズドンとした重厚なイメージとは異なり、気軽に日常的に穿ける6ポケットパンツだ。「ミリタリーパンツではあるのだけど、FUJITO的なモディファイを全体的に施して、軽みや抜け感を出しています」と代表の藤戸剛さん。

■伝統的な軍パンを現代にアップデートして使いやすく！

日常着として形のブラッシュアップの他、例えばこんなところにも洗練感が見られる。スナップボタンのフロントは、ボタンフライが本来的な仕様だが、より実用性を意識してのチェンジ。ファスナーにしてもいいところを、オリジナルであるボタンフライを連想させるスナップにしているのは軍パンの歴史への敬意からか。腰の内側にはドレスのスラックスのディテールである「マーベルト」を仕込む遊び心も。形状を保ち、インしたシャツをはみ出しにくくするといった実用的な一面もある。

腰のサイド部分にはアジャスターを付けており、ベルト無しでもワンサイズ程度締めることができて便利。股にはマチを付けて動きやすくしている。これはアウトドアパンツのディテールを取り入れたものだ。

■リップストップ生地を採用。軽いのに耐久性が高い！

素材はコットン100％のリップストップ生地。リップストップは格子状に織り込んだパターンを持ち、引き裂き強度や耐久性の高さに特徴がある。ライトウェイトのパンツでもこの特徴のおかげで耐久性をさほど気にすることなくガシガシ穿き込めるのはうれしいポイント。

■20年以上ストリートウェアを作り続けるフィロソフィー

FUJITOは2002年にスタートしたブランド。デザイナーの藤戸剛さんが若い頃に薫陶を受けた古着・ワークウェア・ミリタリーウェアのデザイン、そしてかつてのDCブランドが持っていたオーバーシルエットの空気感をうまく編集し、独自のウェアを発表している。設立当初からアイコニックなデザインより「普通に着られる」「飽きが来ずに長く着られる」「シンプルで着心地がいい」ものを志向してきた。とはいえ単に普通のウェアでは弱い。そこで藤戸さんは、自ら店頭に立ち、直接ユーザーの声をヒアリング。素材選びやパターンなどに自身が感じ取った今の時代の気分を反映させていく。こうして「まさに今、こういう服が着たい」と思えるものをリリースする。

ファンからは「FUJITOは何枚持っていてもついつい買い足してしまう」と最高の評価を得ている。日本はおろか、パリやロンドンなど海外でも20店舗ほど取り扱いがあり、世界中で評判のブランドだ。

■スタイリングに悩んだらこれ！穿けばキマる特別なパンツ

軽量な着用感やスマートフォルムは、春夏秋を通したカジュアルパンツとして重宝する。カーゴパンツはTシャツなどのシンプルなトップスとスタイリングの相性がよく、春夏は特に出番が多くなりそう。春先や秋口のやや涼しい日は、ニットやブルゾンなど丈の短い上着を羽織り、ボトムの印象を前に出しながら穿きこなしたい。テーラードジャケット＋カーゴパンツの定番の合わせもおすすめだ。穿き込めば、やがて古着のような唯一無二の風合いに。その日を楽しみにガンガン使おう。