【FUJITO】B/S Shirt

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こんなカジュアルシャツが欲しかった。普段着が上品に決まる、FUJITOの傑作

■ラクで素敵！いま大人が着たいのはこんなシャツ

福岡を拠点に世界へ発信するブランド「FUJITO」（フジト）が毎シーズン展開し、ミドル世代の男性から圧倒的な支持を得ているのがこのシャツ。細身でもガッチリ体型でも美しく見えるリラキシングなサイズ感を持ち、普段使いできるカジュアルシャツでありながら、凡百のドレスシャツがひれ伏すほどの作りと仕立ての美しさで、着る人をたちまち上品な大人に変えてしまうチカラがある。新作のデニムシャツ「Used Blue」を要チェック！

■リラックス×上品、ミドル世代に最も適したシャツ

ふっくらとしたシルエットながら野暮とは無縁。むしろ余裕のある大人の品が滲み出るのがこのシャツのスペシャルな点だ。やや広い身幅、ストレスのない着心地で肩はナチュラルドロップ。全体のバランスを見極めて繊細に引いたパターンで、ドレープ感や落ち感を豊かに見せ、上質な大人の気配を醸し出す。

着ていてラクなのに、服装を気にする場所にも行けてしまうきちんと感もあり。細身でも小柄でも、ややお腹が出ていても、素敵に見えるのがFUJITOのシャツ。洋服好きのミドル世代がハマるブランドというのも納得だ。

■フェード感に誘われる「Used Blue」。デニムの美がここにあり

中でも注目なのが、新登場のデニムシャツ「Used Blue」。柔らかな8オンスデニム素材を用いてエイジング感を出し、古着のようにフェードした表情がたまらない。いざ着てみれば、ビシッと決めすぎない、どこか隙のある親しみやすい人物の印象になる。絶妙なエイジング加減とシルエットのおかげで清涼感があるのもFUJITOならではだ。

襟はベーシックに使える小さめのレギュラーカラー。背中のヨーク部中央はギャザー仕様にしていて、自然なドレープでふっくらとさせ、色気のある後ろ姿を演出する。上品だけれど親しみやすく、カジュアルウェアなのにドレッシーな気配だ。

袖や襟にはデニムらしい色落ちや、ステッチ由来のパッカリングが出ているのも古着のディテール。メタルボタンなのも特徴で、全体的にどこか洗練された雰囲気を漂わせている。メタルとユーズド感のあるデニムとの対比も素敵だ。

■こちらもオールシーズンOK！シャリッと気持ちいい3種のシャツ

シャンブレー素材の淡いブルーで、ステッチは白、ボタンも白蝶貝。ベーシックな印象のシャツだからオフィスカジュアルでも活躍しそうだ。

こちらは打ち込みの強いタイプライター生地を使用。独特のハリとコシがあり、シャリっとした風合いでシーズン問わず着れる。アーシーな色あいでミリタリーの雰囲気もあり、ジーンズやカーゴパンツと合わせたくなるカジュアルシャツだ。

「Terracotta Stripe」はレンガ色のベースに白とブルーのマルチストライプが入った生地で、ボタンは黒蝶貝。大人の遊び心を感じさせるストライプシャツという印象で、秋に濃色パンツと合わせて着たくなる。

■Made by 唐津。シャツメーカーの縫製に刮目！

こうしたバランス感覚に優れたウェアは、FUJITOデザイナーの藤戸剛さんが若い頃に薫陶を受けた古着・ワークウェア・ミリタリーウェアのデザイン、そしてかつてのDCブランドが持っていたオーバーシルエットの空気感に由来しているという。古着のディテールとドレスシャツの技法をうまく編集しながら、今っぽいムードをプラスした。

このような、世の中に存在しない独自のシャツを作るためには、藤戸さんのイメージを形にする具現化能力と、シャツへの豊富な知識、精度の高い技術が必要だ。それをできるのは、藤戸さんが全幅の信頼を寄せる佐賀県唐津のシャツメーカー。他とは違うFUJITOの作りはここの縫製があってこそ。

シャツの縫製は、1インチあたり21針もの極限までに細かなステッチを、しかも生地の端ギリギリに入れている。こうすると、ワンウォッシュした際にステッチ周りに少しの縮みや歪みである「パッカリング」が生じて、古着を思わせる表情が生まれる。パリッとしすぎない自然なカッコよさの理由だ。

■20年以上ストリートウェアを作り続けるフィロソフィー

FUJITOは2002年にスタートしたブランド。当初からアイコニックなデザインより「普通に着られる」「飽きが来ずに長く着られる」「シンプルで着心地がいい」ものを志向してきた。とはいえ単に普通のウェアでは弱い。そこで藤戸さんは、自ら店頭に立ち、直接ユーザーの声をヒアリング。素材選びやパターンなどに自身が感じ取った今の時代の気分を反映させていく。こうして「まさに今、こういう服が着たい」と思えるものをリリースする。

ファンからは「FUJITOは何枚持っていてもついつい買い足してしまう」と最高の評価を得ている。日本はおろか、パリやロンドンなど海外でも20店舗ほど取り扱いがあり、世界中で評判のブランドだ。

■そして最高の普段着へ。このシャツで品のある大人を目指そう

ディテールは凝りに凝っているものの、それを知らずとも着るだけで素敵に決まるのがFUJITOのシャツ。ここぞのシーンではなく、普段着でサラッと着こなすのが何よりカッコいい。季節を問わない素材だからオールシーズン着れて、ジャストめでもちょっと大きめでも、袖のロールアップさせてもOK。デニム、ホワイトパンツ、カーゴパンツ、スラックスなど、タイプも太さも思い思いのボトムでコーディネートを楽しんで！