【酔鯨酒造】純米大吟醸 IZA

【至高の食中酒】料理人も大絶賛の旨味と香り！感嘆の声が上がるプレミアム純米大吟醸

この度、酔鯨酒造が挑んだのは、これまでとは違う“新たな酒造り”。その舵取りを担うのは、海外のコンペ等で数々の受賞歴を誇る明神杜氏。藤巻百貨店とタッグを組み、酔鯨が新たに導入した小ロットタンクで初めて仕込む【個性派日本酒】の第一号だ。

商品のモノ語り・モノづくり
6つのポイント！

① いよいよ完成！酔鯨×藤巻コラボ純米大吟醸第二弾！

酔鯨酒造と藤巻百貨店が初めてタッグを組んだのが2017年のこと。第一弾として発表した「彩-Irodori-」は、一本2万円を超えるプレミアム酒ながら200本が即完売。大きな反響を生んだ。そして今回、酔鯨酒造×藤巻百貨店による「純米大吟醸プロジェクト」第二弾が始動！ゼロから商品開発を行い、「酔鯨＝芳醇辛口」のイメージを覆す一本がここに完成した。

今回酔鯨は、少量生産に対応したサーマルタンクを新たに導入。小ロッドだからこそできる自由でチャレンジングな酒造りに乗り出した。目指したのは、酔鯨らしさがありつつも、これまでの酔鯨にはなかった個性派な味わい。酔鯨の個性派日本酒第一号の幕開けである！

② 一口飲むと広がるフルーティーな香りと旨味、だけどキレがいい！

酔鯨といえばキリッとした「芳醇辛口」が特徴。しかし今回酔鯨が目指したのは、旨味がふくらむインパクトのある味わい。そのカギを握るのが、酒米と酵母だ。

■日本酒の味わいを決める酒米について

酒米は、日本最古の原生品種の酒米として知られる「雄町」。酒米の代表格である「山田錦」や「五百万石」のルーツとなった品種であり、その栽培の難しさ・収穫量の少なさから一時は“幻の酒米”とも言われた。ふくらみのある味わいと最古参らしい野性味が特徴で、造り手の技量が反映されやすいため“蔵泣かせ”“杜氏泣かせ”の酒米とも言われている。今回はこの「雄町」を精米歩合45％まで磨き上げた。

■香りの素となる酵母について

酵母はバナナ系、リンゴ系両方の香りをバランス良く持つ、香り立ち豊かな高知酵母「AC-17」を使用。

ひとくち含めば、やわらかな香りが鼻を抜け、「雄町」ならではの旨味、濃醇でふくよかな味わいが口の中に広がる。最初のインパクトとは裏腹にキレの良い後味に仕上げることで、酔鯨らしい料理に合う一本に。

「定番の刺身はもちろんですが、西京焼きなどと合わせてもいいですね。キレがいいので飲み飽きず、ますます食事が進みそうです」（人形町・寿司処「浮舟」大将 吉川鎌伺さん）

③ 鑑評会レベル！ハイエンドかつ丁寧な仕込み

「IZA」は、酔鯨の商品の中でも「HIGH END COLLECTION」を中心に製造する土佐蔵で造られる。

今回のプロジェクトのために、約700Lの小ロットサーマルタンクを新導入。「IZA」がこのタンクで初めて仕込む酒となる。

土佐蔵では、精米から商品瓶詰後の冷蔵保存に至るまで、一気通貫して製造が行われる。精米前の玄米のコンディション管理に始まり、醸造に欠かせない温度・湿度管理、最適な醗酵環境の整備など、徹底した管理の下で酒造りを行う。

数ある工程の中でも、今回特にこだわったのが「火入れ」の工程だ。火入れとは、酒の香りや味を安定させ、酵素のはたらきを止めるために加熱を行うこと。大きなタンクで効率よく行われることがほとんどだが、「IZA」では瓶に酒を詰めた状態で小さな釜で熱を加えていく「瓶燗火入れ」を採用した。そうすることで、温度のムラがなくなり、フレッシュかつ美味しい状態でお届けすることが可能に。非常に手間がかかるため、高級酒や鑑評会（コンペ）でしか採用されない手法だ。

④ 己を鼓舞し、士気を高める酒「IZA」

「IZA」という名前は、「いざ出陣」や「いざ行かん」などの“いざ”から取ったもの。新たな物事に強い心で挑む姿勢を表現しました。ラベルは、藤巻百貨店を象徴するブルーで爽快なイメージに。

その周りをぐるりととり囲むのは、八匹のとんぼだ。前にしか進まないことから、決して退却をしない「不退転」の精神を表すものとして、戦国武将の武具や家紋に用いられてきたとんぼ。今も、勝利を呼び込む縁起柄として広く親しまれている。

⑤ 新年の景気付け、門出の祝いに！

香辛料を使った料理や脂の多い料理など、味の濃い料理にも合うので宴会の席にもオススメです。忘年会や新年会、決起会や栄転祝いなどを彩る一本にいかがだろうか。

士気を高めるネーミングと縁起の良いラベルは、門出のギフトにもぴったり。お歳暮やお年賀などにもオススメ。

商品開発の詳細

■高知県で150年以上続く老舗酒蔵

酔鯨酒造は1872年の創業以来、坂本龍馬が愛した桂浜からほど近い、高知市長浜の地で酒造りを営んできた。1980年代に吟醸酒に力を入れ始め、全国的にその名を知られるように。蔵の意識改革をはじめ、国外へ積極的に酒の輸出を行うなど、酒造りとその発信においてチャレンジの姿勢を貫いている。

■「Enjoy SAKE Life」世界の⾷卓に酔鯨を！

酔鯨酒造では「Enjoy SAKE Life」をテーマに、世界中の方々にお酒の美味しさや楽しさを届けたいと考えているという。「世界中のより多くの食卓に笑顔を届けたい！」という想いから、常に新たな味わいを追求している。

■酔鯨酒造×藤巻百貨店による新たな挑戦！

その想いから生まれたのが、酔鯨酒造と藤巻百貨店のコラボ純米大吟醸の第一弾「彩-Irodori-」。極上の味わいを目指し“３つの酵母”を配合という規格外の手法で醸造し、世の酒好きを大いに驚かせた。

さらに、“日本酒×フルーツ”の組み合わせで新たな日本酒の楽しみ方を提案するSAKEスパークリングを開発。和食のみならず、フレンチやイタリアンなどとも合わせられる一本は、日本酒好きの方はもちろん、これまで日本酒に馴染みのなかった方からも好評を得た。

そして今回、「もっと“攻め”の姿勢で日本酒を造りたい」という強い想いから、少量生産に適したサーマルタンクを新たに導入。味わいの幅が広がれば、それだけ日本酒の裾野も広がる。数々のコラボを通して信頼関係を築き上げてきた藤巻百貨店と再びタッグを組み、新たな酒造りの一歩を踏み出した。

新商品のコンセプト・シーン

インパクトのある味わいと、縁起満点のブルーラベル。飲んだ人の心が奮い立ち、パッと華やぐ一本を目指した。

自宅で楽しむのはもちろん、行きつけのお店に持ち込んでみるのもオススメ。プロの料理と共に味わう「IZA」は絶品。周囲の注目を集めること間違いナシ！
※飲食店への持ち込みは事前にお店へご確認ください。

商品の背景

■新しいことに挑戦する人を元気づけたい！

人生は決断やチャレンジの連続！そんな時に、己を鼓舞し景気づけてくれる日本酒があったなら…。そんな想いから生まれたのが「IZA」だ。

■ガッツをつけたい日に相応しい究極の食中酒を！

気合を入れたい時に食べるものといえば、やっぱり“ガッツリ系”。濃い味に負けないインパクトのある味わいと爽快なキレで、食事がぐんぐん進む。焼き肉や中華、エスニックなどとも合わせて楽しめる。

■想いを込めたパッケージとネーミング！

「IZA」のネーミングやパッケージデザインは藤巻百貨店のアイデアをベースに共同で考案。数々の商品プロデュースを通し、豊かなライフスタイルの提案を行ってきた藤巻百貨店の知見が存分に生かされている。

職人・クリエイター
モノづくり

海外のコンペでも数々の受賞歴を誇る明神杜氏

大学院で農学研究科修士課程を修了したのち、“お米を原料にしたお酒から、フルーティーな香りと味わいを感じる”というギャップに深い興味を持ったことがきっかけで酒造りの世界へ身を投じた明神杜氏。1997年に酔鯨酒造に入社し、2017年に杜氏に就任。以来、国内外の数々のコンペで受賞歴を重ねてきた。
「酔鯨らしさの本質とは何かを常に意識しながら、酔鯨のお酒造りを通じて高知の食文化と日本酒の美味しさを世界に広めていきたいと考えています」（明神氏）。

■今回のチャレンジを振り返って

「酔鯨といえば芳醇辛口ですが、今回の酒はあえてそこは意識せず、ガツンとしたインパクトのある味わいを狙いました。旨みが強く、酸味も高い、いわゆる“濃い酒”に仕上がっています。それだけだと香りが負けるので、吟醸香が全面に出てくるよう酵母にもこだわりました。普段、酔鯨を飲みなれている方ほど驚かれるかもしれません」（明神杜氏）

「口に含んだ瞬間のインパクトが強いですよね。普通なら焼肉にはワインやビール、中華には紹興酒なんかを合わせますが、このIZAも負けてない。中華やエスニックに合わせたくなる日本酒っていうのは新鮮。これは、新たなチャレンジです！」（中村）

最後に

明神杜氏は語る。
「スッキリしたいつもの酔鯨のお酒ではなく、香り、酸味、甘味、それぞれが重厚感のある、より濃醇な味わいのお酒にチャレンジしました。
当初の思惑通り、南国系の濃厚なフルーツを連想させる香り、しっかりとした酸味と甘味を感じる濃厚な味わいのお酒に仕上がっています。
お酒単独でも十分に美味しくいただけますし、濃い味付けの料理にも合うお酒となっております。」