すべての印伝ファンに贈りたい
希少な「更紗」シリーズを数量限定発売!
■印傳屋 上原勇七の「更紗」シリーズの別注モデルが誕生
鹿革に漆で柄付けを施した革の伝統工芸品の印伝。江戸時代、遠祖上原勇七(現十三代)が鹿革に漆付けをする独自の技法を創案。これが甲州印伝の起源といわれる。以後、「印傳屋 上原勇七」が代々技術を伝承し、進化を続けてきた。同社の専務取締役・上原伊三男氏が「印伝はたくさんの人から愛されているアイテム」と語るように、エイジレスなアイテムとして知られつつある。そして今回初登場するのが「更紗」と呼ばれるシリーズだ。藤巻百貨店が普段扱う印伝とはまるで異なるその表情に、バイヤーがひとめぼれ。「印傳屋」の直営店ほか、ごく一部の店舗でしか取扱いできないスタンスながら、「どうしても扱いたい!」との思いが通じ、限定数での入荷が実現! 藤巻百貨店のファンへ最高のプレゼントとなった。
■「亀甲」を三つ組み合わせたその意味とは
シックな色の鹿革に色漆をのせる通常の印伝とは趣が異なり、きらびやかな色の世界を展開するのが「更紗」の特長。こちらも古くから伝わる伝統の印伝であり、「更紗」の名の由来はインド伝来の更紗模様に似ていることからその名が付いたと言われている。三方に飛び出すような印の柄は、吉祥文様である「亀甲」の柄を三つ組み合わせたもので、戦の神・毘沙門天の甲冑に使われていることから「毘沙門亀甲」と呼ばれている。勇ましいいわれのある神だが、「毘沙門亀甲」はどこかかわいらしいパターンでそのギャップも楽しい。形は大人気の「合切袋」。手提げとしてもバッグインバッグとしても使える優れもので、グリーン革のシリーズでは初回分が早々に完売となった。
■一色一色塗り重ねる手間が、絢爛豪華な柄を生む
更紗はその技法についても、通常の印伝とは異なる。明るいカラーの鹿革に一色ごとに型紙を変えて、何度も色を塗り重ねていくことで、目にも鮮やかな色彩の調和が生まれる。要は浮世絵などの多色刷り版画と同様の方法で、浮世絵に刷りだけを専門に行う「刷師」がいるように、「更紗」も均等に色をのせるには熟練職人の高度な技術と手間を要する。それだけのものだから、なかなか世に出回ることが少ないのもうなずけよう。「毘沙門亀甲」では赤・青・緑・黄・黒の5色を塗り、ツブツブとした細かい黒漆を重ねていった結果、よく見る小紋柄とは少し違った、エキゾチックな雰囲気さえ漂う独特な印伝となるのだ。
■シンプルな服装に印象づける、華のある「更紗」
クールな印象の通常の印伝は、和装からスーツまであわせる服装を選ばないのが強み。そしてそれはこの多色使いの「更紗」についても変わらない。むしろ特徴的なデザインがワンポイントとなり、トラッドな服装には特に「ハズシ」のアイテムとして使えそうだ。赤・青・緑・黄・黒のいずれかの色を拾ってコーディネートすれば、まとまりのあるカラーリングの装いが完成するだろう。和装でものを持ち歩く際は、男性の場合は合切袋を使うことが粋とされるので、初詣や夏祭りなどに和装で参加する方は必見。他の人とはちょっと違う合切袋を持つ楽しみもある。「印傳屋 上原勇七」でも限られた数しか製作しない「更紗」を、この機会にぜひ手に入れてみて。
※箱の色は茶またはグレーとなり、写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
仕様:内側にファスナーポケット×1
素材: 表/鹿革、漆、顔料、正絹(紐部分) 裏/コットン35% ポリエステル65%
サイズ:縦約265mm×横約190mm×マチ幅約50mm
重量:118g
梱包サイズ:縦285mm×横198mm×厚さ27mm
※淡色製品のため、濃色製品と比べ汚れが吸着しやすい可能性がございます。革の表面に汚れがついた場合は、ベンジン、クリーナー、ワックスなどを使わずに、乾いたやわらかい布で拭き取ってください。
※漆および顔料は長期間のご使用中に割れたり剥がれたりすることがあります。また、強く折り曲げたり、引っ掻いたりした場合も同様です。
※鹿革は角ズレなどによる傷があり、自然の模様として活かされます。
※鹿革は一枚ごとに性質が微妙に異なるため、浸染による色調に多少差異が生じます。
※水ぬれや摩擦などにより、衣服に色移りすることがあります。
このアイテムのレビュー
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