シックに艶めく銘革ブッテーロをポケットに
スリム×高機能!お札を“たたまない”ミニ財布
■ミニだからって妥協は不要。“財布はポケット派”に新たな選択肢!
出かける時はできるだけ身軽がいい。そんな手ぶら志向の諸兄から根強い人気を集めるのが、ヒップポケットにサッと収まるL字ファスナー財布である。確かに持ち歩きには便利だが、「中身を入れるとすぐにパンパンに」「お札を折り畳むのが面倒」といった小さなストレスを抱えている人も多いのではないか。今頷いたそこのアナタ、今回登場する「Munekawa(ムネカワ)」の財布が、そのイライラを解消してみせましょう!
■小さくても使いやすい!ファンの声から生まれた“Cram”
ことの発端は「コンパクトなL字ファスナー財布が欲しい」というファンの声だった。「小さいサイズ感でも、使い心地を損なわないような機能的なコンパクト財布を作りたいと思い、Cramを製作しました」と語るのは、代表の宗川佳弘氏。“Cram”は「詰め込む」という意味。その名の通り、このスリムな外観からは想像もつかないほどの収納力を備えているという。でも一体どうやって…⁉ その秘密は「Munekawa」が編み出した独自構造に隠されていた。
■“長い年月を共に過ごせる道具作り”がテーマ
大阪にアトリエショップを構える「革工房Munekawa」。日々生み出されるのは、道具として長く使える“丈夫さ”と“優れた機能”を兼ね備えた革製品たちだ。「作業中に起きた失敗や偶然が、ものづくりのアイデアにつながる」と宗川氏。「少量生産だからこそできる細かな工夫が、私たちの製品の機能性や耐久性を支えています。使う方にとって長い年月を共に過ごす“なくてはならない愛着ある一品”となってくれれば」と語る。
■独自の目利きで革を見極め、仕立てる
「汚れやキズも味になり、使うほどに高級感、重厚感が増していく…。そういった変化を愉しめる素材は革以外にないと思いますし、それが革の一番の魅力だと思います」と宗川氏。数多くある革の中から上質な素材を厳選し、極力パーツを減らすことで壊れにくく・修理可能なものづくりを追求。裏地にまで革を使用したり、コバの磨きにこだわるのも、革製品としての美しさや耐久性を追求しているからに他ならない。
■お札をたたむ手間とはサヨナラ!独自構造でサクッと収納!
Cram最大の特徴が、お札を小銭入れの下にくぐらせる“U字構造”だ。「L字ファスナー財布は、一般的に紙幣を折りたたんでしまうものが多いと思いますが、使用している方から“ファスナーが紙幣を噛んでしまう”という話をよく聞きます。そこでこのU字構造を思いつきました」(宗川氏)。お札を折りたたまずにサッと挟むだけでOKというのはなんとも画期的。また、小銭入れを浮かせたことで底が浅くなり、小銭の取り出しやすさもUPした。
■主役は銘革ブッテーロ!他にはない艶感のヒミツとは…
レザーはイタリア産のタンニン鞣しレザー「ブッテーロ」。ハリ・コシが強く、長年の使用に耐える頑丈な革だ。染料で染め上げた肌は透明感があり、豊かな経年変化を味わえる。ブッテーロと言えばややマットな質感が特徴だが、そこにさらにオリジナル加工を施すのが「Munekawa」流。イタリアから届いた革を、高圧アイロンで熱を加えて焼きしめる。そうすることで更に革の強度が増し、素材本来の自然な光沢が出てくるという。
■たくさん入れてもスリムを維持!0.1mm単位の緻密設計!
紙幣約15枚、カード約7枚、コイン約15枚と、収納力は文句ナシ。驚きなのが、これだけ入れてもスリムさを失わないということ。革のパーツ数を少なくし、それぞれの革の厚みを0.1mm単位で調整することで綿密に全体のシルエットを作り上げているのだ。また小銭スペースを必要最小限のサイズに留めることで、財布に厚みが出ないよう配慮。カードスリーブの奥の角にはカッティングを施し、複数枚のカードも奥まできっちり差し込めるようになっている。
■見やすい&取り出しやすい!ストレスフリーな財布ライフを
もうひとつ着目してほしいのがファスナーだ。従来のL字より1cmほど長い“J字型”にすることで、がばっと大きく開くように。小銭入れとマチが一体化しているため、ワンアクションで小銭、紙幣、カードを見渡せるのだ。コンパクトかつ機能的なデザインは、これまでの“ミニ財布ライフ”をより快適にしてくれるはず。世代男女を問わず、おすすめしたい逸品である。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
Size:H95 × W100 × D17(mm)
Weight:55g
革(表側):牛革
革(裏側):豚革
製造:日本
革の個性を感じられる透明感のある表情が魅力の植物タンニンなめし革を使用しています。
シワや血管の跡などがみられる場合がありますが、品質に問題はありません。
一点一点、異なる表情を楽しんでいただければと思います。
※2023年9月14日販売分より、ファスナーをYKK EXCELLAに変更しました。