【Munekawa】 keyring　シューホーン

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日常の必需品と男のエチケットアイテムをお洒落にさりげなく持ち歩く
やわらかさと張りをあわせ持つ二枚革のキーリング

■ハンドメイドにこだわった素材が生きる革小物
大阪にアトリエショップを構える「革工房 Munekawa」。同アトリエでは“愛着の沸くものづくり”をテーマにハンドメイドにこだわった鞄や財布、小物などの製作、販売を行う。皮革卸業を営んでいた父親の影響で、幼い頃から革に触れる機会が多かったという宗川佳弘氏曰く「私自身、製作のノウハウは独学でのスタートでした。はじめは鞄や財布をばらして、革の組み方や厚みの調整の仕方などを研究しました」。現在も自らイタリアに買い付けに行くなど、使うほどに様々な表情をみせる革の魅力を伝えるべく、精力的な活動を続けている。

■革本来の表情が活きる、独自の加工
「パープル」や「ブルー」など染色がほどこされたアイテムには、最高級のイタリア産・植物タンニンなめし牛革を使用。革の自然な表情を活かすため、透明感が出るような絶妙な風合いに染め上げる。その後、革の表面に高圧アイロンで熱を加えて焼しめる。加工をすることで革に張りが生まれ、強度が増し、革本来の自然な光沢が出る。表面の凹凸がつぶれることでできる経年変化で、より美しいツヤ感が増す。「ナチュラル」には、ベルギー産の植物タンニンなめしの生成り革を使用。丁寧に時間をかけて製革されたキメ細かな吟面（革の表面）は、手に吸い付くような上質な使用感をもたらす。完成された革にさらに手を加える工程は、同ブランドならではの作業と言える。完成された革にさらに加工を加える工程は、同ブランドならではの作業と言える。

■美しい所作を生み、エイジングをともに楽しむ
「商品に愛着を感じながら、すべての工程を手作業で行っているんです」。そう語る宗川氏は、愛すべき商品に思いを込める。「使う人が“修理をしてでも長く使いたい”と思えるモノを発信し続けていきたいです。私が革を選ぶ理由のひとつに挙げるポイントは、経年変化の仕方です。エイジングによる色褪せやくすみがなく、使い込むことで光沢と美しさが増していく革を使い、加工をほどこしています」（宗川氏）。イタリアのトスカーナ地方で作られた最高級の植物タンニンなめし革を使用したしなやかな革小物は、人の動作に寄り添い、エイジングとともに個性を発揮していくのである。

■携帯性を重視した、さりげない大人の革小物
キーホルダーとしてはもちろん、とっさの場面での靴の脱ぎ履きをスマートに魅せる靴べらとしても使える「キーリング」。本品の最大の特徴は、革の内側に“あえて”芯材を入れないこと。芯を使わずに上質な二枚のスムースレザーを曲げながら貼り合わせて縫うことで、やわらかさと張りが生まれ、ポケットに入れても違和感なく持ち歩くことができる。二枚革が生んだ独特の美しい曲線を踵にあてると、靴の中にすっと足をおさめてくれる。また、ステンレス×革素材でありながら10gという携帯に便利な軽さもうれしい。実用性と機能性を兼ね備えた本品は、出先で靴を脱ぐ機会の多い方へのプレゼントやバレンタイン・誕生日など、女性から男性への贈り物としても喜ばれること間違いなし。