【中村園】ティーバッグセット（12包入り）

【藤巻限定】フレッシュな香りと豊かな味わい！ お茶の名産地・福岡八女で生まれた、安心・おいしい国産ハーブティー

ティーバッグ12包（2種類×6包）を専用ボックスに入れてお届け。年齢や性別を問わず楽しめるので、ギフトに選べば喜ばれること請け合いだ。軽くて持ち運びしやすいところもうれしいポイント。

■お茶観が変わる！茶所「八女」から届いた衝撃のハーブティー

フレッシュなハーブの香りに心が躍り、豊かなお茶の味わいに思わず優しい笑みがこぼれる。ハッとするおいしさがありながら、それでいてクセが無く飲みやすい。そんな驚きのハーブティーが、福岡県八女市にある。藤巻百貨店初登場となる「中村園」では、栽培から乾燥、販売まで、ハーブの自社一貫生産を実現。日頃からハーブティーを楽しんでいる人も、あまり馴染みのない人にとっても、全く新しいお茶の世界が広がるはずだ。今回は、藤巻のバイヤーがセレクトした2つのセットがお目見えした。

■豊かな香りと甘み。600年の歴史を持つ福岡「八女茶」

福岡県八女市を中心とする筑後地方は、「八女茶」の生産地として有名だ。八女茶の歴史は古く、室町時代の1423年に中国から伝わったのが始まり。肥沃な土壌、適度な降雨など、お茶の栽培に適した自然環境が整っており、特に昼夜の寒暖差によって生まれる霧は、上質なお茶を育むうえで欠かせない要素のひとつ。豊かな香りと甘み、コクを持つ八女茶は、日本はもとより、海外でも高い人気を集めている。

■地元紙屋の5代目が目指す「地域を生かしたものづくり」

代表の中村健一氏率いる「中村園」がお茶栽培に参入したのは2016年のこと。実は中村氏は、八女市で明治から続く製紙会社の5代目。経済産業省に9年ほど勤めた後、故郷に戻り家業を継いだ。その傍らで新規事業として立ち上げたのが「中村園」である。「かねてから“地方創生”に興味があったんです。そこで思いついたのが農業。ゆくゆくは漢方や生薬を手掛けたいという想いもあり、だったら地元名産のお茶から始めようと思ったんです」（中村氏）。

中村園が追及するのは、個人的経験と勘のみに頼らない、科学的根拠に基づく農業。既存のやり方にこだわらず、すべての作業履歴を管理・共有し、徹底して数値化。常にブラッシュアップをはかり、品質向上に努めている。漢方薬の原料となる生薬と同じ品質管理で作っているため、食品としての安全性は折り紙付きだ。農業界では若手と言われる30～40代が中心となって働いており、現場はチャレンジングな気概に満ちあふれている。

■始まりは「ミント緑茶」。安全でおいしいハーブを作りたい！

創業当初、他社との差別化を図るために考案したのが八女茶にハーブを混ぜた“ミント緑茶”だった。「それが好評でした。当時は日本茶×ハーブという組み合わせは珍しかったんです」と中村氏。国内で流通しているハーブの多くは海外産。そこで直面したのが輸入ハーブの品質の不安定さだったという。おいしいお茶を安定して提供するにはどうすればいいのか―。悩んだ末辿り着いたのが、ハーブの完全自社栽培だった。

■フレッシュハーブの色、香り、味わいをそのまま閉じ込める

お茶の味わいを大きく左右するのが乾燥の工程だ。中村園では、品質のばらつきの原因となる天日干しは行わず、ハーブの種類ごとに湿度や温度を管理できる乾燥機を導入。低温の温風によってじっくり乾燥することで、雑味やえぐみを抑え、茶葉に含まれる成分の揮発を防いでいる。

福岡女子大学との共同研究では、一般に流通している海外産ハーブに比べ、中村園のハーブには約2倍の有効成分量が含まれていることが実証された。他にも、乾燥が完了するまでの間に微生物が繁殖するのを防ぐため電解水装置を導入するなど、安全と品質に細心の注意を払っている。

■自信があるから「最小限」。個性を引き立てるこだわりブレンド

市販のハーブティーは7～8種類のハーブをブレンドしているものも多いが、中村園では2～3種類と最小限に留めている。その理由は、ハーブの味わいをちゃんと感じてほしいから。ひとくち口に含めば、ブレンドティーならではの多層的なおいしさの向こうに、それぞれのハーブの個性をくっきりと感じることができるはずだ。

一般的なブレンドティーは、数種類の原料を混合攪拌してからティーバッグに加工するため、ブレンド比率が均一にならないことも。そこで中村園では、それぞれの原料をより細密に計量できる機械を導入。一包ごとに味のばらつきが出ないよう細部までこだわり抜いている。

■藤巻限定！「ノンカフェイン」「低カフェイン」の2セット

今回は藤巻バイヤーセレクトによる【ノンカフェイン】と【低カフェイン】の2つのティーバッグセットをご用意。
【ノンカフェインティーバッグセット】は、定番人気の「レモングラス×ローズマリー」のブレンドと、「ジャーマンカモミール」単一のシングルハーブティーをセレクト。中村園が育んだ国産ハーブの味わいを余すところなく楽しめる。カフェインを摂りたくない人におすすめだ。
【低カフェインティーバッグセット】は、八女産の特上煎茶に爽やかなペパーミントを合わせた「ペパーミント×八女特上煎茶」と、希少茶葉「べにふうき」を使用した八女和紅茶にカモミールを合わせた「カモミール×八女和紅茶」をセレクト。紅茶や煎茶の味わいがベースにあるため、ハーブティーに馴染みのない方でも飲みやすい。
ハーブはすべて自社栽培。紅茶や煎茶は、産地証明がしっかりなされている地元の協力農家が手掛けたものを使用している。

■お茶が変われば、暮らしが変わる。大切な人へのギフトにも

朝の目覚めや食後の一杯、仕事や家事の合間に…。日本人の生活と切っても切り離せないお茶。何気なく飲んでいた一杯を“こだわりの一杯”に変えるだけで、QOLはグッと上がる。ティーバッグなので、家や職場など場所を選ばず気軽に楽しめるのもうれしい。ボックス入りの藤巻限定セットは、ホワイトデーや送別の贈り物などにもおすすめだ。