フルレザー×機能性×日本最高峰のモノづくり! アクセントカラーに心躍る、メゾン級の品格を纏うトートバッグ
シンプル、だが一味違う。老舗工房の技が光るレザートート
日本製革バッグの隆盛を支えてきた老舗メーカーによるファクトリーブランド「Flathority」(フラソリティ)をご存じだろうか。彼らがこのたび送り出してきたのは、この時代に愛されるバッグの姿を見据えたトートである。
贅沢なフルレザー。さりげなく内側から覗く、アクセントカラーが個性を引き出す。シンプルでありながら、どこかクラシカルで重厚感漂うデザイン。それでいて使い勝手にも妥協はしない。それらが高度なバランスで噛み合い、ビッグメゾンに匹敵する気品を持つ一本となった!
いまを生きる大人にこそふさわしい、佇まいと使い心地
いま、ジェンダーレスでオンオフの区別なく使うバッグが求められている——。Flathorityが汲み取ったのは、そんな時代の気配だ。そして得意とするメンズバッグにユニセックスの要素をブレンドしていき、大ぶりで軽く、鮮やかな色を組み合わせたレザートートのモデルに行き着いた。無駄をそぎ落としたシンプルなフォルムは、カジュアルなファッションやスポーティーなテイストにもぴったり。肩に掛ければたちまち余裕のあるムードが漂い、程よく力が抜けてリラックスした大人の姿を描き出す。
精悍な外観に対して、中のカラーはなんと鮮やかなこと! バッグの開口部がズレるその瞬間、パっと明るいカラーが顔を覗かせ、周囲の目を釘付けにする。この遊び心あふれるコントラストこそがこのトートの真骨頂。
外側と内側の革を寸分の狂いなく貼り合わせた技術力の高さにも注目だ。 その実力ゆえ、世に出るや否や有名モノ系雑誌のレザートート・ランキングで1位に輝いたのも頷ける。
ハーネスをイメージしたレザーパーツ。クラシックとモダンの融合
もうひとつ特徴的なのが、ハンドルと同じ素材で交差するレザーパーツ。馬具の「ハーネス」をオマージュしたデザインであり、シンプルなトートのアクセントになっている。このトートがどこかクラシカルな顔つきなのは、革と馬具という古くから手を携えてきた組み合わせを連想させるからだ。
パーツの素材はポーランド産牛革のダブルバッツを使用。肉厚で伸びにくく、馬具のイメージ通り非常に丈夫でもある。きめ細かい表情が魅力で、上質なベルトにも使われるほどの品質を誇る。磨き抜かれたコバの処理も美しい!
外と内、異なる素材のコントラストを楽しめるデュアル構造
メインの素材は、1958年創業のイタリアの大手タンナーであるマストロット社のシュリンクレザー「コインブラ」。中でも非常にクオリティの高いタイプを採用しており、ヨーロッパ産の原皮でしっとりとした質感と細かいシボがクラス感を放つ。
内装は、東京・墨田の豚革スエードを使用。ものづくりの街として知られるこの地域は、明治時代より豚革のなめし業が盛んなエリア。これらの革の品質の高さは“超一級のクオリティ”と世界中から評価。ビロードのようななめらかさと上品な風合いで、ヨーロッパのハイブランドもこぞって起用している。
内装を明るい色にすることで、バッグ内の視認性が良くなるというメリットもある。フルレザーなのに約850gと軽量なのもポイントが高い。
たっぷり収納、しかも畳める! オンオフの荷物に対応
このルックなら、まずビジネスで使うトートとして想定したい。ポーチや水筒のほか、着替え、ジャケットなども収納でき、一泊程度の出張ならこれひとつでOK。またオフのシーンでも違和感ない見た目だから、日常使いや気軽な旅行にもいい。
PCやA4ノートが縦に入り、横にすればB4にも対応する大きさ。荷物が多くなりがちな場面でも、このたっぷり収納が活躍しそうだ。
さらに、底部分を重ね合わせて縫うことで平らに畳めるといった特徴も備えている。底材のない柔らかなトートならではの形状で、バッグをしまう際に邪魔になりにくい。
着脱可能な吊り下げポケットで、使い勝手広がる!
さらに、スマホやペン、鍵など小物が入る吊り下げ式の内ポケットは取り外し可能。デスクに置いて文房具入れにしたり、これだけを持って会議に出たりと、便利に使える。他のバッグへの移し替えも簡単に!
日本製革バッグの隆盛を支えてきた老舗メーカーの誇り
「Flathority」を手掛けるのは、1952年創業の株式会社猪瀬。戦後の日本で革鞄の産業が活気づきはじめる中で、名だたるブランドの製品を数々作り上げてきた猪瀬。高品質にこだわり続け、数々の鞄コンテストでも受賞歴を誇る。「Flathority」はそうした長年のOEMで養われた知識、職人の技術のすべてを活かしている。
「量産では簡単にできない技法を取り入れながらも、手に取れる価格を意識する。手仕事ならではの仕上がりを、きちんと道具として活躍させながら使っていけるモノづくりにこだわっています」と話すのは、取締役会長の猪瀬昇一さん。今回のトートバッグは、そんな老舗工房が半世紀にわたり培ってきた技術と審美眼の結晶とも言える。
日常を上質に。肩にかけたその瞬間、毎日が少し特別になる
老舗メーカーが時代に寄り添い作り上げたトートバッグ。細部はクラシックなビジネスバッグ並に本気であり、バッグのプロをも唸らせる仕上げが見事だ。こうしたレザートートはラグジュアリーブランドが得意とする分野だが、日本のバッグファクトリーがそれらに迫るクラス感を生み出したことを寿ぎたい。男性のみならず、女性も持ちやすいデザインと軽さも美点。
カラーはブラウン、ブラック、ネイビーの3色展開。それぞれ内側がオレンジ、ブルー、イエローとなっている。はじめの印象はきちんと見えのトートだが、チラッと覗く色のアクセントが、持つ者の遊び心と大人の余裕を見る者に印象づけるだろう。
カラーバリエーション
ディテール
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馬具のハーネスを意識したデザイン
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ハンドル根元はガッチリと縫製
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ポーランド産牛革のダブルバッツを採用
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独自形状の底の縫製
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ペタンと畳めて薄くなる
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内装は鮮やかに染めた国産豚革スエード
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取り外しポケット用のギボシ
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A4ノートが横でも縦でも入る
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B4ノートもすっぽり
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仕事道具と一泊程度の荷物が入る
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高さがあるものもすっきりと収まる
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ポケットを取り外してポーチに
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収納用の外袋が付属する
使用イメージ
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男性 182cm 70kg
ブラック -
男性 174cm 67kg
ネイビー -
男性 182cm 70kg
ブラウン -
男性 182cm 70kg
ネイビー -
女性 161cm
ブラウン -
女性 167cm
ネイビー
アイテム詳細
素材:牛革、豚革
サイズ:W280×H350×D215mm
重量:約850g
製造国:日本製
※天天然皮革ならではの風合いを生かして作られているため、表面にキズ・色ムラ・シワがある場合がございます。特性上、良品となりますので予めご了承ください。
※水濡れ(雨・汗など)や日焼けによる色落ち、退色は避けられませんので、夏季、雨天でのご使用、また淡い色の服装に合わせる場合は十分にご注意ください。