【Jackman】TC Hoody Coat（JM8570）

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アメカジの雄、ジャックマンがおくる軽量なコート。独特な素材感と都市の秋冬を想定した作りで、3シーズン手放せないアイテムに！

■3シーズン対応。ジャックマン流、秋冬軽量コートが使える！

古いアメリカンベースボールをデザインソースとし、大人のファッション好き・アメカジ好きを魅了する「Jackman（ジャックマン）」。今回登場するのは、いよいよ寒さを感じる10月から、真冬、そして肌寒さの残る3月の春先までと、3シーズンで活躍する軽いコート！さっと簡単に羽織れるしなやかな使い心地と、しっかりと冷気をシャットアウトする素材と仕立てで、都市型防寒着のお手本のようなアイテムに！

■都市にジャストなスペックのアウターが、今の冬にはちょうどいい

徐々に冬の気温が上がっているいま、関東以南の都市部に限れば、外気温が深刻に下がる日はあまり多くない。さらに自宅も仕事場も通勤の電車内も暖かいから、実はハードなアウターを持っていなくてもそれほど困らない。そうした実感のもとに生まれたのがこのコート。裏なしの一枚仕立ては寒くなりたての時期はベストだし、中に着込んだりマフラーを巻いたりすれば真冬でも通用する実力を持っている。

形はベーシックだが、身幅や肩幅を少しだけ広めに作っていて自然なボリューム感がある。丈はお尻が隠れる程度で、シンプルな見た目だからビジネスウェアとしても◎。シャツ、ニット、ジャケットを着込むのだから、これを羽織るだけで充分暖かいはず！

■観戦席の防寒がルーツ！冷たい風に負けないフーディー

デザインのベースになったのは野球の「観戦着」だ。球場で観戦している際に寒さを防げる服を指し、頭をすっぽりと覆うフード、首の隙間からの寒風をシャットアウトする立ち襟、アジャストするドローコードはその名残。

ちょうどいい位置に手を入れるポケットがあり、裏地がウール混素材だから暖かい。メタルのスナップボタンは高級感があり、すぐに外せて脱ぎ着がしやすいのもポイントだ。

■ビジカジいけるのは高級質感生地「トリプルクロス」だから

そして独特な素材感にも注目。ややヌメっとした光沢があるこちらは「トリプルクロス」と呼ばれ、ストレッチの糸と50/2の太番手の綿糸を高密度に交織した肉厚生地だ。ポリエステルの防風性やほどよい光沢感を前に出しつつ、綿由来の自然な風合い・自然なタッチ感を兼ね備えていて、これを全面に使ったことでなんともリッチな見え方のコートになった。光の加減やシワの入ることで放たれるヌメり感が実に大人っぽい。

■野球愛と独自性を貫くファクトリーブランド

1949年に福井県で創業し、後にスポーツウェアのトップメーカーとなる「田辺莫大小製作所」がジャックマンの原点。野球狂でもあった創業者の田辺氏は、同年に開催された戦後初の日米親善野球試合で、サンフランシスコ・シールズの選手たちが身につけていたストッキングのデザインの美しさに心を奪われ、日本初の一体型足掛野球用ストッキングを開発した。

これをきっかけに、福井県知事賞や全国発明賞を受賞し、1964年の東京五輪では日本選手団へトレーニングウェアを提供するなど、国内屈指のスポーツアパレルメーカーの地位を築いてきた。ジャックマンの野球デザインの背景にはこうした歴史の積み重ねがある。「誰もやらないようなこと、普通はやらないことにこそ挑む。『田辺莫大小』のスピリッツと野球愛を受け継ぎ、独自性を貫くファクトリーブランドなんです」（ヘッドの田後健一さん）。

■寒い季節の楽しみ＝レイヤードを思う存分楽しみたい。

軽い一枚仕立てなればこそ、レイヤードの味わいがあるというもの。「スウェットシャツからスーツまで対応するのがこのコートのいいところ」と田後さんも熱弁する。ジャックマンの大定番Waffle Mid-neckは当然として、厚手のニットやカバーオールなどを着込んで、秋冬ならではの重ね着のオシャレを楽しみながら寒さをしのごう。フロントのボタンを開けたり閉めたりして、ニュアンスの違いを味わうのもおすすめだ。身幅が広いおかげで着膨れもしないはず。

カラーはBlackとDark Grayの2色で、どちらもカジュアルなら合わせ方に困らない。ビジネスなら当然ブラックのコート！という方もフィットするし、黒系のスーツが多い方ならやや青みのあるDark Grayを選んで印象を変えるのもアリ。オンオフで使え、着れるシーズンも長いから非常におトクな冬アウターといえそうだ。