【HADACHU】ジャガード織りシルク蝶ネクタイ（ボウタイ）

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伝統技法×ポップが出会った蝶ネクタイ
ジャガードで織り成すセンスに脱帽

■蝶ネクタイでチャーミングな自分になる
パーティーシーンでとても便利な「蝶ネクタイ」。多くはネクタイと同じ光沢のあるシルク素材で、落ち着いたスタイルを演出できる。それはそれでいいものだが、ガラリと雰囲気を変えてみたいという気持ちが実はどこかにあるのでは？藤巻百貨店ではこの蝶ネクタイでそんな背中を押してあげたい。見てのとおり、他ではなかなか扱わない非常に個性的な柄でウキウキとした気分にさせてくれる。素材はシルクだが、あえてマットな質感にしたカジュアルさがたまらない。そして見た目だけではなく、織物の歴史が深い富士吉田で伝統的な手法で作られているというところもシビれるポイントだ。蝶ネクタイが生み出すチャーミングな自分をこの機に発見してみては？

■日本一のネクタイ生産地の老舗・羽田忠織物
秦の始皇帝の家来によって織物が伝えられたとされ、江戸時代には「甲斐絹」「郡内織」といった絹織物の産地として花開いた「郡内」と呼ばれる地域の中心が富士吉田市。羽田忠織物は1935年（昭和10年）創業の老舗織物工場だ。ネクタイ生地の生産や大手ブランドから依頼を受けて製品を作り上げるOEMを長く手がけてきたが、織物生産の海外シフトが進む中、三代目の羽田正二氏が一念発起し2008年にオリジナルブランド「HADACHU」を展開。ネクタイというと光沢があるドレッシーなものを想像するが、「HADACHU」のそれはマットな質感も多く、カラフルかつデザインも独特。しかし決して奇抜ではなくトラッドから外れてはいない。デザインも担当する羽田氏の手腕がここに発揮されている。

■複雑柄とマット感は「HADACHU」ならでは
「シルク」と聞いてイメージする姿とはまったく異なるのではないだろうか。この蝶ネクタイにはそんな驚きも隠されている。太いデニールの糸を使用し、さらに横糸には長繊維であるシルクをあえて短くカットした短繊維の絹糸を使用。複雑な柄を作るのに適し、重厚感と上質感ある生地に仕上げることができる「ジャガード織り」で織り上げることで、シルクでありながら独特の素材感とカジュアルな風合いを実現している。ところどころにあるネップも優しい風合いの一因だ。最高級のシルクをあえてカジュアルダウンさせるという「粋」な姿勢が、ここに感じられないだろうか？

■新たな自分を発見できるアイテム、それが蝶ネクタイ
蝶ネクタイとはいえ、かしこまり過ぎない使い方ができるのがこのアイテム。仕事終わりにちょっとオシャレをしたい予定があるとき、いつものネクタイを外してサッとこの蝶ネクタイを付ければ一気にこなれた雰囲気に。リボンの形にセットされているタイプで、フックで簡単に着脱ができ、首周りのサイズ調整も可能。デザイナーでもある羽田氏は古い車やバイクを愛す趣味人であり、ポップなデザインやレトロな色使いなど氏ならではのセンスが光る。蝶ネクタイを付けることでいつもとはちょっと違う自分に「変身」するこの感覚、ぜひ体験してみてほしい。またはそんな体験をプレゼントするのもオツなものだ。