「クニファーム」のトマトジュース

「人が、社会が幸せになれる、トマトを通じて笑顔こぼれる食卓のお手伝い」をモットーにおいしいトマトを作り続ける岡山のクニファーム。栽培から加工まで自社で一貫して携わる「トマトジュース」は、一度飲んだら忘れられないほどの衝撃を受ける味わいだ。なぜクニファームは、既存のトマトジュースとはまるで違う商品を生み出すことができるのだろうか。その秘密をうかがった。

こだわりのトマトから生まれる驚きの絶品トマトジュース

こだわりのトマトから生まれる
驚きの絶品トマトジュース

「トマトジュース」と聞けばどんな印象を持つだろう。さっぱりとした飲み物? 朝食のお供? などと日常的な飲み物というイメージがあるが、それを180度覆す、衝撃的な味わいのトマトジュースを作っているのが岡山県新見市の「クニファーム」だ。代表の国友正明さんは40歳で農家に転身し、「世界一のトマトづくり」を目指して約20年取り組んできた人物。彼の作るこだわり抜いたトマトを使ったとびきりおいしいジュースは、観光庁「世界に通用する究極のお土産」や東京ビジネスサミット「隠れた逸品コンテスト」に入賞するなど高く評価される、知る人ぞ知る名品。栽培からジュースの製造まで自社で行うのは全国でも珍しく、他ではまねのできない独自の商品を生み出している農園なのだ。

健全に育てることにより「甘い」だけではない「うまい」トマトを

健全に育てることにより
「甘い」だけではない「うまい」トマトを

「作るならば極上のトマトを食べてもらいたい」という一心で試行錯誤を繰り返してきた国友さん。たどり着いたポイントは「健全に生育させる」こと。通常、甘いトマトを作るには節水栽培でトマトにストレスを与え、果実の肥大を抑えて甘味を増やす方法をとるという。しかし「甘い=極上」なのか? 野菜にストレスを与え続けて、本当においしいものができるのだろうか? という疑問から、独自の方法の栽培に着手。ミネラルを豊富に含む土壌づくりから始まり、栄養をしっかり吸収させてのびのびと健全にトマトを育てる。そしてなによりも、育てながら完熟させる「樹上完熟」により、口当たりや肉質が驚くほど優れ、“旨味”に満ちあふれたトマトを生み出すことに成功した。

生産者の想いが込められた甘味と酸味の濃厚な味わい

生産者の想いが込められた
甘味と酸味の濃厚な味わい

トマトジュースを作ったきっかけは、試作品のトマトを手作りジュースにして飲むお母さんの姿を見て。「生のトマトにこだわっていたので『トマトジュースなんておいしいのかな……』と思っていたのですが、あるとき飲んでみたら目からウロコが落ちるおいしさでした」(国友さん)。農園に来るお客様に飲んでもらうと、これが大好評。商品化を望む声が多く寄せられた。そうして完成したジュースは「農家の顔が見える、おいしいトマトジュースを飲んでもらいたい」という国友さんの想いが込められている。1本のジュースに1kgものトマトを濃縮させ、糖度は最も高いものでなんと12度もあり、桃やメロンと同等の甘さというから驚く。また甘いだけではなく、酸味とのバランスで余韻の深い味が楽しめるのだ。

ツウもうならせる究極のおいしさゆっくり味わいたいトマトジュース

ツウもうならせる究極のおいしさ
ゆっくり味わいたいトマトジュース

クニファームのトマトジュースを一口飲めば「これがトマトジュース!?」という声が上がるほど、驚きと感動に満ちている。国友さんが手塩にかけたトマトは口の中で旨味がいっぱいに溢れ出し、まるで芳醇な果実を思わせるたっぷりとした味わいがある。トマトの品種によって「ラボーノ」「グランディ」「ジャーロ」「ロスカーデ」「バンビーノ」の5種類があり、順番に糖度が上がり「飲む」というより「食べる」感覚に近くなる。あまり冷やしすぎず、グラスに注いでゆっくりとデザートのように楽しんで欲しい高級トマトジュースだ。また贈答品やホームパーティの手土産に選べば、その味わいにびっくりされて話題にもなりそう。全国のおいしいトマトジュースを探しているようなツウをもうならせるその極上の味わいを、ぜひ一度試してほしい。

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