【p cnq】Cotton カンカンハット charles

■ナチュラルでいてスタイリッシュ！新感覚のコットンハット
全身のコーディネートを考えるうえで、意外にも大きな役割を果たす「帽子」。その中でも高い人気を誇るのがカンカン帽だ。水兵や船の漕ぎ手のために作られた男性用の帽子を発祥とするカンカン帽は、日本では大正から昭和初期まで男性の間で流行し、夏の正装としても受け入れられていた歴史を持つ。今回ご紹介するのは、自由自在に形を変えられる斬新さで人気急上昇中のブランド「p cnq（パークニック）」のカンカン帽「charles（チャールズ）」。一般的なカンカン帽は麦わら素材の印象が強いが、そこはやはり「p cnq」。形状記憶のようにクセがつきやすく、水にも強い、さらには経年変化する風合い豊かなパラフィン加工コットンを用いることによって、新しいスタイルのカンカン帽を生み出した！カジュアルな質感ながらもハリがあり、美しいラインからこなれた雰囲気まで完全網羅する新感覚のカンカン帽は、春夏はもちろんのこと、秋のコーデにも爽やかな新風を吹き込んでくれる。

■かぶる人だけが密かに楽しい。そんなワクワク体験を
「charles」を手掛けるのは、東京発の帽子ブランド「p cnq」。「かぶる人だけが密かに楽しくなる世界」をコンセプトにした帽子は、「一見普通」ながら、使ってみると、遊び心あふれるディテールに心を掴まれる。シンプルなのに普通じゃない、そのデザインの裏側には、「最終の余白」を大切にするという、ブランド責任者兼デザイナー・飯田仁人氏のこだわりがある。「着こなしや好みは十人十色なのに、帽子のデザインは初めから完成されたものばかり。お客様が自分の思うままにかぶることができる、そんな“余白”のある帽子があってもいいのではないかと思ったんです」と同氏。また、メイドインジャパンにこだわり、日本の帽子づくりを世界に発信していくことを信条としているのも「p cnq」の大きな特徴。日本の職人の確かな技術によって作り出される帽子たちは、大手百貨店やパリの有名セレクトショップにも置かれるなど、国内はもちろん海外からも高く評価されている。

■アレンジも自在。個性豊かなパラフィン加工コットン
「charles」では、機械で細かく打ち込んで織られたコットンキャンバスにロウを染み込ませる「パラフィン加工」を施した生地を採用しており、撥水効果とナチュラルで豊かな風合い、しっかりとしたハリが特長だ。飯田氏によれば「手でクシャッと握るとそのままの形が残り、パリッと固まるようなおもしろさがある。」とのことで、非常にユニークで個性的な面が見て取れる。またパラフィン加工の特性として、使い込むほどにチョークで描いたような白い跡や折り目、ムラといったヴィンテージ感や経年変化も醍醐味のひとつなので、そちらもじっくりと味わっていただきたい。ちなみにパラフィン加工のロウは当然ながら熱を加えると溶けるため、あて布をして低温アイロンをかければ、また使い始めのパリッとした雰囲気が蘇る。カッチリとしたカンカン帽の形や使い込んだ自然なフォルムなど、より一層コーデの幅も広がりそうだ。

■春、夏、秋コーデにも！ネイビーは藤巻限定カラー
浅めでも深めでもかぶった際の“遊び”が出るよう、クラウンをやや高めに仕上げたという「charles」。生地の形状記憶感も相まって、手前をつまんで中折れハット風に、凹凸をつけてマウンテンハット風に、ツバを波立たせたり、あえてシワ感を目立たせてみたり…など、多彩なアレンジが愉しい。また、ハット内側のおでこが触れる部分となる「すべり（ビン皮）」には吸水性の高い素材を使用したり、クラウン部分に2カ所の菊穴を設けたりなど、暑い時期でも涼しく快適に被れるよう細部まで工夫されている。コットン素材のカンカン帽は、外出先で脱いだ際も折り曲げてバッグなどに収納できたり、汚れが気になれば手洗いができたりとメリットも多い。麦わら素材などとは一味違い、扱いが簡単で普段使いしやすいコットンのハットは、春先～秋口まで、幅広い季節のコーデの強い味方となるに違いない。なお、ネイビーカラーは他では手に入らない藤巻百貨店限定となるのでお見逃しなく！