伝統ある陶器から生まれた
スタイリッシュでエコなコーヒーフィルター
■現代のライフスタイルへ新たな提案
佐賀県嬉野市で作られる陶磁器・肥前吉田焼。磁器の産地として日本で最も古い地域のひとつだ。 永い歴史と高い技術力を持つが、決まった様式は存在しない。そこに目をつけたのが224porcelain(ニーニーヨンポーセリン)代表の辻 諭氏だ。 「九州の焼き物といえば有田焼。同じように古い歴史と技術がありながら産地にみられる様式がないのが、肥前吉田焼です。 その技術を下地として、現代のライフスタイルに合うもの作りを提案しています。おもしろい!と感じてもらえる、 生活に彩りをプラスできる新しい発想を持ったアイテムにこだわります」(辻氏)。
■紙のいらないコーヒーフィルター
224 porcelainはプロダクトデザイナーの馬渕 晃氏、五島 史士氏、辻 諭氏の3人で立ち上げたブランドだ。 デザインから製造までを行い、アイテムは小皿、調味料容器、花瓶など多岐に渡る。どれも陶器本来の美しさを残すシンプルで機能美を兼ね備えた逸品ばかり。 今回、藤巻百貨店に登場するのは、紙を使わないセラミックコーヒーフィルターだ。コーヒーフィルターは多孔質セラミックで作られ、遠赤外線効果とミクロの穴が水のカルキ臭や不純物を取り除き、 まろやかで飲みやすいコーヒーが楽しめる。水道水を注げば、浄水器の代わりにも使用できる。
■こだわり抜いたディテイルとは
「紙のフィルターと同じ速度でドリップできるように、陶器の厚みにこだわり、何度も試作品を作りました。 セットのコースターはマグカップに注いだ量が確認できるように考え抜いた末、三つ葉のデザインを採用しました。 注ぐたびにフィルターを持ち上げて、量を確認する手間を省けます。 コースターの裏面は、マグカップとフィルターが安定するように溝を作り、ずれ落ちないように工夫しています。」(辻氏)。 ディテイルにこだわり、とことん使いやすさを追求したエコアイテムと言えるだろう。 忙しい朝のコーヒータイムもこれさえあれば、時短になるはずだ。
■コーヒーを美味しく淹れるコツ
美味しいコーヒーを淹れるコツを辻氏が伝授する。「はじめにコーヒーが落ちてこない程度に粉全体にお湯をゆっくりと注ぎ、30秒程度蒸らしてください。粉が膨らんできたら、ゆっくりと真ん中から“の”の字を書くようにお湯を注ぎます。このとき、縁のコーヒーの壁は壊さないでください。予定の抽出量に達したら、フィルターを外せば、完成です。コーヒーは粗挽き豆をおすすめしています。 細かい豆だと目詰まりしやすくなり、お手入れの頻度が多くなるので」。 ブラックコーヒーが得意でない人も、このフィルターを使えば、そのまろやかな口当たりにブラックが好きになるかも。
カラーバリエーション
アイテム詳細
サイズ: 直径10.5cm×高さ7.5cm(フィルター)、直径10.5cm×高さ0.9cm(コースター)
素材: セラミック(フィルター)、磁器(コースター)
製造国: 日本
磁器の特性
磁器の特性上、若干のゆがみや黒い粒状の点が出る事がありますがあらかじめそれぞれの商品の特性としてお楽しみください。
本製品は磁器製のため強い衝撃によって破損する恐れがありますので取り扱いにはご注意ください。
取扱上の注意
フィルターは、洗剤で洗わないでください。
不安定な場所で使用しないでください。
必ずフィルターをフィルターサーバーにしっかりセットし安定しているのを確認してからお湯を注いでください。その際フィルターが倒れたりずれ落ちないよう気をつけてください。
湯気やお湯の跳ねなど、やけどには十分ご注意ください。
電子レンジ・食洗器のご使用は避けてください。
コーヒーは粗挽き豆をおすすめしています。 細かい豆ですと目詰まりしやすくなり、抽出に時間がかかりすぎる恐れがございます。また、お手入れの頻度も多くなります。
お手入れについて
コーヒーの細かな粉や油がフィルターの目に詰まったら、コンロの上で煙が出なくなるまで焼いてください。
はじめてのご使用の前には、フィルターに何度か水かお湯を通して細かなホコリを洗い流してください。
使用後はお湯でコーヒーの粉の残りや油分をきれいに洗い流してください。
使用方法
1.フィルターサーバーをカップに載せ、安定した状態でフィルターをセットします。
2.フィルターに直接コーヒーの粉を入れ熱湯を注ぎます。
3.粉の量は一杯(150cc)に対して粉を12g を目安に、お好みで調整してください。
このアイテムのレビュー
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