革命的コンパクト財布、誕生!
「金種別コインウォレット」で大ブレイク!藤巻百貨店の大人気ブランドが、コンパクト財布の難点をとことん改善したギミック財布「Flexible Wallet」がついに登場!金具から新開発したというLITSTAらしいコダワリぶり。試作品を何十回と繰り返し、いよいよ納得のプロダクトに仕上がった!手ぶら派・エイジング派納得の新商品はいかに?
新商品のモノ語り
- ①コンセプトは"回転する"財布
- ②金具をゼロから新開発
- ③小さい財布の弱点を設計で解決
- ④小さくても満足な収納力
- ⑤高級革・プエブロのエイジング
新商品のモノ語り
・モノづくり
5つのポイント!
①【金具開発】"回転する"お財布を実現するために、核となる金具をイチから開発!
②【ものづくり】さまざまなお財布を作ってきたからこそわかる小さいお財布の弱みから生まれる新しいカタチ
③小さいと収納力がイマイチ?いえいえ、収納力は抜群。
④高級レザー プエブロを使用。使い込むと味の出るエイジングは必見!
⑤台東区蔵前に拠点を置く人気レザーブランド「m+」オーナーの村上雄一郎さんお墨付き!
「お札がクシャッとならないのかな?とか、何でいいところで回転が止まるんだろう?とか、今まで見たことのないギミック財布だからいろいろ試しちゃって!もちろんお札はクシャッとならないし、すごく考えられた設計でLITSTAらしいなって思いましたね!」(エムピウ代表 村上雄一郎 談)
LITSTAの歩みと姿勢
LITSTAは夫婦ふたりでスタートさせたレザーブランドだ。代表作であるCoinWalletシリーズは藤巻百貨店でも大人気!LITSTAのアイテムは2人で日々製作しているもので、ひとつひとつが真心の込もった仕上がりになっている。
■LITSTAについて
2010年にブランドスタート!テーラリングや手縫い靴を学び、アパレルメーカーを経てLITSTAを立ち上げた。
■レザー産業の中心地・蔵前
日本のレザー産業の中心地のひとつ、台東区・蔵前に拠点を構える。
■既成概念にとらわれないモノづくり
既成概念にとらわれず、様々なジャンルのものづくりの要素を取り入れた自由な設計、遊び心のある金具使いや、ギミックに富んだモノづくりを得意とする。ブランドを立ち上げて間もなく発売したCoin Walletシリーズは超ロングセラーを記録。素材選定からデザイン・設計、金具に至るまで、こだわりの詰まったアイテムを提案し続けている。
藤巻百貨店でも不動の人気アイテムのひとつとなっている「Coin Wallet」シリーズ。2019年には「藤巻百貨店 LOVE NIPPON 財布部門 大賞」を受賞した!
■回転するお財布、新しいカタチへの挑戦!
小さいけれど収納力も備えたお財布。
極限まで薄くした機能財布。
お札に折れ目のつかない最小の長財布。
キャッシュレス化が進む昨今。需要が年々高まっている「小さい財布」は、LITSTAも多数手掛けてきた。ゆえに「小さい」「薄い」そんなお財布は今ではもう当たり前。
今度は、金具を主役にしたギミック財布なんてどうだろう。
お財布だけに関わらず、これまで、いろいろな形の金具を使ってきたものの、基本的には「パーツ同士を繋げる」というストレートな使い方をしてきた。
徐々に、それだけではない、と金具の可能性を楽しむようになり、鉄アレイのようなフォルムの金具を軸に、パーツが可動する「蝶番」構造のID Holderなどを開発。
このほかにも、ハンガーラックやツッパリ棒に吊るす仕組みを利用したMultiway Key Caseなど、金具がもたらす所作そのものに、遊び心がつまったデザインを作り出すように進化を続けてきた。
なにかを収納する入れ物はたいてい、その中身がこぼれ落ちてしまわないよう、口が閉じる構造になっている。ましてや現金やカード、領収書や身分証といった貴重品を仕舞うお財布は、蓋が付いた仕様がメイン。むしろ、蓋の無いお財布はどこか不安で落ち着かないものではないだろうか。
中身がこぼれないよう工夫しつつも、所作をもっとユニークに。蓋を開ける所作に煩わしさではなく、楽しさを覚えたい。
ボタンを外して開いたり、ファスナーを引いて開いたり、二つ折りの本体を開いたり…
開かなくても必要なものが取り出せる、そんな答えに行きついた。
■何度も試作を重ね、納得のカタチが完成!
革と金具、個性の違う素材が混ざると、革の体を金具の骨格が動かしているように見えてくる。
モノの形がトランスフォームすると、なぜか子どもの頃のワクワクするような気持ちを思い出す。それはまるで仮面ライダーの変身ベルトのような所作のような…
小ささと収納力、便利さと所作のおもしろさを兼ね備えたお財布で、毎日に楽しさをプラスできたら。そんな思いから生まれたのが今回の革命的なコンパクト財布なのだ。
厚さはたったの1.5㎝!約65gという身軽さ!
(天然素材のため、重さが前後することがございます。)
LITSTA独自のアンケート調査結果によると、日常のお会計時、お財布を使う第一動作は
カード派さん:クレジットカードを取り出す
現金派さん:小銭の残金を確認する
という方が大多数だったという。そのためまずは、1つ目の動作でその2つが叶うように設計。
ポイントは金具を使用した回転仕様だ。この金具を軸に、内側のポケットが回り出てくる仕様を採用した。
これによって、お会計時、一番最初に開きたいカード&小銭ポケットがメインの蓋を開かなくともファーストアクションで出てくる仕掛けを実現!
スマートな所作。カードや小銭だけならわざわざお財布を開かなくても取り出すことができる。
小銭ポケットトップのフラップはスッと折り込めるよう、ゆるやかにカーブしたカットに。すき間が小さいので、小銭がこぼれる心配もない!
小銭ポケットの前後のスペースにはカード収納を。クレジットカードなどの一般的な大きさのカードでそれぞれ2~3枚ずつの収納力がある。
そして軸となっている金具はホックにもなっており、パチッと開けると中からお札のスペースが現れる仕掛け。
革のパーツがお財布そのものの容積を邪魔してしまわないよう、最小限のパーツ配置での設計。そうは言っても、そのことが使いづらさを生んでしまっては本末転倒。お札が安定するように、アーチ状の押さえを施した。
収納力やデザインにこだわったお財布。4つのパーツと金具のみで仕立てているというのだから驚き!
写真では見えない構造を図解にてチラっとご紹介。
コンパクト、コンパクトと言いつつも、もちろん収納力は忘れずに。
「小さいから入らない」なんて古い言い訳。
「小さくて満足収納」であることが大事!
小銭、紙幣、カード。財布に入れるべきものがしっかり入れられる。
すべて入れてもこの薄さ。
だからお尻ポケットに綺麗に収まる。
スマートな出し入れは今や大人のたしなみだ。
小さなバッグに小さなお財布は当たり前。男女問わず人気のサイズ感。
■ブランド定番の6色をご用意!
カラーバリエーションは、LITSTAをはじめた当初から使い続けている6色!
職人の惚れたプエブロレザーとカラーをご堪能あれ。
■ディテール
使い込んでいくとどんどんエイジングが進んでいくのも魅力。
新商品開発のウラ側
ふたりのものづくりは、デザイン・設計・試作・試用・製作すべてを自分たちで一貫して行う。
自分たちの思い描くカタチと、出会うことの出来た素敵な素材を活かせる設計とを混ぜあわせ、ベストなデザインにピントを合わせてゆく……
そして、より持っていて気分の高揚するもの、そして使い心地の良い物を作るため、デザイン・試作しては自分たちで使用感を確かめていくのだ。
この過程は何度も繰り返され、納得のいくまで続く。
ミリ単位で自分たちの意思をすべての工程に織り込んでいくことで、より理想に近づくことが出来る。
■お財布の鍵となる金具の開発スタート
今回の財布の鍵となる金具は、お財布本体の試作中に「金具がこんな風にフュージョンしたらいいのに」という理想をそのまま金具屋さんに具現化してもらったという。鉄アレイのような構造のてっぺんにホックの片方がくっついていたら、開閉と変形の両方を担える、と。金具を試作するときには構造そのものや細かな寸法など、慎重に進めていった。
回転という機能を付与するにあたり、革の厚みと金具の長さの微調整も重要になる。てっぺんにくっついているホックは、土台となる金具にロウ付けといって、溶接されているもの。より頑丈に美しく行うために、ホックの大きさにわずかに溝が彫られ、埋め込まれたうえでロウ付けされているという。
LITSTAの金具は、得意な素材や構造に合わせていくつかの金具屋さんに制作を依頼している。その中でも今回の金具は、Coin Walletシリーズで使われているコインキャッチャーを作っている金具屋からのものだ。
蔵前でも昔からの老舗。
LITSTAというブランドで作りたい金具の開発を投げかけるだけでなく、時には金具屋の方から「こんな面白い金具があるから、ちょっとなにか作ってよ」と、お題が出されることもあるという。お互いに扱う素材やものづくりも大きく違うものの、だからこそ自分の作ったものや発想にどんなことが返ってくるかが楽しくて仕方ない。そんな関係なのだ。
■いくつもの修正を重ねた試作品
“回転する”楽しさは残し、いかに使い心地の良いお財布に仕立てられるか。試作品は都度、LITSTAスタッフで使い、「ここが使いにくい」「小銭収納がちょっと不安」など議論を重ね、どこに修正が必要なのか意見を出し合った。
その意見を基に新たな試作に取り掛かる。
試作を作ってみてはじめてわかる問題点もいくつか。
その度に考え、また考え、解決策を導き出していく。
いざ試作品を使ってみると、回転しすぎてしまうことに気づいたり。どう解決するかは試行錯誤の連続だった。
回転させたときに小銭がこぼれてしまわないよう、小銭ポケットにフラップを追加したりと、課題を解決しながら納得のカタチを模索。
課題をクリアすることで新たな課題が見えてくることはものづくりではよくあること。お札の取り出しにくい問題も、最終的に前面が開くようにすることで解決!
いくつかの試作を重ね完成に近づいた。妥協しない職人がこだわりが詰めこんだからこそ、たどり着いたシンプルなデザイン。
■職人をも魅了する高級レザー プエブロ
LITSTAが歩みはじめた2010年から大切に使っているイタリアの高級レザー、プエブロ。一目見てグッときた古き良きレザー。LITSTAを語るうえで欠かすことのできないレザーである。
表面をわざと毛羽立たせる加工が施されているのが特徴。それにより最初の触り心地はザラザラしているという印象が強い名革だ。
■人々を魅了するエイジング
ザラザラとした質感は、そこから人の手の脂や摩擦などによって起毛が寝ていく。深い艶と味わいを感じるエイジングこそがプエブロ最大の魅力にして最大の特徴と言える。
LITSTAではよく「革を育てる」という言葉を使う。我が子のようにたっぷりと日々、愛情を注ぐことで温かみを増しながら少しずつ新しい表情を見せてくれる。鞄に仕舞っていたり、お尻のポケットに仕舞っていたり、使い方次第で表情の変わり方や、そのスピードも人それぞれ。
これこそ、「革を育てる」というおもしろさを感じる瞬間。
■現代に蘇ったバケッタ製法による革の鞣し技術
プエブロレザーはイタリア・トスカーナ地方を拠点とする老舗タンナー バダラッシ・カルロ社で作られる。
このバダラッシ・カルロ社を一躍有名にしたのが、
「バケッタ製法を現代に蘇らせた」ことにある。
バケッタ製法は手間と時間がかかりすぎるという理由で一時、鞣しの製法として避けられていた。しかしバダラッシ・カルロ社によって、1000年前の手法が現代に蘇った。その代表作のひとつこそ、プエブロレザーなのだ。
植物性タンニンをじっくり時間をかけ染み込ませながら鞣すイタリア伝統のバケッタ製法は希少性が高く、化学では演出できない魅力は多くの職人を虜にしている。
■ LITSTAの想い
LITSTAのアイテムがあなたの毎日を彩りますように。
Life Is The Stage To Actの頭文字をならべて、LITSTA(リティスタ)
私たちの作ったものを使うひとの人生が演劇の舞台だとしたら、
私たちはその舞台をすこし楽しくできるような、
主役を彩れるような、
そんな小道具を作っていきたい。
LITSTAという名前には、そんな想いが込められている。
デザイナーであり、職人。
彼らが生み出すのは、自分たちがほんとうにほしいもの。
妥協なく選んだ素材だけしか使わない。
自由な発想からうまれるカタチ。
どこにもない、LITSTAだけのデザイン。
それでいて使い手を一番に思いやる、ものづくり。
使い込めば温かみを増し、使い手だけのものに仕上がる。
革はそんな特別な素材。
長くものを愛せることは、とても幸せなことだ。LITSTAらしく、LITSTAだからこそ生み出せたと言えるコンパクトギミック財布「Flexible Wallet」は、小さいながらも気の利いたギミックで、使う人の日常を豊かにしてくれるに違いない。
カラーバリエーション
アイテム詳細
素材:プエブロレザー
サイズ:縦約9.5x横約8.5x厚さ約1.5cm(金具部分を含む)
重量:約65g
生産国:日本
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