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上品で華やかな色と香り。まさに“持ち歩くアロマフレグランス”
季節と情景の移ろいを閉じ込めた京扇子「うつし香」

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■5つの景色と香りを運ぶ「アロマ京扇子」
時を遡ること、1200年。平安時代の日本で「扇子」が生まれた。当時の人々は、扇に好みの香を焚きしめて、香りに想いを託して伝え合っていたという。そんな古き良き和の文化を、モダンな形で蘇らせる。大西常商店の京扇子「うつし香」は、まさにそんなアイテムだ。コンセプトは“持ち歩けるアロマフレグランス”で、日常の一瞬を彩る、上品で華やかな色と香りが特徴的。今回、「春めく」「月かげ」「あわ雪」「陽ざし」「夜あけ」という、5つの景色と香りを閉じ込めた扇子たちが藤巻百貨店に登場することになった。竹は滋賀、扇面と仕立ては京都で作られたものにのみ名乗ることを許される「京扇子」という深い歴史を持つ文化と、現代的な「フレグランス」の文化が融合した独特の世界をご紹介していこう。

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■美しさと技術を100年先の未来へ伝えられる扇子を創る
大西常商店は昭和初期の創業以来、扇子一筋で事業に取り組んできた。長く愛用したくなるデザインと高い品質を常に心がけており、日本に5人しかいない太夫の一人、葵太夫や有名棋士も同社の扇子を愛用している。「扇子の美しさと技術を100年先の未来へ伝えたい。そのために、扇を使う芸事に利用いただけるよう社屋も開放しています」と語るのは、4代目若女将の大西里枝さん。実は扇子の製造工程は87にも分かれていて、それぞれに職人がいるほど繊細な技術を要する。だが、扇子の世界にも高齢化の波が押し寄せていて、文化存続の危機にあるという。「扇子づくりの職人の中でも、最も危機的状況にあるのが扇骨の職人。存続の一助となるような何かを考え抜いた結果、扇骨に香りを付けたフレグランスにたどり着きました」(大西さん)。古き良き文化を未来へ伝えられるものを創る。「うつし香」はそんな想いから生まれたのだ。

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■広げる・扇ぐたびに匂い立つ個性豊かな香りで一瞬にも彩りを
「うつし香」は扇骨だけでなく、和紙にまで香りを付けている。ゆえに、扇ぐたびに華やかな香りある風が立つ。竹は保香性が高いため比較的香りづけがしやすいのだが、和紙はこれが非常に難しい。大西さん曰く「何度何度も研究して、何とか実現できた」という。広げた際に見える扇面のグラデーションデザインの色合いも相まって、その姿は実に上品で華やかだ。肝となるそれぞれの香りは、京都の香料会社ミュウセレクションのもの。個性はあれど突飛なものではなく、一息つけるような、たおやかな香りになっている。「春めく」は桜咲く川べりの散歩道でのひと時をイメージした、満開の桜の香り。「月かげ」は燈火の揺れる宵に誘う、どこかスパイシーで上品な白檀香。しとしとと雪降る静かな冬の、心地良い清涼香の「あわ雪」、心躍る華やかな沈丁花が香る「陽ざし」。「夜あけ」は、穏やかなヒノキの香を閉じ込めている。

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■季節を限定しない情景デザインはギフトにもオススメ
扇面のデザインイメージに選ばれた5つの情景も、発想の源は京都の風景にある。「鴨川沿いに咲く桜や、夜明けの空を実際にこの目で見ていきました。あえて花鳥風月などの伝統的な紋様でなく、移ろいを感じる自然の情景から選び抜いています」(大西さん)。移ろいゆく情景を閉じ込めていることで、宮参り、七五三、十三参り、結納、婚礼といったハレの日のみならず、普段の何気ない瞬間をも美しく記憶に残せそうだ。男女問わず持ちやすくした程良いサイズ設定のおかげで、ギフトにも適したアイテムに仕上がっている。京扇子でできた“持ち歩くアロマフレグランス”。古き良き和の文化を今一度、暮らしに取り入れてみてはいかがだろう。

扇子・うちわ

【大西常商店】香りの扇「うつし香」

価格:4,500円(税抜)
4,950円(税込)
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カラーバリエーション

  • 【大西常商店】香りの扇「うつし香」

    春めく
    〈色〉冬から春に向かいゆく、暖かな日の光と花のほころびをイメージした色柄


    〈香〉満開の桜がいっせいに香りたつような、華やかな桜の香り

  • 【大西常商店】香りの扇「うつし香」

    月かげ
    〈色〉夜更けの空に姿をあらわす、艶めいた月の姿をイメージした色柄


    〈香〉ほんのりとスパイシーさを含んだ、優雅な白檀の香り

  • 【大西常商店】香りの扇「うつし香」

    あわ雪
    〈色〉手に乗せると溶けるような雪の粒、静かな冬の情景をイメージした色柄


    〈香〉心地よい清涼を含んだ、さわやかで落ち着いた沈香の香り

  • 【大西常商店】香りの扇「うつし香」

    陽ざし
    〈色〉晩夏に降り注ぐ陽の光と、そっと顔を覗かせる秋の風をイメージした色柄


    〈香〉心が躍るように匂い立つ、華やかでセクシーな沈丁花の香り

  • 【大西常商店】香りの扇「うつし香」

    夜あけ
    〈色〉夏の夜が明ける直前の、空の色移り変わりをイメージした色


    〈香〉涼やかでいて、心が穏やかにリラックスできる檜の香り

アイテム詳細

生産国:日本(All made in Kyoto)
素材:和紙、竹
高さ:20cm
幅:35.5cm
重さ:20g
香りの持続期間:半年~1年

※本製品を濡らさないようご注意ください
※「要」の部品交換は無償で、香りの付け直しは500円で承ります。(送料別)


このアイテムのレビュー

みんなのおすすめ度

(星 5.00)

おすすめ度
2023/02/21 15:20:10

0人の方が「参考になった」と言っています


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2021/02/27 20:14:19

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おすすめ度
2020/06/04 12:53:41

1人の方が「参考になった」と言っています


おすすめ度
2020/03/25 23:44:24

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5つの景色と香りを運ぶ「アロマ京扇子」
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