【Jackman】スペクテーターショートコート

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中綿＆キルトのぬくぬくコート！ダブル仕立てが精悍なスタイルを叶えてくれる

■冬を極暖に変える！中綿＆ショート丈のコート

古いアメリカンベースボールをデザインソースとし、ラクだけれどかっこいいシルエットや、心地いい素材感で大人のファッション好きを魅了する「Jackman（ジャックマン）」。大ヒット中の軽量アウター「オックスフーディーコート」に続く秋冬アウターの第二弾として登場するのは、中綿入りで暖かな「スペクテーターショートコート」。ショート丈でほどよくボリューミーなシルエットが、冬のファッションに革命をもたらす！

■ダウンと比べても遜色ない暖かさ。キルト加工の装着感も◎

冬でも暖かく過ごせる素材として、ダウンとともに多用されるのが中綿。軽さこそダウンに軍配が上がるものの暖かさは同等で、しっかりと体を包み込む中綿コート＋キルティング加工ならではの装着感が好きという方もいるだろう。フロントを深く合わせるダブルブレスト仕様のこのコートならば、まるで布団にくるまれたような暖かさと安心感を得られるはずだ。

■アメリカ野球史と深い関係がある「ダブル」のデザイン

ダブルのコートは以前からジャックマンが採用していて、実はこんな背景がある。「今でこそ野球はカジュアルな格好で観戦しますが、20世紀初頭のアメリカンベースボールは地位の高い紳士たちの娯楽であり、彼らは今で言う正装で、つまりダブルのジャケットなどを着て野球を観ていたのです」（ヘッドの田後健一さん）。Spectatorは「観客」を意味し、歴史を踏襲してのこのデザイン。ダブルの合わせとボリューム感は、恰幅のいいかつての紳士の姿を思い起こさせる。

■スポーツ観戦への実用性を元にした秀逸デザイン

ジャックマンには「観戦着」というジャンルがあり、秋冬では球場で観戦している際に寒さを防げる服をベースにしている。フロントからほぼ真っすぐにフードまで流れる仕立てがユニークで、ショールカラーのような襟の開きには首に巻いたマフラーがすっぽりと収まる。サイドのポケットは二重に仕込んでおり、フラップを開けなくても手を突っ込んで暖められるのが便利だ。ショート丈で動きやすさもある。

■野球愛と独自性を貫くファクトリーブランド

1949年に福井県で創業し、後にスポーツウェアのトップメーカーとなる「田辺莫大小製作所」がジャックマンの原点。野球狂でもあった創業者の田辺貢氏は、同年に開催された戦後初の日米親善野球試合で、サンフランシスコ・シールズの選手たちが身につけていたストッキングのデザインの美しさに心を奪われ、日本初の一体型足掛野球用ストッキングを開発した。

これをきっかけに、福井県知事賞や全国発明賞を受賞し、1964年の東京五輪では日本選手団へトレーニングウェアを提供するなど、国内屈指のスポーツアパレルメーカーの地位を築いてきた。ジャックマンの野球デザインの背景にはこうした歴史の積み重ねがある。「誰もやらないようなこと、普通はやらないことにこそ挑む。『田辺莫大小』のスピリッツと野球愛を受け継ぎ、独自性を貫くファクトリーブランドなんです」と田後さんは胸を張る。

■密かなる高級感を放つ特殊素材が、コートの次元を上げる

観戦着とはいえ単なるスポーツアイテムにならないのがジャックマン。メインの素材は、他ではあまり見たことのない表情が特徴的だ。「ハイカウントオックス」というポリエステル糸を使ったこの素材は、通常使うよりもかなり太番手の糸を数百本束ねて高密度にするハイレベルなオックスフォード織りによって、しなやかでハリがある感触と、ヌメっとした鈍い光沢を得た。太い糸がもたらすアメカジウェアらしい、いい意味のざっくり感があるのに高級感も漂う。そんな不思議な性質が魅力だ。

■冬の街にはこれ！ふっくらシルエットが暖かく使いやすい

ラグビー、サッカーなど冬にも盛り上がるフォールド競技や、雪の中のウィンタースポーツなどの際には、こんなコートが大変役立つ。それはそうなのだが、やはり街に似合うのがジャックマンのウェア。マリンコートやピーコートを匂わせる丈感、デザインは容易にスタイリングの想像がつき、ワークでもドレスでもパンツの種類を選ばない汎用性の高さを誇る。中の空間がピタッとしすぎないため厚手のニットも着れるし、暖かさは折り紙付きだから寒風吹き荒ぶ場所ならどこだってOK。本格的に寒くなる冬シーズンを楽しくかっこよく過ごすために、このコートをゲットしたい！