【TO&FRO】レインコート

■「急な雨」という天敵から洋服を守る！超撥水レインコート登場
場だけでなく、天気に合わせて洋服を着る。ファッションを楽しむことが日常になった現代では当たり前のことだ。だが日常に潜む「急な雨」という天敵に出くわして、大事な洋服やスーツがびしょ濡れになってしまったことはないだろうか。夏場によくあるゲリラ豪雨はその最たる例である。傘があれば被害は少ないが、豪雨となるとカバーしきれないこともある。そんな時のためのスーパーヒーローが、藤巻百貨店に登場する。トラベルギアブランドTO&FRO（トゥーアンドフロー）のパッカブルレインコートだ。驚いたことにこのアイテムは、驚くほど軽くて薄い生地なのに、雨を滑らせ、湿気を溜めない。圧巻の機能美を誇る。小さくまとめてお出かけに持っていけば、急な雨が来ても安心の逸品だ。そんな“スーパーヒーロー”とも言うべきレインコートの、驚きの能力の秘密をご紹介しよう。

■名だたる企業が信頼を置く“織りの匠”によるファクトリーブランド
TO&FROは、三大繊維産地である石川県を本拠とするカジグループの一角、カジレーネ株式会社によるファクトリーブランド。同社はグループの中で「織り」を専門的に担っており、「世界一軽くて薄い生地」をはじめ、様々な機能性ある生地を実現可能にする。世界の名だたるアウトドアブランドや大手アパレルメーカーも信頼を置く、“織りの匠”である。「TO&FROのコンセプトはもちろん『軽量・コンパクト』。ですが石川県をはじめとする北陸の繊維産地、日本の繊維産業を盛り上げたいという想いもあって。石川県内や北陸の企業と積極的に協力して、一緒にモノづくりを進めることをモットーにしています」と語るのは、TO&FROブランドマネージャーの砂山徹也氏だ。カジグループには糸・織り・編み・機械それぞれに専門の会社がある。まさしく繊維のスペシャリストだが、その上で最高のモノづくりのために他企業との連携にも注力している。石川県の繊維事業をも一本の糸で結ぼうとするこの姿勢こそが、彼らの最大の強みだ。

■濡れない、ムレない、コンパクト。全てが最高水準の機能性生地
生地の名はEmperor Penguin（コウテイペンギン）という。「2.5層透湿防水ラミネート加工」を施し、ペンギンの肌のような抜群の超撥水と透湿機能を持たせたものだ。数値にすれば耐水圧20,000mm、透湿度20,000g/㎡-24H(B-1法)。これだけだとわかりにくいが、断言しよう。どちらも【最高水準】である。耐水圧はアウトドアブランドの3～4万円ほどの「登山用ウェア」と同等。透湿度は一般的に「中がベタベタしないために理想的な数値」だ。また縫い目には水滴の侵入を防ぐシームテープ加工を施し、すき間からの侵入を防ぐ作りになっている。内も外も水分とは無縁と言っていい。これだけの機能を、パッカブルにできるほど軽く、薄い生地に込められるのはカジレーネ以外には不可能と言っても過言ではない。全てを最高水準で叶える離れワザだ。また、表面に細いストライプが入っているのはプリントではなくリップストップ仕様のための糸。万が一裂け目が入っても、この糸の部分で止まってくれる。あくまで機能性を持たせたうえでのデザインになっている。こうした抜け目の無さも、数多のブランドに信頼される所以だ。

■細部にまで凝った設計で、普段にも旅先にも防災にも対応
“スーパーヒーロー”と呼ぶにふさわしい理由は、何もその機能性だけではない。細部に至るまで考え抜かれた設計にも注目いただこう。ひとつは袖口のサムホール。手の甲までカバーできることで、袖口からの雨の侵入を防いでくれる。首元もボリュームネックになっており、雨風を防ぐ。フードも、口を少し狭めにしていることで顔周りも覆える仕様だ。そしてもうひとつは、裾のボタンである。前と後ろを閉じて固定すれば、足元からの水の侵入を防ぎつつ、自転車に乗った際の巻き込み防止にも役立つ。自転車での通勤時やサイクリング中に雨に見舞われても安心だ。カバンに入れておいたり、カラビナでリュックにつけておけば、即対応できる。TO&FROは元々トラベルギアブランドなので、旅先での活躍も間違いなしだ。カラーもベーシックなブラック、ネイビーの2色展開なので、様々な洋服に合わせやすくなっている。また砂山氏曰く、近年の自然災害の影響もあり、防災用として購入されるケースもかなり増えているという。文字通りあらゆるシーンに対応できる優れモノだ。