【TIDE】トートバッグ　DEEP SETOUCHI

■新たなる伝説！“曲線美”ד藤巻ブルー”の超別注ニューカラー
販売開始から1日もせずに完売し、その後も再販売の可能性や時期についての問い合わせが殺到した伝説の逸品。それが「TIDE（タイド）」のワイドトート「SETOUCHI」である。実はこの「SETOUCHI」カラーは、もともと藤巻百貨店のチーフバイヤーがこの「TIDE Pattern」に惚れ込み、別注制作を懇願。瀬戸内の潮の満ち引きをコンセプトとしたパッチワークを最大限に活かすカラーリングを相談したところ、藤巻ブルーが絶妙にマッチしたという経緯を持つ。そして今回我々は、この曲線美の魔力を追求し、「SETOUCHI」の深海に潜行。試行錯誤を重ねた末、ハッと息を呑む驚異の超別注カラーが誕生した！限定15本の新たなる伝説「DEEP SETOUCHI」、これは見逃せない！

■ 0.1mmの手仕事が、唯一無二の「TIDE Pattern」を完成させる
ふんわりとした柔らかな手触りのイタリアンレザーを敢えて複雑に裁断したパッチワークが目を引く「TIDE Pattern」。パーツ同士の縫い代はたったの2mmで緩やかな曲線を描いているが、これが少しでもずれると曲線のバランスが崩れ、バッグのフォルム自体が変形してしまう。難しい技術と根気が必要な手仕事なのだ。これを実現させたのが、この道50年という革職人。創業時から続く革手袋由来の技術と、培ったバッグ製造技術。この2つを見事に融合させながら、0.1mm単位の調整を重ねて完成させたのだ。例えば指先や指の股部分など、繊細な縫製技術を要する革手袋の縫製技術なくしては、このデザインは完成しなかった。パッチワークになっているにも関わらず、革の手触りは滑らかなまま。しなやかな質感を保ちながら革本来の強度も失われていない。素材、強度、手触りまで妥協しないからこそ完成した「TIDE Pattern」なのだ。

■創業60年以上の歴史を結実させた「TIDE」の技
全国シェア9割を超える革手袋の産地・香川県東かがわ市で創業60年以上の歴史を持つ「アーバン工芸」。その現場で働く若い世代の職人たちが東かがわの職人技術、ひいては日本のものづくりの技術を継承すべく、2019年に立ち上げたのが「TIDE」だ。クリエイターの内海氏は「自社と地場の歴史を紐解く形で作ったブランドです。“The TIDE is turning（形勢を逆転する）”という想いを込めて名付けました」と話す。「TIDE」とは潮や潮流、そして形勢や風潮という意味。その言葉通り、香川県から臨む瀬戸内の“潮の流れ”を表現するデザイン＝「TIDE Pattern」がブランドアイコンになっている。「曲線」×「内縫い」×「パッチワーク」で作られる「TIDE Pattern」には彼らの持つ技術や歴史が詰まっているのだ。

■大胆かつ繊細、とことんDEEP。感性の赴くままに持ちこなそう
「TIDE Pattern」を大胆に見せられるように細部まで考え抜かれ両面にフルで施されたパッチワークは、そのバッグ一つとは思えないほどの存在感を際立たせる。“感性”の赴くままに使うシーンを選ぶことが出来るのは、繊細な手仕事により汎用性の高いバッグとして完成されているからに他ならない。パッチワークの技術を駆使したからこそ実現した、このサイズのレザーバッグなのに900g以下という軽さと、1泊程度の旅行には十分な収納力、そしてトートバッグとしての機能性の高さも魅力の一つ。圧倒的な個性とともに得も言われぬ深みをまとった「DEEP SETOUCHI」。よりシックなまとまりになり、見事なほど、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすくなった。DEEPブルーのマルチカラーは大胆な配色ながら繊細な表情を見せるので、このトートを主役にコーディネートを決めるというのも楽しいはずだ。そんなのはおしゃれ上級者だけが出来ること……ではない。ポイントはファッション全体の色味をシンプルにまとめること。そうすればしっくり馴染んで、エレガントな中に個性と遊び心を散りばめた洗練された雰囲気を与えてくれるだろう。