【TRICOTE】ラインニットバッグ

■草や木など「日常」のシルエットをライフスタイルに落とし込む
ニットを使用したアパレルやステーショナリー、インテリアまで幅広いラインを展開し、プロダクトを発信しているブランド“TRICOTÉ”から、大胆なラインと落ち着きのあるトーンカラーの配色がスタイリッシュな「ラインニットバッグ」が届いた。TRICOTÉは、砂や木、石や水などの自然のモチーフや、ふとした瞬間に目をひかれるような日常のシルエットからインスピレーションを受けてデザインした、オリジナルのテキスタイルを用いている。また、本作は、しっとりとした質感でありつつ、ハリがある生地で誂えているため、シンプルな形ながらも個性のあるシルエットが作られる。さらに、生地は表と裏で異なるデザインのため、コーディネートに変化をつけられるのも嬉しいポイント。A4サイズが入る大きさながら、ニットでできているバッグのため軽くて日常使いで大活躍！

■「編む」からこそ生まれる風合いと表現を極める
“TRICOTÉ”は「ニットの温かさをもっと日常に」その思いを込めて、株式会社Knotが2011年に立ち上げたライフスタイルブランド。本ブランドを展開している同社は、アパレル、インテリア、ステーショナリーなど多岐にわたる商品デザインや空間デザインまで幅広く行っている。ニットの生地開発からテキスタイルデザインまで、オリジナルのものづくりにこだわり、全てのアイテムを国内で生産している。フランス語で「編まれた」という意味の“TRICOTÉ”。「様々なアイテムを通して、普遍的で心豊かな暮らしを追求し、その価値を紡ぐこと」をモットーに、ニットの特性を活かした風合い豊かなプロダクトを生み出している。同社が作る製品の美しく有機的な色柄は、輪と輪の連続から成るニットのように、日々繰り返される何げない日常を彩ってくれる。

■ニットの特徴を活かしてデザインされた新たな表現
本作も、素材となるニットからTRICOTÉオリジナルを使用している。このニットは、「軽くて、しっかりと丈夫で、持ちやすいもの」をコンセプトに独自の素材開発を行っている。 本体生地部分は、ニット編みの良さでもある裏も使える点をポイントに、あえて裏地をつけずにパイピングのみでの縫製で仕上げられている。形はできるだけ縫う部分を少なくして持ち手コードのカット先の始末が綺麗に見えるように、隠しポケットをデザイン設計して縫い代と始末を綺麗に見せる工夫も施されている。縫製せずにニットのみでできている蓋つき内ポケットや、プリントではなくニットだからこそのジャガード編みによる柄表現と色表現で作られているところも特徴的だ。また、持ち手部分のコードもオリジナルで作っており、軽さと持ちやすさのため、コードの中にボリューム感のある糸を編み込み、ボリューム感はあるのにしっかりしていて軽いコードを使用している。

■大容量で実用的。TRICOTÉのテキスタイルで普段のスタイルにモダンさを
表面のカラーリングは、前後ろも両方楽しめるように、あえて変化をつけた配色にされている。バッグの口を止める部分には、マグネットを入れられるポケットを編んでデザインしており、その中にマグネットを入れているので、バッグの中身が見えなくて安心。明るくやわらかな色使いとグラフィカルなパターンはTRICOTÉだからこそ生み出せる世界観だ。普段のスタイルに取り込むだけで、モダンな印象を変えてくれる「ラインニットバッグ」。日常使いのアイテムとして気軽に使いやすいデザインながら、計算されたカラーリングとテキスタイルで表現された本作は、持ち歩くとグッとおしゃれ度があがる。「本作を触れていただいて、よりいろいろな作り手のメッセージや思いが届けばと思います」とTRICOTÉの製作チームは語る。生地からこだわって作られ、ニットだからこそできる表現が詰め込まれた本作。あたたかな風合いが活きるニットでできたプロダクトを、普段使いに取り入れてみてはいかがだろうか。