【四万十ドラマ】しまんと地栗 モンブラン 3個入り

■一か月で3000個完売！巷で噂のお取り寄せモンブラン
「我こそは真の栗好き！」という方に、知ってほしい栗がある。高知県の四万十町で作られている「しまんと地栗」である。栗の全国平均サイズが25gであるのに対して、しまんと地栗の大粒サイズは45g級のものがゴロゴロ。弾けんばかりに丸まると太った栗が、最高記録87gを打ち出したこともあるという。ブランド栗と言えば、京都の丹波栗や長野の小布施栗などが有名だが、このしまんと地栗を使ったモンブランが、「絶品取り寄せスイーツ」として今メディアで話題なのである。実はこちら、誰もが思い浮かべる一般的なモンブランとは、見た目も味も少し異なる。通常使用されるスポンジの底生地やブランデーは一切ナシ。“ほぼ栗のみ”で作られた逸品は、栗好きなら必ずやテンションが上がるはず！ギフトにはもちろん、頑張った自分へのご褒美として押さえておきたい贅沢な栗スイーツ、その美味しさのヒミツに迫ろう。

■栗で地元を盛り上げる！地域活性の名手・四万十ドラマ
手掛けるのは、“地域おこし”業界では知らぬ人はいないと言われる地域商社「四万十ドラマ」。「四万十川に負担をかけないものづくり」をコンセプトに掲げ、代表取締役の畦地履正氏を中心に、四万十の地域資源を生かした商品開発や、地元の栗やお茶を使ったスイーツを味わえる「shimantoおちゃくりcafé」の運営など、地場産業を盛り上げるさまざまな取り組みを行なっている。2018年には、この「おちゃくりcafé」から眺める四万十川の景色が「四国八十八景」のひとつに。今回ご紹介するモンブランも、この「おちゃくりcafé」でひとつひとつ手作りされたものだ。開発当時の工場長は、東京南青山の某人気パティスリーで経験を積んだパティシエの吉川氏。独創性あふれるスイーツたちは、代表の畦地氏と、“ローカルデザインの第一人者”とも呼ばれるデザイナー・梅原真氏のアイデアをもとにカタチにしたものだという。

■豊かな自然の恵みと共に。栗のオーソリティが蘇らせた極上栗
なぜ四万十の栗はこんなにも大きくて甘いのだろうか。高知県は森林保有率日本一を誇る“山の国”。栗の実は光合成をしながら大きくなるが、山の傾斜を利用して栽培する事で、全ての栗がまんべんなく日光を浴びることができるのだ。もちろん、四万十川による水の恵みも栗の育成には欠かせない。さらには、栗の収穫時期に昼夜の寒暖差が大きいことや、何より生産者のたゆまぬ努力によって、大きくて甘い栗が育つ。しかし一時期は、生産者の高齢化などから収穫量が最盛期の1/30まで減少。このままではいけないと、同社は地元JAや生産者と共に「栗再生プロジェクト」を起ち上げた。「栗は剪定の仕方によって実の付き方や大きさがガラリと変わります。そこで、県外から栗のプロである剪定師を招き、指導を仰ぎました。すると収穫量や品質が飛躍的に向上したんです」と畦地氏。現在は、しまんと地栗の代表的な生産者である竹本氏（写真左）が丁寧に剪定。今や四万十の栗づくりは、地方創生モデルとしても高い注目を集めている。

■“栗だけ”という感動。これぞモンブランの理想形
カップにおさめられたモンブランは、無糖の生クリームの上に特製のモンブランクリームを絞った二層仕立て。その上にカットした和栗の渋皮煮をトッピングした。モンブランクリームは、しまんと地栗と無糖の生クリーム、甘露煮シロップで作られている。しまんと地栗と生クリームのみで作られたモンブランは、一口頬張ると栗の自然な甘さが口いっぱいに広がり、まるで栗そのものを味わっているかのよう。“栗が主役”のモンブランは数あれど、“栗だけ”のモンブランというのは前代未聞。栗好きの「こんなモンブランが食べたかった！」という声が聞こえてきそうだ。滑らかな舌触りと優しい甘さで、一口食べたら最後、すいすいと食べ進めてしまう。コーヒーに合わせるのも良いが、畦地氏いわく「スッキリした味わいの紅茶もオススメ」とのこと。３個セットなので手土産などにもオススメだが、まずは自分用に取り寄せて新感覚の味わいをじっくりと堪能してほしい。