【ソメスサドル】二つ折りコンパクト財布 PIROUETTE PT-25

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馬具屋ならではの丈夫さでコンパクト＆スマート
ありそうでなかった、新スタイルで使いやすい二つ折り財布

■馬具屋・ソメス流の二つ折りコンパクト財布
その名を知らぬ者はないほど世界的なブランドが、馬具屋からスタートしたことをご存知の方も多いことだろう。「SOMES SADDLE（ソメスサドル）」もまた、世界に誇れる技術を持った、馬具屋由来の頑丈さとクラシカルな雰囲気を作り出せる日本ブランドだ。国内屈指の馬具メーカーであり、今上天皇「即位の礼」で馬車用馬具一式を奉納したことでも知られる。今回ご紹介するのは、そんな彼らが生んだ「二つ折り財布 PIROUETTE（ピルエット）」。上品な素材使いと美しい縫製ラインから漂うクラシカル感が印象深いが、そのシルエットは従来の二つ折りとは少し異なるスマートさ。馬蹄のチャームが煌めく「PIROUETTE」シリーズは、フランス語で馬術の歩法の種類のひとつに由来し、どちらも優雅で美しい姿という意味を持っている。その名の通り優雅さを讃える、今までにない二つ折り財布をご紹介しよう。

■失敗は許されない。鞍作りで培った日本屈指の職人技
競走馬の騎手は、わずか18mm幅のアブミ革ベルトに全体重をかけて命を預けるという。絶対に失敗の許されない馬具製作は、まさに幾多の経験を積んだ熟練の匠のみがなせる技。「SOMES SADDLE（ソメスサドル）」はこれまで、国内外で活躍する名だたるトップジョッキーの鞍作りをいくつも手掛けてきた。人馬一体の要となる馬具作りに注いだ職人技は脈々と受け継がれ、革製品の総合ブランドとなった現在も色褪せることはない。社名はフランス語で“頂点”を意味する「SOMMET」から。その名の通り、革製品の極致といわれる鞍作りで培った緻密で高度な技術を生かし、“真のホンモノ”と呼べる革製品を追求し続けている。“どんな機械であってもなしえない完成度を可能にする”というポリシーのもと、断裁や縫製、磨き、仕上げまでの行程をすべてハンドメイドで行うのが同社のこだわり。また、「長年にわたって愛用してほしい」という想いから、製品の修理にも力を注いでいる。

■丈夫で上品な革と“修理できる”仕立てだから長持ちする
メイン素材、国産原皮に細やかなシボ感を型押ししたステアレザーは、キズや汚れがつきにくく、カラーも退化しにくいもの。ハリはありながらも固すぎず優しい手触りが心地良い。ソメスサドルの製品は、進取果敢な若手から百戦錬磨のベテラン職人を交えたチームで作られる。それは技術の継承と向上のためだけではない。これまで培われた技術の集合知を活かし、驚くほど丈夫でありつつ、万が一壊れても“修理できる”形で仕立てるためだ。だがステッチひとつでも必ず返し縫いを行うなど、見えない部分にこそ気を配って丈夫さを高める”ソメス流”の仕立てには、長年の経験と技術が不可欠。数ミリ単位のゆがみでさえ歪に目立ってしまう直線のステッチワークなどは、たった一度のミシン掛けでも穴があき修正がきかないからである。シンプルに見えて、いくつもの難題を通過して完成するこの長財布は、皇室も信頼を置く馬具屋の技術の結晶なのだ。

■小さくともしっかり容量が使いやすい！
王道の上品な雰囲気でいて一風変わったデザインだが、機能性は十分。ラウンドファスナーを開くと、そこには広々とした小銭スペースが現れる。二部屋に分かれているため、小銭の仕分けをしたり、外貨と分けたりも可能に。片方に小銭を、もう片方に鍵を入れる方もいるという。スナップボタン式の本体を開くと六つのカード段と二部屋の札室が。コンパクトでいて必要なカードは入るし、お札とレシートも分けておける。男性の手にも女性の手にも収まる絶妙なコンパクト具合なので、コンパクトがいいけど上品さも兼ね備えたいものを求めている方にぴったり。品格のある佇まいは、持つ人の魅力をさらに引き立ててくれる。シーンや年代を選ばず、気品ある雰囲気を演出してくれることだろう。