【二宮五郎商店】アジログレイン(R) ラウンドジップウォレットエブタイドグレー

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二宮特注“アジログレイン®”をモノトーンで味わう悦
稀代の名作「ラウンドジップウォレット」に心震わす新色降臨！

■美しき陰影を放つ圧倒的世界観！「エブタイドグレー」遂に登場！
まるで生きているかのように表情豊かだ。ざっくりと深く切り込まれた緻密な型押し、あえてムラを残した奥行きのある色合い…。光によって、シーンによって、その時の気分によって…手にするたび新鮮な感動をもたらしてくれる、それが二宮五郎商店の特注レザー「アジログレイン®」である。2019年の登場以来、圧倒的人気を誇る同シリーズの中でも、ファンの声に応える形で生まれた「ラウンドジップウォレット」は特別な存在だ。二宮を代表するフラッグシップモデルを“総アジログレイン®”で仕立てた逸品は、まさに壮観のひとこと。そんな稀代の名作に、このたび新たに「エブタイドグレー」モデルが登場する！モノトーンの明暗濃淡のみで表現されたエブタイドグレーは、藤巻でも高い人気を誇るカラー。単なる“色違い”の域を超え、「ディープシーブルー」とは全く異なる世界観を我々に魅せてくれるのも、この革の面白さだろう。もちろん本品も藤巻百貨店でしか手に入らない特注モデル！二宮が表現する無彩色の美しき世界に、ぜひ身を委ねてみてほしい。

■進化を止めたらそこで終わり。「二宮五郎商店」の哲学を貫く
選び抜かれた至高の素材、その魅力を引き出すシンプルで使い勝手のよいデザイン、それを形にする熟練の職人仕事…。「二宮五郎商店」は、1946年の創業以来、職人の街として知られる東京都墨田区で妥協なきものづくりを続けてきた革製品の先達だ。同社を語る上で忘れてはならないのが、“幻の革”と謳われるアメリカ・ホーウィン社の「シェルコードヴァン」を惜しげもなく使ったアイテム。実はホーウィン社のコードヴァンを扱えるのは世界でもごく限られたブランドのみ。そこに名を連ねているのだから、同社がいかに特別なブランドであるかおわかりいただけるだろう。新製品は、最低でも半年は二宮氏が実際に使用し、気になる箇所をミリ単位で改善。商品として世に出た後も、使い手の声に耳を傾けながら、ブラッシュアップを欠かさない。「ものづくりは満足したらそこで終わり。常に進化を止めないことが大切」と二宮氏。そんな真摯な姿勢と誠実な仕事ぶりから生まれる珠玉のアイテムたちは、今日も世界中の革愛好家を魅了し続けている。

■伝統の網代編み×波打ち際のグレー。和の美意識を世界に問うた革
無二の存在感を放つアジログレイン®レザーは、いかにして生まれたのか。「はじめはイタリアのタンナーに目の細かいメッシュレザーを編んでもらっていたんだけど、編み目に爪が引っかかりやすくてね。ならば型押しにしてみようと考えたのが始まり」と二宮氏。そんな中、世界最大規模のメンズファッション見本市「ピッティ・ウォモ」出展にあたり目を付けたのが、日本伝統の網代編みだったという。「普通のイントレチャートレザーに比べて複雑な編み目がユニークだし、何よりも日本を感じるでしょう。光が当たった時の光沢感もやっぱり違いが出てくるんだよ」（同氏）。さらに特筆すべきは、この色彩表現だ。エブタイドグレーは、“エブタイド（引き潮）”の名の通り、潮が引いていくときに波打ち際で泡立つ白波の美しさを表現したもの。シックでモダンかつ、どこか余情の美を感じさせる静謐な表情は、見る人の心を否応なしに惹き付ける。複数の染料を使い、あえて色ムラを残しながら職人が一点一点手塗りで生み出すその世界観は、他の革では決して味わえない。

■モノトーンならではの凄み。「さすが」と言われる長財布を
高い収納力・抜群の使い勝手・端正なシルエットと全方位“死角ナシ”の長財布には、二宮の哲学がこれでもかと詰め込まれている。特徴的なのが、下までぐるりとまわったジップライン。「この構造は二宮の独自規格。ガバッと大きく開くため、出し入れもストレスなく行えます」（二宮氏）。特にラウンド部分を仕上げるのは難しく、滑らかなジップと美しい角アールは卓越した二宮の職人技の賜物といえるだろう。革の魅力を100％感じられるよう、“単一素材”で仕立てるのも二宮の流儀。内装には型押しする前のアジログレイン®レザーが使われ、閉じても開いても美しい。「お札をピンと伸ばして仕舞うっていうのはやっぱり気持ちがいい。流行に捉われず長く愛用できる品です」と二宮氏。圧倒的存在感を放つアジロレザーをシックなモノトーンで持つ。この絶妙な引き算がたまらない「エブタイドグレー」モデルは、“わかってる大人”の手元にしっくりハマる。意図せずとも周囲の視線を奪ってしまう、そんな不思議な引力を持った長財布を一生の相棒にぜひ。