【MASUMOSS（マスモス）】ガジュマル／アロエ

■インパクト抜群の“こけ盆栽”に「ガジュマル」と「アロエ」が！
ヒノキの「MASU（升）」に入った「MOSS（苔）」玉に植えた小さな盆栽「MASU MOSS（マスモス）」。「苔」の可能性を広く研究している「Green’s Green（グリーンズグリーン）」の“こけ博士”のプロデュースによるこけ盆栽は、そのユニークな姿で藤巻百貨店でも大人気のアイテムだ。今回は「ガジュマル」と「アロエ」が新登場する。これまでにご紹介してきた五葉松や真柏は、苔玉のかわいらしさの中に、どこか静謐な日本の風情を感じさせてくれたが、「ガジュマル」と「アロエ」は盆栽というよりはガーデニングなイメージで、モダンな遊び心が感じられる。おうち時間が増えた今、家の中をこそ充実させていただきたい。「MASU MOSS」なら盆栽はおろか、ガーデニング初心者でも気軽に始められるし、見ているだけでも心が和み、癒やされるだろう。

■苔の栽培を通した、サステナブルな社会貢献を
「Green’s Green」は苔の人工栽培を通して新たな六次産業事業体の創出と耕作放棄地の活用促進を目的に2015年に設立された農業生産法人。拠点となる新潟市秋葉区は江戸期から続く日本を代表する園芸農園地域。同社の代表取締役会長である“こけ博士”の佐藤柾也氏は医学博士であり、日本園芸協会認定の盆栽士でもある。医学的な観点から、そしてバイオ技術の観点から苔を研究している苔の第一人者だ。ヒートアイランド現象などの環境問題やスマートシティ構想における苔の活用、さらには山での苔の乱獲による生態系破壊問題などにも焦点を当てた事業を行っている。「MASU MOSS」もその一貫で、創業当時から取り扱いを始めている。「MASU MOSS」は、毎年パリで開催されているヨーロッパ最大の見本市「メゾン・エ・オブジェ」への出品がきっかけとなって誕生した商品で、2015年にはグッドデザイン賞も受賞。すでに国内はもとより、海外での人気も高い。パリで人気の苔玉ショップで取り扱っている苔玉は「Green’s Green」プロデュースの商品だ。

■世界でも大人気の“日本の苔”で表現する小さな日本文化
実は「苔」は日本にあるだけでも2000種類を越える種類が生息している。まだ発見されていない未知の苔もあると言われるほど、いろいろな可能性を秘めた植物だ。近年の盆栽や苔玉のブームは日本だけではなく世界にも広がっていて、特に日本の苔は世界から人気が高い。そうしたことも背景に、山での苔の乱獲や海外への持ち出しによる生態系破壊が問題にもなっているという。「Green’s Green」では、その現状に警鐘を鳴らすという目的もあり、同社独自の技術で苔の人工栽培に取り組んでいるのだ。それが「FAIR MOSS（フェアモス）」。「MASU MOSS」に使用されているのは「FAIR MOSS」で作られたハイゴケとシノブゴケ。いずれも初心者向けで育てやすく、テラリウムなどにもよく使われる種類だ。升に使用されているのは岐阜県大垣市で生産されている国産ひのきだ。底辺の四つ角をカットした「MASU MOSS」オリジナルデザインの升がかわいらしい。

■多幸の樹「ガジュマル」＆「アロエ」
今回お届けするのは「ガジュマル」と「アロエ」。「ガジュマル」は観葉植物としても人気で、日本やインド、オーストラリアなどに生息する常緑樹だ。日本では沖縄に生息し、キジムナーという精霊が宿る木とも言われている。このキジムナーがあらゆる幸運をもたらしてくれる多幸の木と言われる所以だ。生命力が強い木なので初めてでも簡単に育てられる。「アロエ」は「不夜城」という種類で、風水では「健康促進」や「運気アップ」の木として人気が高い。なにより、まん丸な苔玉と相まってパイナップルのような見た目がかわいらしい。こちらも丈夫なので、初心者でも育てやすい。自分用として、そして大切な人へのギフトとして、この「MASU MOSS」で、ぜひ“ほっこり”とした時間を過ごしていただきたい。