伝統とモダンの見事な融合。
パッと場を華やげる新しい菰樽(こもだる)
■伝統の技を活かしたニュータイプの菰樽。
菰樽(こもだる)とは、木製の樽に藁で作ったむしろを巻き付けたもの。「菰樽をもっとたくさんの人に知ってほしい」という想いから生まれた『こもらぼ』と『ミニ鏡開きセット』に新作が追加された。一般的な菰樽よりも小さく手に取りやすいサイズに、モダンなデザインを合わせたこれらのアイテムは、伝統の技を改めて見直すきっかけをも与えてくれる。製造は、兵庫県尼崎市に工場を構える菰樽メーカー岸本吉二商店によるもの。丈夫でいて、細かな細工が施されたさまは職人の手仕事の丁寧さが手に取った瞬間に伝わってくる。
■和洋新旧を融合し、思わず目がいくデザインに
「菰樽がどんなものかを伝えることも大事ですが、まずはパッと目に入るようなデザインが大切だと思います」と語るのは、同アイテムのプロデュースと販売を行う河内宏仁さん。デザインは、グラフィックデザイナーとディレクターで構成された『D+(ディープラス)』のメンバーが手掛けている。メンバーのひとりで『紺碧』『雪の結晶』『長寿・幸運』を担当した佐藤浩二さんは「そもそも菰樽自体が日本の伝統を感じさせるもの。そこで日本的な要素に縛られすぎないよう自由な発想を心がけた」という。『甲虫(カブトムシ)』『鍬形虫(クワガタムシ)』を手がけた鈴木信介さんのデザインも、“夏の風物詩”の花火やカブトムシなどの斬新なデザインが絶妙に融合している。
■子どもやお酒が苦手な大人も鏡開きを
鏡開きセットは、取り外し可能な朱桶に日本酒、焼酎、ワインやジュースなどお好みの飲み物を入れることができる。木槌でかち割る蓋の部分がマグネットになっているため、何度でも鏡開きが楽しめるパーティーにぴったりのアイテムだ。春のお花見や歓迎会などに持ち込めば、盛り上がること間違いなし。一見重そうに見えるものの、実は片手で楽々持ち運べるのに加え、朱桶部分は手洗いはもちろんのこと、食器洗い機でも洗えるという手入れの簡便さも魅力だ。新しい門出を祝うパーティの名脇役としてぜひ活用してみてほしい。
カラーバリエーション
アイテム詳細
サイズ:
本体 直径約18cm×高さ約17.5cm、5勺、容量720ml
木枡 63mm角×高さ44mm
セット内容:本体×1、鏡版×1枚、5勺木枡×2、ミニ木槌×1本、ミニ木杓×1本、朱桶×1、説明書×1
※本体に飲み物は入っていません。