【ELNEST CREATIVE ACTIVITY×KEEN】JASPER ZIONIC

街でもアウトドアでもOK。井浦新＆ELNESTのデザインセンスでKEENの最新モデルをお届け

KEENの人気モデル×軽量トレイル。エルネストがさらなる魅力を引き出した！

「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」（エルネスト・クリエイティブ・アクティビティ）のディレクターであり、俳優として映画やドラマに出演する井浦新さん。恒例となっているアウトドアシューズブランド「KEEN」（キーン）とのコラボレーション、第13弾となる今回はどんなシューズですか？

「KEENの超定番と、新しい軽量トレイルシューズの二つを掛け合わせたモデル。そこにエルネスト流の面白さやワクワク感を閉じ込めました」。

井浦さんたちの自信作をとくとご覧あれ！

名作「JASPER」、その血統を継ぐ進化形シューズに惹かれた

そのモデルとは「JASPER ZIONIC」（ジャスパー ザイオニック）。FAST＆LIGHTをコンセプトに2023年に登場した次世代ハイテクトレイルシューズの「ZIONIC」をベースに、クライミングシューズからインスパイアされたKEEN屈指の人気モデル「JASPER」のアッパーデザインを踏襲したニューモデルだ。

これまで井浦さんは、コラボにジャスパーを採用することを避けていたのだとか。
「僕らがコラボしたいと思うのは、発売したてだったり、特定のフィールドに特化していたりして、まだ良さが広く伝わっていないもの。ジャスパーはすでに超人気モデルだったのでコラボの必要がなかった」。

「そんな中、かねがね面白いと思っていたハイキングシューズ「ザイオニック」のソールシステムと、ジャスパーのアッパーデザインをマッシュアップしたシューズが登場すると聞き興味を持ちました。履き心地が良く、グリップもきいて、軽量で、ジャスパー伝統の見た目を持つ最新モデルを、僕らなりの見せ方で伝えてみようと思ったんです」。

エルネストのアイデンティティが満載。「KAKUREMINO」とオリジナルカラーの素敵さよ！

ジャスパー ザイオニックはキリッとした流線形のトゥシェイプを持つ。スタイリッシュに街で履けるルックなのに、キャンプ場などのアウトドアシーン、ライトなトレッキングと、普段使いの延長で全方位的なフィールドを歩き回れる性能の高さが自慢だ。そこにカラフルでユニークなデザインを施したのが今回の肝である。

シューレースは緑、ロゴやソールはグレーで、雄大な自然の植物にもビル群のコンクリにも溶け込む配色のコラボモデル。ジャスパーの特徴でもあるアイレットまわりのステッチは赤を選び、キャッチーなアイコンになっている。

ホワイトベージュのレザー部分には、日本伝統の雨具である「蓑笠」からインスパイアされたエルネストオリジナルのテキスタイル「KAKUREMINO」の模様をレーザー刻印。通常のレザーのアッパーよりも非常に手間がかかる仕様だが、そのおかげでどこか人間的な暖かみのあるクラフト感が出現した。こうしたデザインのユニークさは、井浦さんにとって大事なポイントだ。

「僕は、人が多いところや暮らしている空間に現れ、形や色の面白さが目に飛び込んで、日常に驚きやワクワクした気持ちをもたらしてくれる『パブリックアート』が好きなんです。でも気づいていないだけで、本当は街で目にする建築や乗り物だって同じくらい興味深いデザインでもあるはず。そしてそれは、ウェアや靴だってそう」。

「仕事や学校に行ったり、遊びに行ったりする日々の中で、自分が好きなデザインのアイテムを身に付けるとテンションが上がる。それが周りの人たちの目も楽しませることができるなら素敵じゃないですか。日常的に使えるこの靴もそういう存在になれたらと思っています」。

KEENの技術は、ソールの仕上がりに表れる

本家ジャスパーよりも高めの3.6cmヒール。ミッドソールは軽量でクッション性に優れたEVA素材を採用した。内部にはスタピリティシャンクを搭載し、歩行の安定性も高めている。アウトソールは軽量で耐久性にも優れた全方向対応型の4mmラグバターン。グリップカも高くて滑りにくく、踏み跡を残さないノンマーキング仕様でもある。KEENが培ってきたソールのテクノロジーがこの最新モデルに詰まっている！

27cmで片足約361gと軽量なのも特徴だ。フットベッド（中敷き）は着脱可能で、こちらにもKAKUREMINOのデザインが施されている。

日常も、アウトドアでもこれ一足で。ファッションのスパイスになるエルネストモデル

井浦さんは、これをどんなシーンで履くのだろう。
「まず生活圏内の移動に履きたいですね。かかとのクッション性が高いのでアスファルトなどの硬い道路でも疲れにくいと思います。あとやっぱり、キャンプや旅。土や木、石の上でもグリップするし、足を守ってくれる安心感もある。手に取ってもらうとわかりますが、ゴツそうに見えてとても軽いので、長時間履き続けてもラクです」。

アウトドアシューズとはいえ、フィールドに限らない使い方ができるのがジャスパー ザイオニックの魅力だ。軽量さや独特のグリップ力で歩行をサポートしつつ、デニムでもリラックスパンツでも短パンでも、ほんのりアウトドアなムードを足元にもたらしてくれる。そしてこのデザインと配色の妙は定番モデルでは味わえないもの。井浦さんたちが手がけたこのシューズが、日常をちょっとだけ素敵にするスパイスとなる。

「今回、ガチガチのアウトドア向きではなくて、日常で履きたくなるシューズを選んだのはそういう使い方をしてほしいから。KEENの最新の技術で生まれた一番新しいモデルに、僕らが大事にしてる古い日本の文化から生まれたデザインをミックスした面白さを詰め込みました。『古いものと新しいものの融合』をファッションに加えて楽しんでください」。