さりげなく時計を見る、その仕草が美しい
文字盤が“90度回転”した、懐かしくも新しいレディスウォッチ
■文字盤が90度回転!? “時計は内側派”にウレシイ仕掛け
遠目にはシンプルなレディスウォッチ。しかしよくよく見てみると、文字盤が90度回転していることに気づく。ありそうでなかった斬新な意匠だが、「これは1900年代に日本やスイスのメーカーで作られていたデザインなんです。もともとレディス時計は腕の内側に向けて着けるのが主流でした。文字盤が回転していることによって、腕を不必要に曲げることなく、さりげなく時間を読むことができるんですよ」(代表・清水新六氏)。「Ubud」というのは、棚田が美しいバリ島中部の村の名前。「ゆったりとした時の流れの中で、美しい風景を眺めながらさりげなく時を見る。そんなイメージから名づけました」と同氏。女性が手首の内側の文字盤をチラリと覗く姿はなんとも優雅で淑やかだが、確かに今は少数派。本品は、そんな“時計は内側派”に捧ぐ逸品なのだ。「文字盤が90度回転しただけでこんなに快適とは!」一度使えば、貴女もきっとその使い心地の虜になるはず。
■東洋のスイス“信州諏訪”から発信する国産腕時計
“Superiore Precisione Qualita Riservato”。「卓越した精緻さと品質を約束します」、というイタリア語が由来のブランド名通り、上質な国産腕時計を生み出し続ける「SPQR(スポール)」。諏訪精工舎(現セイコーエプソン)で幾多の商品企画に携わった清水氏が、東洋のスイスと呼ばれる信州諏訪の地に「時計企画室コスタンテ」を設立しブランドを起ち上げたのは2000年のこと。今や時計コレクターの中では知る人ぞ知る存在となったこの国産時計ブランドが設立から掲げる指針は、“流行に左右されないこと”。あえて“時代に乗り遅れる”ことで普遍性を意識し、年を経るごとに愛着の沸くデザインを追求してきた。国内での小ロット生産にこだわり、隅々にまで情熱を注ぎ込む丁寧なものづくりの姿勢を貫いている。
■あの「THE SPQR」を踏襲!レディス向けクォーツ時計
「実は以前から、レディス向けのクォーツ時計が欲しいという声を多く頂いていたんです」と清水氏。そこで誕生したのが、フラッグシップモデル「THE SPQR」シリーズのレディス向けライン「THE SPQR LQ」である。「Ubud」は、「このLQモデルでひと味違うレディス時計を作りたい」という清水氏の想いから実現したもの。ケース形状は「THE SPQR」のデザインを踏襲しており、レディスでは珍しいレトロなボックス形状の風防を採用。曲面形状の文字盤に沿うように、針の先端は熟練の職人が一本一本アール付け加工を施している。もう19年以上使い続けているというオリジナルのアラビア書体のインデックスも「これぞSPQR」といった様相だ。覗く角度によって文字が歪んで見えるのも味わいのひとつ。ムーブメントは国産の小型クォーツを搭載。他の「THE SPQR」シリーズとペアで着けても違和感のない仕上がりとなっている。
■手元に視線クギ付け!個性×最高級の素材で魅せる4モデル
「クラシカルなUbudのデザインには、オーソドックスなアイボリーとブラックの文字盤がしっくりくる」と清水氏。ベルトとの相性を考え、今回は全4モデルをラインナップした。日本で唯一の馬具メーカー・ソメスサドル社と共同開発したベルトは、しなやかなキャメルカーフ。昭和初期に流行した“はしごバックル”を組み合わせ、レトロチックな雰囲気に仕上げた。『アイボリー×キャメル』は穏やかな気品あふれる女性をイメージ。グレード感たっぷりのグレージング仕上げのクロコベルトは、清水氏も「抜群の組み合わせ」と絶賛する『アイボリー×ワインレッド』、クールな色気を醸す『ブラック×ワインレッド』『ブラック×ディープネイビー』の2モデルを展開。自分へのご褒美としてはもちろん、“時計は内側派”のパートナーへのギフトに選べば、喜ばれること請け合いだ。
カラーバリエーション
シルバーアイボリー文字盤・SOMES製カーフレザー キャメル
ブラック文字盤・クロコダイル ワインレッド
シルバーアイボリー文字盤・クロコダイル ワインレッド
ブラック文字盤・クロコダイル ディープネイビー
使用イメージ
アイテム詳細
素材:ケース/ステンレススチール・ミラー仕上げ、風防/ボックス型無機ガラス
防水:日常生活防水
駆動時間:40時間以上
精度:日差±40秒
適応手首周り:約14~19cm
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:直径27mm 厚さ7mm
ムーブメント:MIYOTAスモールルセコンド・AQ(1L41)
重量:約30g
日本製
※こちらの腕時計は、ケースが回転する仕様ではなく、もともと文字盤が90度回転した位置に固定されております。