アシンメトリーの技ありデザイン
帆布×姫路レザーの大容量トート
■“どこにもないトートを”から生まれた斬新フォルム
アシンメトリーなフォルムに、底面からサイドにかけてのレザー使いが個性的なこちらのトートバッグ。「“トートといえばこの形”という固定概念を覆すデザインにしたかった」と語るのは、バッグや雑貨など、暮らしに密着した“日常の道具”をクリエイトするブランド「REAL STANDARD LIFE」の代表・岩田武志氏だ。デザインコンセプトは“ヘルメットが入るトートバッグ”。「ミリタリーアイテムでよく見かける“ヘルメットバッグ”に興味があって。トートバッグでそれを作ったら面白いのではと閃いた」と岩田氏。自由な発想から生まれたプロダクトは、唯一無二のデザインながら機能性十分な逸品に仕上がった。
■帆布×姫路の革が醸す奥深い味わい
生地は日本各地の帆布の中から、色合いや質感などデザインのイメージに合ったものを厳選。「トラックの幌やテント生地にも用いられる強度抜群の岡山県倉敷の帆布を採用しました」と同氏。パラフィン加工を施した9号帆布を使用している。帆布は号数によって厚みや手触りが異なるが、9号は薄手ながらも抜群の耐久性と防水性を誇る。そこに大人のグレード感をプラスするのが、姫路の牛革。「蝋引きされた帆布特有の通称“チョークマーク”という経年変化。白く入る筋やシワが“味”となり、日々変化する革の表情と共に、使う人の歴史を物語るようなアイテムになれば」(同氏)。
■大容量バッグはざくざく詰め込めるラフさが◎
大ぶりトートの魅力といえば、“がばっと開いて、荷物がたっぷり入る”こと。鞄自体の軽さも選ぶうえでの大きなポイントだ。このサイズで重量わずか525gという本品は、荷物が多い日や、休日の趣味バッグ、ジムバッグにも◎。折りたたんで旅行鞄に忍ばせれば、旅先で荷物が増えた時にも重宝しそうだ。「何でもラフに詰め込んで、カジュアルに使ってほしい。実はこの鞄、荷物を入れれば入れるほど丸いフォルムが際立って、持った時にサマになる」と岩田氏。“ざくざく入れて、まるごと持ち歩く”。そんなトートバッグの醍醐味を味わってほしい。
アイテム詳細
製造国:日本
サイズ:縦32 cm×横50 cm×厚さ27 cm
梱包サイズ:縦45 cm×横52 cm×厚さ3 cm
重量:約525g
素材:コットン、牛革(姫路レザー)
※汚れたら軽くブラッシングしてください。レザーを使用しており、また、帆布にはパラフィン加工が施されておりますので、洗濯はおやめください。