【colorsville】瀬戸内ガーゼマフラー

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首元からファッションを底上げする
今治×播州ハイブリッドマフラー誕生

■暑くなっても身に付けたいマフラーって？
暖かくもやや風が冷たい春には、さっと羽織れるストールや薄手のマフラーが大活躍する。ましてやここ数年の夏場は、まるで肌に刺さるような強烈な日差しと倒れるほどの暑さで、それらから身を守る意味で「巻きもの」の需要がうなぎのぼりだ。今回登場する「瀬戸内ガーゼマフラー」は、そうした春夏の気候にぴったりなアイテム。はて、名称にある瀬戸内とは？これは、播州西脇（兵庫県）の織物職人によるガーゼ素材に、愛媛県今治で染色を施した、瀬戸内海を挟んだ2大繊維産業の産地コラボアイテムなのだ。クシャッとしたシワ感と鮮明なストライプ柄がファッションに軽さもたらし、なんとなく巻くだけでも様になるカンタンさも。そして約70ｇという軽さでストレスなく身に付けられ、紫外線もカット。柔らかく肌を包んで、暑さや寒さに打ち勝とう。

■今治タオルの「色と柄」に強さを発揮する
このアイテムを開発した「colorsville（カラーズヴィル）」は今治にてマフラーやショールを企画している企業。代表の竹田昌弘氏の家業であった染色加工会社を母体とし、商品の開発から最終プロダクトまで手掛け、近隣のメーカーと共同でユニークなアイテムを生み出している。ブランドの特徴は、「色と柄」。日本人の色彩感覚にかない、幅広いシーンで使えるカラーリングを心がける。また、後染めによって柄を表現する方法で、いわゆる「タオルマフラー」とはちょっと雰囲気の異なるオトナっぽいアイテムに仕上げている。これらは、タオルの染色方法を応用したもの。日常に寄り添うタオルに、色や柄にcolorsvilleのエッセンスを加えることで、他にないマフラー・ショールが完成した。

■タオル開発から生まれた驚異の糸が快適さを生む
今治では機能系繊維の研究が進んでおり、「瀬戸内ガーゼマフラー」もスポーツタオル用に開発された糸を使用している。「ハイスペックアクリル」と呼ばれるこの糸は、特殊なマイクロファイバーを毛細血管のように幾層にも重ねており、吸水性・速乾性・空調性に優れている。肌にチクチクせず、汗を吸収し、早く乾いてムレを防ぎ、空気層による温度調節機能も備える驚異の素材だ。この極細糸をしなやかなガーゼ生地にするために選んだのが、シャツのような薄手で細かな織物を得意とする播州織。もともと瀬戸内圏は綿花の栽培が盛んで、織物の産地として発展を遂げてきた。播州や今治はその最たる地であり、互いの強みを生かしたマフラーの開発に至ったというわけだ。

■春夏秋冬、肌に気持ちいいマフラー
そうしてできた羽のように軽いタッチの織物を、今治で後染めする。細い縞柄は、シャツに強い播州にちなんでヒッコリーストライプのシャツをイメージしたことがひとつ。そして、海辺で巻いて使う涼やかな姿も想像して。あえてシワ加工を施したことでより軽やかな巻きものとなっている。また、汗をたくさんかいても家庭の洗濯機で洗えるからいつでも清潔さを保てるし、ハイスペックアクリルのおかげで柔らかな風合いが長続きするのもありがたい。紫外線を約70％カットするため夏の日差し対策としても優れている。ただ竹田氏は「実はオールシーズンで使うことをすすめています。軽くて肩がこらないから秋冬の室内で巻いている方も多いです。紡毛素材のマフラーを部屋の中で身に付けているとちょっと変ですが、これならおかしくないんです」。確かに、ベーシックな縞柄デザインであり、夏向きの素材を使っているわけでもないから、季節を選ばず使えるカットソーのような感覚で首に巻いてもなんら問題ない。

■コーデを引き締めつつ華やかにするチェック柄の新色登場
寒い季節のみならず、暑い季節にも身に着けていたいほど心地良い「瀬戸内ガーゼマフラー」。細い縞柄をベースにしていたカラーバリエーションに、今回グラデボーダー柄の新色が登場！落ち着きのあるワントーンのブリティッシュネイビー、穏やかで知的な印象のネイビーグリーン、差し色にぴったりな程良い華やかさのあるレッドネイビーの３種が加わる。ベースカラーがネイビーである分、どれを選んでも落ち着いた雰囲気と共に華やかさを演出できる。素材感を含め、サッと寒さをカバーするものとしてはシャツほどカジュアルすぎず、ライトジャケットほど荷物にならない手軽さも魅力的だ。巻いたままでも良いし、バッグの中にもしまっておいても良い。このアイテムなら素材感も相まってコーデに入れやすいため、秋冬はもちろんのこと、むしろ春夏にこそ重宝しそうだ。