八海山が醸す究極の熟成酒!
雪室で寝かせた「八年もの」をリリース
■雪の熟成酒、驚異の「八年熟成」ものを発売!
雪国ならではのアイデアで、誰も飲んだことがない日本酒を造れないか——。「八海山」で知られる新潟県の八海醸造がそんな発想のもと、天然の雪の力を利用した熟成酒「純米大吟醸 八海山 雪室貯蔵三年」を誕生させたのは2016年のこと。それから6年の月日が流れ、「三年」からさらなる熟成を経た「雪室熟成八年」をこのたびリリースした。「三年」の驚きの味わいを知る人には「あの味がいったいどんな変化をしているのか?」と興味がそそられるだろう。
■熟成酒のイメージを覆す味わいを、ぜひ体験して
また今回初めて出会うという人は、「三年」と「八年」を同時に飲み比べられるという僥倖が待っている。果たして八年もの期間、熟成させた酒の味わいとは……、重奏的な旨味が響きつつも、驚くほどクリアな印象で、八海山らしさに溢れた日本酒となっている。そもそも熟成酒は、人間には操作できない「時間」というファクターを加えたマジカルなお酒だが、「八年」は一般的な熟成酒のイメージをいい意味で裏切る、驚きとワクワクに満ちている酒だ!
■「普通の酒がうまい」を実現する銘酒造
八海醸造は1922年(大正11年)、先々代の南雲浩一氏が創業。100年の歴史を持つが、造り酒屋としては後発の部類であり、当地は人が多い地域でも宿場町でもないエリア。酒を売るということにおいては不利な環境下にあった。しかしこれが「酒の質で勝負する」ことを選ばせる。「私たちの酒は、日常で飲んでもらう酒でありたい。普通に手に入るクラスの酒でもおいしいと思ってもらえるように、クオリティを上げていく責任があるのです」とは代表取締役の南雲二郎氏。
■革新と伝統と。両面ですごい酒が生まれる
その一方で、より一層造りに磨きをかけた大吟醸などのプレミアム日本酒も生み出している。八海醸造には「浩和蔵」(こうわぐら)という最高品質の酒を造るために設計された小仕込みの蔵があり、車でいえばF1のように、この蔵で磨きあげた技術を、「第二浩和蔵」でおこなうレギュラー酒づくりにも活かしている。先端的技術の一方で地域的特性を活かした伝統にも目を向け、今回の熟成酒に欠かせない「雪室」の建造に至った。今回の「熟成八年」は「第二浩和蔵」での仕込みと八年の熟成を経て生まれた驚きの酒なのだ。
■雪国ならではの「雪室」で熟成するスペシャル酒
「八海山雪室」では、施設周辺に降り積もる約1,000トンもの雪を蓄えて、一年を通して低温高湿な環境を保っている。降り積もった雪を貯蔵に活かす雪国の知恵を現代に生かし、3~4度に保たれた雪室で日本酒を熟成することで、荒々しさや角が取れ、特有のまろやかな味わいが生まれる。2013年からタンクに熟成して三年を経た「雪室貯蔵三年」は、まろやかさやフルーティーな印象にはじまり、酸のおかげなのか後口がきれいに切れていく。まさに雪室でしか到達できない味わいだ。
■熟成感と淡麗を高度にミックスされた驚異の味!
これが八年になるとどうなるのか。普通、熟成させた日本酒は徐々に琥珀色を帯びてくるものだが、「雪室熟成八年」にはそれがほとんどなく、うっすらと淡いレモン色程度の見た目に驚く。鼻を近づけてほのかな熟成香を感じた後に、ゴクリとひと口飲むと——、「三年」と共通するフルーティーさや飲みごたえのあるボディの強さを感じつつ、旨味がさらに凝縮された印象。八海山らしい淡麗さの器の中で、しっかりとした骨格のある旨味が味わえるのが新鮮だ。通常の熟成酒のイメージとはまったく異なる方向性に驚き「これはいったいなんだ!?」と、もっともっと味わいを探ってみたくなる。
■タレや濃い味とのペアリングを試してみたくなる
「三年」の「濃いけどすっきり」な印象に比べて、さらなる熟成によって旨味が増す方向に行くのは理解できるものの、すっきりきれいな感じも上がっているのは驚き。ぜひ食事に合わせて飲んでいただきたい。淡麗な酒は濃い味の料理になるほど味わいの印象が薄くなってしまうが、これなら煮魚や炭火地鶏料理など、タレや醤油の風味が強い料理にもしっかりと相まみてくれそう。チーズや酒粕は、熟成感が共通しているためか特に相性がよく、フレンチやイタリアンのシェフからも「この味ならウチの料理にも合わせられる」と評判なのだとか。正月やお祝いの席などの特別な日に、食事ともに味わいたい一本だ。藤巻百貨店で多く取り扱う江戸切子をはじめ、多彩な酒器と一緒ならよりスペシャル感が高まること間違いなし。
■ラベルやパッケージも見事! 贈り物にもおすすめ
おそらくこの酒はこれからまだまだ熟成してうまくなるポテンシャルを秘めているのだろう。この時代、このタイミングだからこそ飲める八年ものを味わって、次のリリースを気長に待とう。そして将来、「あの時八年を飲んだ時の印象は……」と振り返り、同じ酒の熟成が紡ぐ歴史の語り手になっていただきたい。我々には、飲めなかった人たちへ味の印象を言い伝える使命がある。「八海山」と「八年」で「八」を八つをデザインし、「ハッハッハッ」と笑うラベルは前回に引き続きグラフィックデザイナーの原研哉さんによるもの。ボトルも箱も白で統一されたパッケージが美しく、見た目も味わいも素晴らしいギフトとしてもおすすめだ。
※こちらの商品は年齢をご登録頂いてないお客様はご購入いただけません。予めご了承ください。
※未成年者には酒類は販売しておりません。
※本商品は「日本酒特別配送 対象商品」となります。一度のご注文で日本酒以外の商品と同時にご購入いただくことはできかねます。あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。
同シリーズ「純米大吟醸 八海山 雪室貯蔵三年」もぜひ飲み比べを
アイテム詳細
原材料:米、米麹(麹米:山田錦、掛米:ゆきの精、五百万石)
精米歩合:50%
使用酵母:K-1001、M310
アルコール度数:17%
日本酒度:+1
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4
内容量:720ml
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