江戸切子新作展で2度頂点に立った江戸切子界の俊傑!
見れば見るほど惹き込まれる。究極の“深黒”タンブラー
「黒切子」の極み!最も深いところにある黒を感じて
江戸切子の中でも、職人の腕が最も問われる色「黒」。毎年優れた新作で話題をさらう渡部聖也氏が手掛けた、黒切子タンブラーが藤巻百貨店に登場する。タンブラーの名は「feel black」。「表面上だけでなく“内面から感じる黒”を表現しました」と渡部氏。見れば見るほど惹き込まれる、シンプルで奥深い黒の世界へようこそ。
数量限定、予約販売!
4月28日に「初回数量限定」として発売をした本商品。大変なご好評をいただき初日に予定数量6点が完売、その後発売した6月下旬発送分6点も完売いたしました。ありがとうございました。
ただいまご注文から約2ヶ月でお届けいたします。限定12点となります。
「江戸切子新作展」大賞に2度輝いた実力派職人
渡部聖也氏は職人歴12年目。2021年と2023年に、江戸切子新作展で大賞となる経済産業省製造産業局長賞を獲得した。「一度目に受賞したのが26歳の時。その時は驚きや嬉しさと共に、やっとスタートラインに立ったんだなと感慨深い気持ちでした。でも二度目の時は少し違って…。“自分の理想に技術が追いついていない”と感じていたのもあり、複雑な想いを抱えながらの受賞でした」と振り返る。
“移ろいの魔術師”渡部聖也氏の魅力とは?
その表現力の高さで受賞を重ねてきた渡部氏。特に光や色のグラデーションが絶妙で、“移ろいの魔術師”との異名も。作品のテーマは3年スパンで変えているそうで、2021~2023年は『伝統文様と自然』を、2024年からは『自然を閉じ込める』をテーマに作品づくりに取り組んでいる。「2年後にどんな作品群が完成するのか、自分でも今からとても楽しみです」と語る。
「虚無の黒」と「映り込みの黒」の対比を愉しむ
「まずは上から眺めてみてほしい」と渡部氏。「底面は黒を大胆に残し、中央に菊の花を彫りました。逆に側面は色を削ることで、底から黒が浮かび上がってくるように工夫しています」。ぜひ真上から覗いて、底から湧き上がるような黒の世界を体感してほしい。
側面はシンプルな縞模様だが、色の残し方にグラデーションをつけ、“渡部流”に仕上げた。側面の繊細かつシャープな映り込みは圧巻である。
底面に広がる“そのままの黒”と、側面の“映り込みの黒”。二つの黒の対比を愉しんでほしい。
ブラックの切子グラスで“上質な余韻”を縁取る
モノクロの美しさが際立つタンブラーは、あらゆる酒と好相性。ウイスキーの琥珀色を注げば、色気たっぷりの姿に。日本酒や焼酎を注げば、どこか和の風情が香り立つ。口当たりも手馴染みもしっくりと心地良く、酒の香り、味わい、余韻…すべてをワンランク上へと引き上げてくれる。黒切子マニアの方はもちろん、モダンな切子を好む方にもぜひ。
プロフィール
渡部 聖也
(株)ミツワ硝子工芸所属 切子職人
職人歴12年
2015年 第27回江戸切子新作展 組合理事長賞
2016年 第28回江戸切子新作展 東京都産業労働局長賞
2021年 第33回江戸切子新作展 経済産業省製造産業局長賞
2022年 第34回江戸切子新作展 東京都産業労働局長賞
2022年 第70回記念埼玉県美術展覧会 工芸部 入選
2023年 第35回江戸切子新作展 経済産業省製造産業局長賞
他、受賞歴多数
アイテム詳細
素材:ソーダガラス
サイズ(最大直径×高さ):Φ84×95mm
重量:355g
発送に関しまして
発送:ご注文後、2ヶ月ほど
(場合によっては発送が前後する可能性もございます)
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