【米田陶香堂】九谷焼ミニ招き猫

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色、顔、ポーズの「カワイイ」にときめく！石川県・九谷焼の技で見せるミニ招き猫

伝統工芸「九谷焼」のミニ招き猫、勢揃い！

焼きものの里として知られる瀬戸や常滑、九谷は、招き猫の一大産地としても有名だ。中でも九谷焼の招き猫は他とはまったく異なる「極彩色」のデザインが特徴で、一度見たら忘れらないほどのインパクトがある。そんな九谷の招き猫を、ちょこんとしたミニサイズで作ったのが本作だ。このゆるカワイイ造形にズキュンと胸を撃ち抜かれること必至！リビングの飾り棚や仕事のデスク横に、2体、3体とまとめて鎮座させたい！

小さなボディに技法が満載！存在感もバッチリ

高さはわずか6cm程度。指でつまめるほどのミニサイズではあるが、愛嬌のある顔立ちやカラフルに彩ったボディで、あり余る存在感を放っている。いわゆる招き猫とは一味違う姿は、招き猫ファンならずともそばに置いておきたくなるのでは？
しかも九谷焼は経済産業省指定の伝統工芸。日本の工芸技術を非常に小さなサイズで楽しめる側面もあるのだ。

上げる手や色にもいわれアリ。好きなモチーフをよりどりみどりで

招き猫は福を呼ぶ縁起物。右手を上げている猫は「金運」を招き、左手を上げている猫は「人（客）」を招くと言われている。今回はすべてのカラーで右手上げ／左手上げを用意しているので、お好みに合わせて選んでいただきたい。また手が耳よりも高い位置にある招き猫は「手長」と呼ばれ、より遠く、より大きな福を招くとも！

そして色にも注目。
白や三毛は「開運招福」
黒は「厄除け」や「魔除け」
赤は「病除け」や「健康長寿」
青は「学業成就」、黄は「金運上昇」
緑は「家内安全」
ピンクは「恋愛成就」
をそれぞれ呼び込むとのいわれがある。手や色の意味を込め、数体を選んでプレゼントするなんてのも粋。一方で色のいわれはお構いなしに、自分や相手の好きな色を飾ったり贈ったりするのも全然アリだ。

明治から100年以上続く老舗「米田陶香堂」が手作り！

ミニサイズでも九谷焼ならではの特徴が注ぎ込まれているのは、作り手である米田陶香堂の面目躍如。同社は石川県能美市で明治40年（1907年）に創業した、4代続く九谷焼の専門店兼窯元だ。創業当初は九谷焼に独特の彫刻を応用して工芸化した置物、花器、香炉等を製作し、実用品として全国に広めていた。一方で東洋趣味の美術工芸品としても重宝され、写真を持ち歩き、今でいうカタログ販売のような手法を当時から行って販路を広げ、輸出もしていたというから、その先見の明には驚かされる。

独特な絵付けの招き猫は、大正時代からすでにこのデザインで作られていたことが写真で確認できる歴史のあるもの。しかし古さは一切感じさせず、なんと現代的で楽しさにあふれたデザインであることか。「時代に合わせてもっとキュートな招き猫も作っていますが、『九谷の招き猫といえばこれ』という意匠です」（米田陶香堂代表・米田美紀子さん）。歴史のふるいにかけられてもなお残ってきた定番のアイテムなのだ。もう少し大きい3号サイズの盛絵付け招き猫は、藤巻百貨店でも大ヒットを記録している。

九谷焼ならではの技法で作られるローカル招き猫

分業で行われる九谷焼の製作において、米田陶香堂は絵付けを担当する。この招き猫の最も特徴的な部分だ。下地の色を塗って一度焼き上げてから、九谷焼独特の「イッチン」と呼ばれる技法を駆使してまるでケーキのデコレーションのように絵具を厚盛りし、自由な絵柄を施す。その後もう一度焼成すると、こんなカラフルで楽しい招き猫になるのだという。

白と三毛以外の招き猫に施されている全身のドットは、「デコ盛り」と呼ばれる技法。この盛り上げが並ぶところがウィットのきいたかわいらしさを生み出していて、九谷焼の品も感じられるポイント。そしてこの「おとぼけ顔」が絶妙にゆるい。目やまつ毛や髭が描き込まれているが、もちろん手描きなので一体一体が異なる顔を持った猫になる。一期一会の個性を楽しんで。

数体揃えるのが吉！ミニ招き猫たちが福を呼ぶ！

職人が腕を奮ったこの小さな工芸を、自宅のリビングやダイニング、トイレ、デスクにちょこんと置いて福を願う。知人への新築祝いや引越し祝い、事業を行っている経営者、商売をしている方への繁盛祈願、お店の開店・開業祝いの小さな贈り物として選ぶ。ミニサイズだからあんまり負担にならず、気軽にプレゼントできるのも利点だ。「何これ！」「カワイイ！」という言葉とともに、間違いなく喜んでもらえるはず。