【福田手袋】メランジフリース手袋

ヨーロッパで人気！福田手袋「ラペロ」のメンズライン第3弾。カットソー素材でもレザーのようなスマートさを

■藤巻だけ！スマートに使える福田手袋メンズが登場！

香川県東かがわ市の老舗メーカー「福田手袋」のオリジナルブランド「L'apero（ラペロ）」。レディースの手袋として評価の高いこのブランドの、初のメンズラインとして藤巻百貨店が別注したのが、2022年にリリースした「メンズボアグローブ」だ。その仲間に加わる今回の「メランジフリース手袋」は、これまで以上に手への吸い付きやスラリとした見た目を加速させた逸品。普段使いもスポーツも、果てはビジネス用途まで対応できる、万能で暖かなモデルに仕上がっている！

■高い技術力から生まれる快適さを味わわないともったいない！

藤巻百貨店でも「Les mignardises（レ・ミニャルディズ）」「L'apero（ラペロ）」が高い人気を誇るだけに、“エレガントで愛らしい婦人グローブブランド”という印象が強い福田手袋。実際、製造する手袋の95％はレディースで、高いデザイン性と高度な縫製技術が国内外で高く評価され、パリやミラノ、NYの百貨店にも展開。本場のファッショニスタを魅了してやまない存在となっている。一方で、100年以上の歴史を持つ同社では、国内向けに釣り用、登山用、キャンプ用といった実用的な男性用手袋も長年手掛けている。それらアウトドア向けの機能性と、エレガントなデザイン性を融合させ、ファッション性の高いメンズグローブをイメージして別注したのが「L'apero」のメンズラインだ。

■シュッとスマート、エレガント。万能に使える手袋

どちらかといえばカジュアルな仕上がりのボアグローブと比べて、ボリュームを抑えたスマートな表情をしているのがメランジフリース手袋。スラリとしたフォルムはレザーにも負けない精悍な顔つきで、きれいめファッションにもスポーツウェアにも合わせられ、暖かで機能的なグローブの良さを幅広いシーンで実感できそうだ。もちろん、熟練の職人が生み出す快適な装着感、品の良い色目、スマホ操作に特化した機能性などを引き続き踏襲している。

■ニットのようで、ニットでない。そこがいい

シュッとしたグローブを叶えている理由のひとつは、メインの素材にある。一見ニットのようにも見えるが実はニットライクな織地で、メンズ手袋らしい混紡の素材感を持ちながらも、編み地よりも高いフィット感を得られる優れもの。生地だから福田手袋の縫製でコントロールが効き、スラッとした形を作ることができる。糸の濃淡が混ざった杢（メランジ）調はライトカラーなら強く主張し、ダークカラーなら単色とは一味異なる微妙なニュアンスが生まれる。そうした外観の豊かな表情も見逃せない。

裏は起毛させたフリースで、暖かく柔らかに手を包み込む。裏地ではなく一枚仕立ての生地だから手袋そのものが軽量なのもいい。手のひら側には、合成皮革の滑り止めが縫い付けられており、スマホや飲み物を持つとき、自転車に乗るときなどもすべりにくい。手袋を装着したまま握る、持つといったちょっとした動作を安定させる、きめ細やかな配慮だ。

■スマホ操作は素手が便利！ 指を使う趣味にも◎

スマホ普及後の手袋は、指先に刺繍糸や別の素材を当ててスマホを操作できる仕様が主流。だが、このグローブは親指と人差し指の指先部分にスリットを入れ、指を出してスマホ操作を行う方法を採用している。タップ程度ならともかく、メッセージの入力などはやはり素手のほうに分があり、背面やディスプレイ内の指紋認証にも対応できるからだ。保護カバーとの相性も気にしなくていい。

この指出しタイプは、小銭やカードを取り出すなど、繊細な指先の動きが必要な際にストレスを感じない利点も。また「手袋を脱がなくても指が直に使える」という点から、冬場のカメラでの撮影や天体観測など、スマホ操作の他にも便利なシーンが多いと評判だ。

■国産手袋の90％を占める「香川手袋」の老舗メーカー

創業110年を誇る福田手袋は、国産手袋のシェア90％を占める香川県東かがわ市の中で最も長い歴史を持つ老舗メーカー。長年、アパレルメーカーへの企画・提案を行ってきた同社が、香川の手袋作りの技術を広めるべく2009年に立ち上げた初の自社ブランドが「ラペロ」だ。企画、デザインはもちろん製造に至るまですべての工程を香川の本社で行い、熟練の職人がひとつひとつ丁寧に縫い上げる生粋のメイド・イン・ジャパン手袋は、世界から熱い視線が注がれている。

■パリで注目！フィット感を決めるキーワードは“2mm”

実際に、立ち上げ初年度から、厳しい出展審査で知られるパリの雑貨見本市「プルミエールクラス」展で大きな賞賛を浴びた「ラペロ」。「ヨーロッパの手袋は革製がほとんど。私どもの作る手袋は欧米では珍しいカットアンドソーということもあり、注目されました。何より、メイド・イン・ジャパンの縫製技術が評価されたと感じています」とは同社社長の福田洋市さん。欧州でも「手のフィット感が完璧」と絶賛されているが、それもそのはず、カットした端から2mmの部分を縫い合わせているため、指先などに余る生地がない。生地の伸縮性にあわせてミリ単位で調整するパターンの細やかさと、それを縫い合わせ形に仕上げる熟練の技があってこそ実現するフォルムなのだ。

■オンもオフも、スポーツも！ ギフトにもおすすめ

熟練の職人ならではの高度な縫製技術、指またのマチ部分にノイズのない快適な装着感、指や手を美しく見せるスラリとしたシルエット。それら、レディースで培った手袋としての機能や外観の素敵さをいかんなく発揮したのがこの「メランジフリース手袋」だ。杢ネイビーや杢チャコールグレーはオンの格好に、杢アイボリーはカジュアルウェアにおすすめ。最もスポーティーな杢ライムは、自転車に乗るときのグローブや、スポーツ観戦、スポーツウェアを着るアクティビティに向いている。この素材をメンズで展開しているのは藤巻百貨店のみ。手袋は冬のプレゼントに最適なので、ギフトを探している方にもぴったりだ！