【TOKYO LEATHER FACTORY】Washable Drop Tote Bag

■デザインと機能性を兼ね備えた衝撃トート
気に入って長く使いたいと思うバッグは革素材のものが多いのではないだろうか。だからこそ汚さないように気をつけて、手入れにも時間をかけて大事に使っているという人も少なくないだろう。でももし洗えたら？雨の日でも気にせず使えたら？その“もしも”が叶うのが、「TOKYO LEATHER FACTORY（トウキョウレザーファクトリー）」の「Washable Drop Tote Bag」だ。上品な雰囲気と豊かな質感を持つ革素材ながら、汚れたら洗えるし、洗うたびに風合いが増していき、まるでデニムのように表情を変えていくのだ。素材はピッグスキン（豚革）スエードで、一般的な革よりも少し薄手。まるで布のような柔らかさだが、ヌバックのような高級感のある手触りが特長。春らしいカラーリングでオシャレに、それでいて気軽に使えるピッグスキンスエードのバッグをご紹介しよう。

■タンナーだからこそ作れる「東京産レザー」が主役のモノ作り
古くからものづくりの街として知られる東京・墨田区。同地は明治時代より豚革のなめし業が盛んで、現在でも国内生産のほとんどを占めている。豚革は日本で自給できる唯一の革素材であり、牛革などの他のレザーと比べて薄くて軽い上、摩擦にも強く、通気性が良いのが特長だ。そのため、これまでは靴の裏革やバッグの裏地など、主に“脇役”として使用されてきた。そんな中、「ピッグスキンを脇役ではなくメイン素材として使うことで、その魅力や良さを広めたい」と、加藤雅信氏が立ち上げたブランドが「TOKYO LEATHER FACTORY」。加藤氏は、墨田区で1948年創業の老舗革工場出身の職人で、長年に渡ってレザー生産・加工、販売などに携わってきた革のスペシャリスト。コレクションブランドやメーカーに革を提供してきたノウハウや経験を活かし、中性洗剤で手洗い可能な「洗える革」の魅力を活かした暮らしを豊かにするアイテムづくりを行っている。

■軽くて丈夫、デニムのように育てる楽しみも
ピックスキンのスエードは毛が短く繊細でヌバックのような高級感と品の良さを持っている。ウォッシャブルなのは、染色の際に特殊な染料と油を使用しているから。これはアパレルで使用される革の染色法で、一般家庭の中性洗剤で手洗いが可能になる方法だ。バッグメーカーだけではなく、アパレルメーカーやシューズメーカーなどに革素材を卸していた同社ならではの発想でデザインされたバッグなのだ。洗いにかけることで洗いざらしの風合いが加わり、デニムのように少しずつ色が変化していく点も魅力の一つ。使い込むほどに味が出て、柔らかい革がさらに柔らかくなり、表情も少しずつ変わっていく楽しみも味わえる。

■素材の良さをオシャレに楽しめる超軽量レザーバッグ
このトートバッグは両サイドにボタンを付けており、このボタンを留めることで涙のしずくのような形に変形する。ピッグスキンスエードは、ほかの革に比べると少し薄手で、革でありながら、まるで布地のように柔らかな曲線を表現できるのだ。その時の気分やファッション、バッグの容量などに合わせてアレンジができる。商品のお届けの際にイラストでアレンジ方法をご紹介するリーフレットも同梱しているので、いろいろなアレンジを楽しんでいただきたい。シンプルながら計算されたデザインに加え、カラーバリエーションにもこだわっている。ネイビーやグレーといったレザーバッグならではの落ち着いた2色に加え、パステル調のグリーン、マスタードの計4色。レザーバッグというと、秋冬のアイテムというイメージがあるが、これなら見た目の重さも感じさせずに春夏のファッションに合わせやすい。しかも280gという軽さなので、毎日のお出かけや旅行の際のサブバッグとして持ち歩くのもいいだろう。