カジュアルからドレスまで。小さくも頼もしい男のバッグ
ドイツの銘革をまとった2way仕様で「美学」をたたえる
■小さなボディに「これでもか」と詰め込まれたブランドの魂
ガッチリとした縫製、黒光りするまで磨き抜かれたコバ、細部にまでこだわった財布や名刺入れが人気の「WILDSWANS(ワイルドスワンズ)」だが、ビジネスバッグやトートバッグにも定評があるブランド。中でも藤巻百貨店で支持されているのは、「COLLIER(コリアー)」「Aegis(イージス)」「PISTE(ピスト)」といった自転車や街歩きに最適なミニサイズのバッグ。それらミニバッグの系譜に、新たな名作として名を連ねるのが今回登場する「RIGID(リジッド)」だ。ミニとはいえ小さすぎず、必要十分なアイテムが入る「ナイスサイズ」なボリューム。ドイツの銘革をまとった大人っぽい質感。さらにはベルトの工夫でウェストバッグにもなる変化も楽しい。ちょっとした外出から旅行のサブバッグまで対応できるこちら、「小さいバッグ」に目がない方はぜひお見知りおきを。
■とにかく丈夫であること。根底にあるのは職人としての矜持
創業者である鴻野三兄弟が革製品の製作を始めたのは1994年のこと。OEMを請け負いながら独学で技術を身につけ、4年後に「ワイルドスワンズ」を起ち上げた。「エイジングを愉しむのが革製品の醍醐味。長く使い続けられなくては意味がない」と語るのは、社長の鴻野弘好氏。素材もデザインも、全ては“丈夫であること”が第一条件だ。新作となれば試作と改良を何度も繰り返し、時には数年の歳月をかけて強度を徹底的に吟味する。縫製はひとつずつ丁寧に足踏みミシンを使って行い、コバの磨きひとつとっても、ここまで念入りに仕上げるブランドは他になかなか見当たらない。「中途半端なものは世に出したくない」という職人としての矜持が、「ワイルドスワンズ」のクオリティーを支えているのだ。そのアイテムはかつて表参道のルイ・ヴィトンにあった会員制サロンで扱われていたことでも知られ、本物志向のユーザーから高い評価を得ている。
■上質・堅牢。ドイツ製高級レザー&考え抜かれた構造美
ドイツの名門タンナー・ペリンガー社のシュランケンカーフを贅沢に使用した本品。一般的にクロムで鞣(なめ)される革は、タンニン鞣しの革に比べ耐久性が低いと言われているが、ぺリンガー社製シュランケンカーフはクロム鞣しでありながら柔らかさを保ち、コシがあるのが特徴。長年使用し続けても色落ちや退色が見られず、キズや汚れ、水にも強いため、天候や条件に左右されずデイリーで使える強さがある。RIGIDはその開け方からして独特だ。フラップは閂(かんぬき)のように留められ、ファスナーでは難しい「片手での開け閉め」を可能にした。フラップを開けばiPad miniやB6サイズの手帳、文庫本、財布が収められるメイン収納部のほか、マチなしのポケットも付属。身体側にもオープンポケットがあり、携帯やパスケースなど出し入れの機会が多いアイテムはこちらに。
■ドレス使いが真骨頂。ボディ&ウェストの2way仕様
ボディバッグをカジュアルファッションに使うのは正解に違いないが、このRIGIDにおいてはジャケットにも合わせてみたくなるドレス感、そしてどこか「知性」が漂うのが他にはない魅力だ。タイドアップして向かうパーティーやお祝い事など、休日にややかっちり目の着こなしが必要なときにビジネスバッグを持っていくのは野暮というもの。そんなときにこんなドレッシーなミニバッグが頼りになる。さらに、自転車に乗るときや子供を抱いているときにはベルトを変化させてウェストバッグにしてみよう。すぐ手の届く位置にバッグがあることはこんなに便利なものかと、RIGIDが改めて教えてくれるはず。閂のデザインは機能面だけではなく、ゴテゴテせずすっきりとした外見のスマートさも獲得している。この「引き算」のデザインがブランドの真骨頂。強く頼もしいだけではなく、美しくなくてはWILDSWANSではないのだ。
カラーバリエーション
ディテール
使用イメージ
ベルトをウェストバッグ仕様にする方法
本アイテムは、ベルトの長さをウェストバッグに適した長さに変えることができます。
※ベルトの長さは、ウェストバッグ仕様に変更する前に調節してください。
アイテム詳細
収納部:メインポケット1室、マチ無しポケット(本体前面)、マグネット式ポケット(本体背面)
素材:ドイツ牛革 (シュランケンカーフ)、国産牛革(混合鞣し)、コットン、YKKエクセラ
本体サイズ:H16cm×W31cm×D7cm、ベルトの長さは68cm~100cmで調節可
重量:約720g
日本製
※ベルト部分の四角いリングをホックで留める際、使い始めは革が硬く張りが強いため、ホックが留めにくかったりリングを固定しにくいことがございます。何度か折り曲げてクセ付けしたり、使っていくうちに留めやすくなります。
ロゴの変更について
WILDSWANSのロゴ変更に伴い、ネームタグやファスナーの引手などに新旧ロゴが混在することがございます。あらかじめご了承ください。
新しいロゴ