江戸時代から途絶えることなく受け継がれてきた江戸切子。その製作工程のほとんどが、職人の手仕事によるものです。このページでは、江戸切子が出来るまでの作り方の流れをご紹介します。江戸切子の作り方を知れば、江戸切子職人の技がどれほど高度で緻密なものかおわかりいただけるでしょう。
カットの目安となるタテヨコの印をつけていきます。
粗目のダイヤモンドホイールに水をつけながら、割り出し線を目安にガラスを削っていきます。この粗摺りの工程でカットした大まかな模様のことを親骨と呼びます。
親骨をもとに、ダイヤモンドホイールに水をつけながらより細かく滑らかなカットを施していきます。三番掛けの工程でデザインのすべてが決まります。
人口砥石や天然石に水をつけながら、ザラザラのカット面を滑らかにしていきます。石掛けがうまく出来ていないと、磨きで本来のきらめきを表現できません。
木盤や樹脂系パッド等の回転道具に水溶きした研磨剤をつけて磨きます。石掛けの段階では不透明だったカット面が、磨くことで透明に。このほかに、薬品を用いる方法(酸磨き)もあります。
最後に、フェルトや綿などの布製のバフ盤に研磨剤を水溶きした物をつけて仕上げ磨きを行ないます。
(参照:江戸切子協同組合HP)