あっと驚く仕掛けと至高のエイジングに酔いしれる
スマート大容量の「ユリウス・スティックインカードウォレット」
■人生で一度は味わうべき至高のエイジングを見せる革財布
革好きに知らない人はいない、グイディ・ロゼリーニ社(以下、グイディ社)による世界最高級皮革「ヴィッテーロ・フィオーレ」。今回ご紹介するのは、この革を贅沢に使用した「ユリウス・スティックインカードウォレット」です。“黒”一色のみの長財布。黒は他の色に比べれば、幅のある色ではありません。しかし「ヴィッテーロ・フィオーレ」のもつ繊細な表情は、どんな革にもない奥行きを秘めています。次第に現れてくる、異彩を放つ透明感のある美しい底ツヤには、どんなマニアも唸るでしょう。革好きならば、ぜひ一度はこのエイジングの深みを味わっていただきたいものです。「ユリウス・スティックインカードウォレット」は素材が素晴らしいのはもちろんのこと、あっと驚くスマートな機能も魅力です。このアイテムにしかない独特の世界観をたっぷりとご紹介しましょう。
■70年以上にわたって培ってきた審美眼と技術で一生モノをつくる
本当に良いモノは、職人の“手”からしか生まれません。私たちは常に、最高の素材を見定める審美眼と、最高の技術を以ってモノづくりに励んできました。私たちのアイテムはすべて、社長の二宮眞一が最低でも半年間使用し、使い心地を確かめてミリ単位の調節を繰り返しながら開発しています。ベーシックでありながらクラシックな「本物のデザイン」を追求し、手にする人が永く愛用できるような“一生モノ”を生み出すことに徹底的にこだわっているのです。職人たちもそれを可能にできるよう、一人一人が全工程を担える技術を有しています。グイディ社の革は通常なら靴で使われることがほとんどですが、今回私たちは彼らの革の中でも特に上質なものを用意し、あえて財布などの小物に仕立てました。それにより、「自分の手で育てる喜び」をしっかりと感じていただけることでしょう。
■革好きに知らぬ人はいない最高級革「ヴィッテーロ・フィオーレ」
“革”について語る時、グイディ社と「ヴィッテーロ・フィオーレ」に触れないわけにはいかないでしょう。グイディ社はフィレンツェのサンタ・クローチェで1896年に創業した、伝統的なバケッタ製法でなめしを行う世界屈指の名タンナー。「ヴィッテーロ・フィオーレ」は彼らのオリジナル皮革の中でも特に上質なものです。私たちがいつの日か最高のアイテムを送り出す日のために長らく温めてきた珠玉の素材でもあります。これはカーフスキンをフルベジタブルタンニンでなめし、オイルをたっぷりと含ませた革で、種類としてはオイルレザーにあたります。しかしながら、そのキメの細かさ、あまりにも繊細で美しい色の表情や手触りは、どんな革にもない。彼らだけの“黒”の世界観で手にした人を夢中にさせる「キング・オブ・オイルカーフスキン」と呼ぶべき革なのです。
■大容量のダイナミックさの中に光る、あっと驚くスマートな仕掛け
そんな「ヴィッテーロ・フィオーレ」をふんだんに活かした「ユリウス・スティックインカードウォレット」。スナップボタンを外してみれば、コイン室へのジップが横断したシンプルな姿が現れます。当然、こうした金具一つも特注のもの。滑らかな動作感を有しながら、革の世界観を損なわないパーツを揃えました。しかし驚くのはここから。コイン室の向こうに、札室1つだけでなく、10ものカード室が隠れているのです。ここが“スティックインカード”という名前の秘密。カードを縦に差し込んでおくことで、大容量を叶えつつ、軽快でスマートな使用感が得られるのです。スナップボタンを閉じていれば、お札もカードも上から抑えていることになるので、何かの拍子に落ちてしまうといった心配もありません。パッと一目で、どこに何のカードがあるのかがわかり、サッと取り出せる。財布に欠かせない機能をスマートに叶えたこのアイテムは、まさに私たちが大切にしている「クラシックな本物」を体現する一品です。革の銀面を広く見渡せるので、自分が育てた経過もたっぷりと味わっていただけます。イタリーの伊達男たちのような、粋なウォレット使いをお楽しみください。
ディテール
使用イメージ
アイテム詳細
素材:牛革(オイルカーフスキン)
タンナー:グイディ・ロゼリーニ社
仕様:札室×1、コイン室×1、カード室×10
サイズ:横19.5cm×縦10cm×厚さ2cm
重さ:169g
【ご注意】
※本製品は独特な革の風合いを活かすために、顔料で小傷やしわを隠すことはしておりません。上質なレザーならではの自然な風合い、感触をご堪能ください
※血筋が見えることがありますが、これは正真正銘の「カーフスキン」を使っている証拠です。その革だけが持つ風合いとしてお楽しみください。
市販されているクリーム、オイル、ワックスは使用しないでください。染みやつやが無くなったり革が硬くなる原因となります。
熟練のタンナー職人により、時間をかけてオイルを含浸させていますので、お手入れは柔らかくキメの細かい生地や人工スエード、馬毛や山羊毛などの柔らかいブラシで優しく乾拭きする程度で問題ありません。