日本の台所に「四万十ひのき」の風格を
自立するから衛生的!絶妙サイズで扱いやすい別注まな板
■料理好き有名人も愛用中!知る人ぞ知る一枚まな板を別注
包丁や鍋にこだわりのある人なら、一度は木のまな板に憧れたことがあるだろう。どっしりとした一枚板ならではの存在感と安定感は、薄いプラスチック製のまな板では決して味わえないもの。しかし一方で、「手入れが面倒そう」「置き場所に困りそう」「重そう」というネガティブなイメージを持っている人も多いのでは?「憧れはあるけれど、どうしてもあと一歩が踏み出せない」というアナタに知ってほしいのが、今回ご紹介する「土佐龍」のまな板だ。一般的な木のまな板よりも薄めの2㎝厚のまな板は、一枚板ながらも比較的軽量で扱いやすいのがポイント。しかもスタンドで自立するため乾かしやすく、コンパクトに収納できる。実は、某俳優が朝の番組の料理コーナーで愛用しているまな板もこの「土佐龍」が手がけたものだとか。今回藤巻百貨店が特注したのは、“伝説のひのき”の異名を持つ「四万十ひのき」製。極厚の3㎝厚タイプ と合わせて、計4サイズ展開でお届けする。
■余すところなく木を活かす。その名も“木の料理人”
四万十川流域に生息する四万十ひのきのまな板製造卸メーカーとして、1970年に創業した「土佐龍」。現在は木製のキッチン道具やバス用品、端材を利用した雑貨など、幅広いアイテムを展開している。そんな土佐龍が掲げるコンセプトが「すべてを活かす」というもの。「例えばひのきは70~80年で伐採期を迎えますが、枝や葉は破棄されるのが一般的です。しかし土佐龍では木への感謝の念を込めて、幹・枝・葉すべてを活用しています」(代表・池龍昇氏)。たとえ節のある幹からでも、すべてを活かして料理していく。木の特性を熟知し、素材を余すところなく使い切る姿は、“木の料理人”の名に相応しい。さらに、「木を扱う責任を、商品と活動に換えていく」という言葉どおり、間伐材や端材を積極的に利用。地元の地域材を使うことで輸送にかかる環境負荷もカットするなど、環境を守るグリーン活動にも取り組んでいる。
■水切れ抜群、刃当たり良好!伝説の四万十ひのき
古くから、高級まな板の素材として重用されてきた四万十ひのき。他の地域のひのきに比べ油成分が豊富で、水切れが良くサッと乾くのが最大の魅力だ。高知は“台風県”としても有名だが、強い雨風に耐える弾力性を保つために、樹木に含まれる油成分が多くなるのだそう。抗菌性・抗カビ性にも優れており、食材の臭いも移りにくく、まな板の黒ずみを予防する効果もあるという。また、弾力のある木肌は包丁への当たりも柔らかで、包丁が長持ちするメリットも。原木から仕入れたひのきは、約3ヵ月かけて天然乾燥。「人工的に乾燥させると樹木本来の機能が失われてしまいます。本来の機能を失わず、かつ安全な製品をお使いいただきたい」と池氏。その後70℃の温度で乾燥させ含水率を10%まで落とし、裏表をひっくり返してさらに約2週間。するとどちらかの面に“反り”が出るが、その状態で鉋をかけるとそれ以上板が反り返ることはないのだという。2㎝厚という薄さは、木を熟知した土佐龍だからこそ実現できたものなのだ。
■心地よさが違う。日本の台所風景に、木のまな板を
2㎝厚タイプは、女性でも扱いやすいサイズ感が魅力。側面に丸みがついているため水切れが早く、裏返す時なども持ち上げやすい。特筆すべきはその切り心地。木肌が包丁の衝撃を吸収するため軽快に切ることができ、「切れる包丁がさらに切れるような感覚になる」という。片面には藤巻百貨店のロゴである「Love Nippon」を焼印し、裏表の使い分けしやすい仕様に。まな板を清潔に保つためには“立てる”収納が鉄則だが、本品はスタンド付きで自立するため、場所も取らず衛生的だ。とはいえ手入れを怠るとカビや汚れの原因に。使い終わった後は早めに洗い、水気を取ってから乾かそう。180×290タイプは、ちょっとしたものを切る時や一人暮らしの方にオススメ。杢目が美しいので、サーブボードとして使ってもいい。標準的な大きさの200×390タイプは、家庭用のメインのまな板として活躍してくれそうだ。ひのきの香り、手触り、そしてあのトントントンと響く音…。木のまな板は、懐かしくも心地よい、安らぎのある暮らしを私たちに届けてくれる。
このアイテムのレビュー
みんなのおすすめ度
- ★
- ★
- ★
- ★
- ☆
(星 4.67)
0人の方が「参考になった」と言っています
0人の方が「参考になった」と言っています
0人の方が「参考になった」と言っています
0人の方が「参考になった」と言っています
0人の方が「参考になった」と言っています
0人の方が「参考になった」と言っています