世界のBONSAI愛好家垂涎の的、究極の銅製如雨露(じょうろ)。
ブロンズの輝きと、シャープなフォルムが、まるで美術館に展示された美術品のような銅製の如雨露。水を入れても重くならないよう軽量化しつつも、強度を保つために職人がひとつひとつのパーツを高温でハンダ付けする。特徴的な長い竿部分は、繊細な盆栽の枝や苔を傷めることなく、一定の水圧を保って散水できるように考え抜いた結果だ。また柄杓のように水甕から水を汲めるよう、取っ手はアーチ型ではなく、側面に付けられた。甕に浮いた落ち葉などが入らないよう給水口用の「こし網」、用途によって付け替えられる2種類の「ハス口」がセットに。フォルムだけでなく、最高の使用感にこだわった究極の如雨露は、「仕事をはかどらせるためのもの」という道具本来の意味を改めて気付かせてくれる。