【折燕ORI-EN】二重構造 タンブラー 260ml

■二つの伝統技法が生み出す、唯一無二の美しい色彩表現
江戸時代から続く金属加工品の産地として、世界にその名を轟かせている新潟県の燕三条エリア。そして400年もの歴史を持ち、今も銅器製造で国内トップシェアを誇る富山県の高岡銅器。この「燕の金属加工」と「高岡銅器の着色技術」という二つの伝統技法を融合させたのが、今回ご紹介する「折燕 ORI-EN」のステンレス製「二重構造タンブラー」だ。実は、高岡銅器の伝統着色技法は銅や真鍮といった素材にのみ施されていたもので、ステンレスに施すのは至難の業とされてきた。しかしながら、数年に渡って実験と研究を重ね、試行錯誤を繰り返した結果、ついにステンレスに安定した着色を施すことに成功（実用新案登録済み）！熟練の職人が手作業で作るその美しい色彩表現と繊細で複雑な斑紋は世界にたったひとつだけ。さらに二重構造で保温力・保冷力に優れ、扱いやすいタンブラーは、何気ない日常の食卓にも高級感と華やかさをプラスしてくれる。

■燕三条の金属×高岡銅器コラボで新たな境地を開拓！
高岡銅器の伝統着色技法と燕の金属加工技術を独自の手法で融合させたブランド「折燕 ORI-EN」を展開するのは、新潟県燕市の合同会社アルチザン。代表を務める長澤政幸氏は、燕市でステンレス材料の輸入業務や洋食器メーカーの営業業務に携わる中で高岡銅器の着色技術に出会い、その色の複雑さと奥深さに魅せられたという。「ぜひ燕三条のステンに着色したい」と一念発起し、2017年に合同会社アルチザンを設立するに至った。「折燕 ORI-EN」で着色を担当するのは、富山県高岡市の工房「モメンタムファクトリー・Orii」。同工房の代表・折井宏司氏は、銅などの圧延板材への発色技法を独自に開発し、建築、インテリア、アクセサリーといった異業種との交流を積極的に進めるなど、伝統産業に新しい風を吹き込んでいる人物。まさに“折井氏が着色した燕市の金属”を意味する同ブランドの製品は、すでにコンテストなどで入賞を果たすなど、知名度を上げ、注目を集め続けているブランドだ。

■二重構造で抜群の保冷・保温力！持つ手も熱くならない
ステンレスの語源は「錆び（stain）」＋「無い（less）」＋「鋼（steel）」である通り、錆びにくいことで知られているが、特に「18-8ステンレス鋼」は機械の耐久部品や原子力発電所の冷却水パイプにも採用されているほど、ステンレスの中でも特に剛健で錆びにくい素材。今回のタンブラーでは、この「18-8ステンレス鋼」をメイン素材とし、さらに中空二層構造を採用。熟練の職人技により、外びんと内びんを綺麗に重ね合わせ、間に「空気の層」を設けることで熱伝導が抑えられ、保温・保冷が長持ちする上、熱い飲み物を注いだ際も手で直に握ることができる。長澤氏によれば、例えば屋内でタンブラーに大きな氷の塊を入れた場合、すべて溶け切るまで6～7時間程度だそうで、冷えたビールなども冷たさを保ったまま最後まで飲みきれる。溶接された飲み口のフチ部分は、二層構造とは思えないほど薄く仕上げられ、唇にフィット。ややラッパ型の形状は、日本酒やお茶など種類を問わず、快適な飲み心地が愉しめる。

■職人の手と独特の技術が描く、世界でひとつだけの色と斑紋
このタンブラーの最大の特徴は、やはり美術品のような厳かで奥深い輝きと、惚れ惚れする妖艶な色彩表現だろう。金属素材の特性である腐食や錆びを人為的に発生させて生み出された独特の風合いは、鮮やかさと渋みが「侘び寂び」に通ずる和の伝統を感じさせる。着色はすべて手作業で行われ、特殊な溶液を塗布し、その垂れ具合や火入れの加減などにより、世界でひとつだけの色味・斑紋柄を生み出すのだ。カラーバリエーションは、ブルー、コッパーレッド、アンティークシルバーの3色だが、カラーごとに着色技法や使用する薬品が異なるため、色の濃淡や模様の広がり方などは様々。飽きのこない魅力に加え、保冷・保温、錆びずに割れないという利便性で気軽に使えるのも嬉しい。映画鑑賞、読書、晩酌、お茶…といったリラックスタイムはもちろん、家族や親しい友人たちとの語らい、おもてなしの場などがますます充実しそうなタンブラー。もちろん贈り物としても喜ばれること間違いなしだ。

■ギフトにおすすめ◎「名入れ」承ります！
・刻印できる文字　ローマ字・数字
・推奨文字数　1～12文字
・納期　通常の発送表記＋3営業日
・費用　880円(税込) ※別途タンブラー本体代金がかかります。
・ご注文の手順　本ページより「タンブラー本体」と「名入れオプション」を一緒にカートに入れてください。そのまま購入手順に進んでいただき、カートの「備考欄(商品とラッピング(有料)のご指定)」に、刻印したい文字を記入してください。
※フォントは1種類でのご提供となります。字体のイメージは写真をご参照ください。