【BLASON】ドレス仕立ての手ぬぐいシャツ（吉野桜染め）

華やかで雅な吉野の千本桜を日常に取り入れる！
バツグンの着心地を誇る手ぬぐいドレスシャツに新色・さくら色

■吉野の桜で染め上げた手ぬぐい生地をドレスシャツに

「手ぬぐいでエレガントなドレスシャツを作る」という一見、無謀にも思える両者をつなぎ、斬新なシャツを生み出したのが、クチュリエ・服部幸之助氏のブランド「BLASON（ブラゾン）」。速乾性があり、軽くて肌触りが良い手ぬぐい素材のドレスシャツは、1枚で着てサマになり、それでいて着心地はバツグン！このたび、服部氏が手掛ける新作シャツが到着！奈良県・吉野の桜で染めたオーガニックコットンの手ぬぐい素材で仕立て上げた、華やかなさくら色の手ぬぐいドレスシャツだ。

■ヒントになったのは漁師町・焼津の「魚河岸シャツ」

クチュリエとは、オーダーメイドの洋服を手がけるオートクチュールのファッションデザイナー。服部氏は、かのデザイナー渡辺雪三郎氏が手がけるオートクチュールサロンでチーフプロデューサーを務めたのち、自身のブランド「BLASON」を設立。顧客からのオーダーメイドも受ける一方、ドラマや舞台の衣装、制服デザインにも携わるなど、多彩な活動を行っている。

そんな服部氏の故郷は静岡県・焼津。漁師町で海の男たちが愛用する手ぬぐい素材の「魚河岸シャツ」は、幼き服部少年の目に、粋でかっこいい仕事着の象徴として映っていたという。そうした仕事着としての実用性や無駄のないデザインをヒントに、クチュリエならではのセンスと技術で生み出されたのが、手ぬぐい生地で仕立てたドレスシャツだった。

■品よく見えて華やかなさくら色は大人の男性にオススメ！

粋な魚河岸シャツから着想を得て、もっと日常で使えるシンプルなものを目指して生まれた手ぬぐいドレスシャツ。手ぬぐい素材のシンプルシャツは涼しく、湿度の高い日本の夏にマッチする上、カジュアルからビジネスまでどんなシーンにも対応できる。さくら色の手ぬぐいドレスシャツについて服部氏は「桜は日本人なら誰もが好きな題材。ピンクと言うと男性が敬遠しがちなカラーですが、さくら色なら取り入れやすいかなと思いました。優しいさくら色は品よく見えて、華やかでとても素敵なので、ぜひ大人の男性に着てほしいですね。」と語る。

■1300年の歴史を誇る吉野山「千本桜」の雅なさくら色

奈良県・吉野山と言えば、日本一の桜の名所として有名。1300年もの歴史を誇る吉野山は、春には日本古来のヤマザクラを中心に約200種三万本という世界に類を見ない規模の桜が咲き誇り、その美しい光景は「千本桜」「一目千本」などと形容され、多くの人々を魅了してきた。「ご神木」として崇拝され、今日まで手厚く保護されてきた吉野の桜は、簡単に切り落とすことはできないが、桜染めには剪定で切り落とされた枝を使用。桜を美しく咲かせるために花の咲く1～2カ月前に剪定され、その時期の樹木は一年でもっとも桜の色素を蓄えた状態で草木染には最適なのだそうだ。

桜染めは、海外のハイブランドも御用達の染め工場が担当。昔ながらの草木染とは異なり、彩度やトーンなどを自由に調整できる独自のハイテク技術を駆使することで、天然染料ならではの素朴さに深い味わいや豊かさが加わった鮮やかな桜の色が堪能できる。また、着心地や心地よさをより向上させる機能を研究する企業とコラボし、染色後の生地には最先端技術による後加工も施されている。

■クチュリエの手腕によって最大限に活きる手ぬぐいの魅力

「動きやすさ、機能＝デザインに活かすという点には、特にこだわった（服部氏）。」という言葉通り、細部の至る部分でクチュリエの技や工夫が光る。細かな切り替えを設けた「立体裁断」にすることで、体を動かした時のつっぱり感や窮屈感を抑えた。脇下にひし形のマチを加えた独特のパターンは、肩まわりにゆとりが生まれ、腕の動きを自由にさせる。

また、背中のヨーク部分は両端を斜め上がりにし、タックをプラスすることで肩甲骨周りを動かしやすく、さらにすっきりと見せる効果も。まさに独特の切り替えがデザインのアクセントにもなりつつ、動きやすさや「細見え」につながっている。これらの工夫は、ミュージカルなどの舞台衣装を手掛けた服部氏の経験から得たものだそう。

■カジュアルにも上品にも使える、袖口のユニークなカッティング！

袖口のユニークなカッティングは、長袖Tシャツの袖口をイメージし、筒袖のカジュアルな着心地を活かしたもの。ボタンを開けてもだらしなくならず上品な雰囲気に、またボタンを閉じるときちんとしたカフス袖となり、こちらにも服部氏ならではの卓越したセンスが伺える。ボタンは木製を採用し、デザインのアクセントとするとともに、シャツ全体にナチュラルな印象をプラスしている。

■クチュリエの技術と手仕事の温もりが詰まった贅沢な一枚

吉野の桜を使ったオリジナルの手ぬぐい素材に、機能性満点のクチュリエデザイン、さらに職人でもある服部氏の奥様がシャツ1枚1枚を丁寧に手作業で縫製。人の手のぬくもりや自然の生命力を秘めたドレスシャツは、工場での大量生産品とは一味異なる贅沢さが味わえる。サイズは全5サイズと豊富にそろえた。着る人の性別や体型を問わないので、パートナーやカップル、家族などでシェアも可能だ。

■華やかで着心地の良い万能シャツは一年中活躍間違いなし！

汗をかいても体に布が張り付かず、気化熱で驚くほど涼しい。洗ってもすぐ乾き、軽くて肌触りが良い。どんなボトムスにも合い、アレンジや着回しもきく。シンプルで着心地の良いシャツは、一枚でさらりと着るも良し、Tシャツの上からラフに羽織っても良し、ジャケットのインナーとして差し色的に使うも良し…と幅広く活躍。

陽射しが強くなる春先や真夏の紫外線対策、汗ばんでも快適に過ごせる冬の重ね着と、一年を通じて出番あり。丈夫な手ぬぐい素材はハードユースに耐える上、桜染めは洗えば洗うほど風合いが上がるので、ガンガン使いまわしていただきたい。