植物の“水が欲しい!”合図が一目でわかる
水やりの悩みを鮮やかに解決した水分計が登場
■「しまった、植物がカラカラ!」をゼロにする秘策アイテム
花や植木、観葉植物を育てるのが好きな方でも、どうしてもうまくいかず、枯らしてしまうことがあるのではないだろうか。その理由の多くは、水のあげすぎによる根腐れなど「水やり」の失敗にあると言われている。このSUSTEE(サスティー)はなんと、植物の適切な水やりタイミングを色の変化で教えてくれる優れモノ。「水やり3年」という言葉があるように、土の中の水分量を知るのは生産農家などのプロでも難しいが、それを誰でも簡単に、一目でわかるよう「水分計」の役目を果たしてくれるのだ。
■園芸にのめりこんだ男が作った解決方法「SUSTEE」
プロ用の高価なものならともかく、SUSTEEのような家庭用の水分計はこれまでにほとんど存在しなかったと言ってよい。中学生の頃から園芸を趣味にしている折原龍氏は、うまく育てられないのは水やりに原因があるのではないかと注目し、チューブを加工して水分計の自作を開始した。折原氏は実は元パイロットという経歴を持つが、休日に自作した水分計の数はおよそ2000本以上! 趣味を超えた市井の園芸家のライフワークとして作りまくり、現在の毛細血管現象で計測する仕組みはこのときにはすでに生まれていた。植物の種類で異なる最適な水分量を求めて実験を繰り返し、「pF値(有効水分域)」で測る技術を生み出し特許も取得した。ここからさらに、サイズごとのインジケーター調整や防腐剤の混率で試すこと3000本以上のテストを経てようやく完成。SUSTEEは、一人の園芸家が描いた夢を実現したプロダクトと言えそうだ。
■園芸大国でも認められたデザインと機能
そして、他にないこの美しい形は、グッドデザイン賞や世界的デザインコンペ「red dot design award 2014」にも輝き、世界で認められている(写真右、授賞式会場にて、SUSTEEのプロダクトデザイナー・中林鉄太郎氏)。実はポリカーボネートでこの形を作るのは非常に困難であり、50年以上ペンの成型を行ってきた日本の工場の技術があってこそ実現したもの。レッドドットでもその点は評価に値した。さらにデザイン面だけではなく、SUSTEEは園芸大国のヨーロッパでも展開されている。特に世界最高峰のガーデンセンターと言われるドイツのDiNGER'sでは社長自らがSUSTEEをテストしその実力に感嘆、鉢の購入者や水やりの質問にはすべてSUSTEEをすすめているほど。水が足りているのかいないのか一目でお知らせしてくれるうえに、植物のとなりに自然に溶け込んで美観を損ねない。そこが世界中から愛されている理由だ。
■どんな植物や土壌でもOK! これがあれば初心者も安心
園芸に慣れていない初心者には、いつ水をあげていいかわからないというのはハードルに感じるポイントだ。そこをほぼ完璧に解消してくれるSUSTEEはとても心強く、気軽に自宅に鉢を置くきっかけになってくれる。園芸培土、バーク、水苔、ハイドロカルチャーなど、ある程度の水分量を保持できる土壌であれば、蘭や多肉植物、観葉植物、植木や花などどんな植物にも使うことができるのも魅力だ。また、青のインクがわかりやすいから自分の留守中には家族に水やりを任せること可能。園芸好きへのプレゼントにも◎。「ある園芸店では、母の日のギフトすべてにSUSTEEを挿して贈ったところ、前年までたくさん届いていた『すぐにしおれた』といったクレームが激減したという声をいただきました。それだけ水やりは大切であると同時に、SUSTEEは植物を長く楽しむための必需品であるとも確信しました。?ぜひご家庭で試してみてくださいね」(折原氏)。
バリエーション
S・M・Lの3サイズあります。鉢のサイズに合わせてお選びください。
【サイズの目安】
Sサイズ 2、2.5、3号鉢。直径 6~9cm、片手で持てる鉢
Mサイズ 3.5、4、5、6号鉢。直径10.5~18cm、両手で持てる鉢
Lサイズ 6~12号鉢。直径18~36cm、持ち上げるのに力が必要な大きな鉢
使用イメージ
アイテム詳細
素材:ポリカーボネート、不織布
サイズ:Sサイズ/H120mm×W10mm×D8mm、Mサイズ/H180mm×W10mm×D8mm、Lサイズ/H255mm×W10mm×D8mm
重量:Sサイズ/約4.3g、Mサイズ/約5.9gg、Lサイズ/約8g
日本製
※電池は不要です
【使用方法】
①鉢の大きさから、適切なSUSTEEのサイズをお選びください。
②鉢底の根の周りの水分域がわかることが重要になります。そのため、なるべく植物から20センチ以内に挿してください。
③SUSTEE本体の「Ω」マークのところまで挿し込んでください。
④鉢の体積の4分の1から5分の1ぐらいのお水をまんべんなく全体に与えてください。
【ご注意】
※水やりをしてもSUSTEEが変色しない時は、何らかの問題で吸水が妨げられていることが考えられます。
●使用開始してすぐに変色しなかった場合
水の量が少なかったのかもしれません。SUSTEEを挿してから、鉢皿に水が流れ出るまで、たっぷりと水をあげてください。また、その後は鉢皿に水をためないようにしてください。
●物理的に水分が吸えない状態になっている場合
サスティーは製品下部にある吸水口部から水分を吸水します。この吸水口部が「古く硬くなった土」「根詰まりによる異常な根の量」「極端に粘度のある泥」などで蓋がされてしまっている場合水が吸えなくなり変色できないことがあります。SUSTEEを挿すときに少し土をほぐしたり、挿す場所を変えて頂けると改善する場合があります。
●水はけが良すぎて水分が吸えない状態になっている場合
SUSTEEは製品下部にある吸水口部から水分を吸水します。極端に粒の大きさが粗い土などを利用しているとSUSTEEが水を吸い上げる前に水が抜けきってしまい変色できないことがあります。水やりをされる際にSUSTEEの根元にも水をかけて頂けるとより変色しやすくなり改善する場合があります。また、中芯が毛細管現象を利用して水を吸いあげることで変色する仕組みになっているため、SUSTEEは構造上鉢植えに挿してから水やりをして頂いたほうが呼び水効果で変色しやすくなる事があります。
※6~9か月で寿命となります。新しい製品または専用リフィルをご購入ください。
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