【Made in TSUBAME】アイス専用スプーン（カーブタイプ）

■待望の「シンメトリータイプ」がついに登場！
150件超ものレビューが寄せられ、驚きの「溶け」に夢中になる人が続出中のこちらのスプーン。満を持して登場したのが先端部がシンメトリーになったモデル。従来のデザインは「左利きにはちょっと使いにくい」という意見が寄せられることもあったが、それを改善すべく左右対称の形にし、幅広い人々に受け入れられるように進化した。ヘラ部分は30％アルミ素材を増量し、さらに溶けのチカラをアップさせている。とはいえ先端は薄くする工夫をしているので、口当たりの良さは変わりない。従来人気だった、スポーツカーのような美しい形のカーブタイプか。はたまたシンメトリータイプか。形の好みや使い心地で選んでみてほしい。

※本ページで販売中のカーブタイプは、在庫限りで販売終了となります。どうぞお早めに。

■金属加工の街のブランド、「Made in TSUBAME」
新潟県燕市を中心とした地域は、日本を代表する金属加工の街として名高く、海外からのオファーも多い。今でこそ世界に通用する日本の地場産業として知られているが、「燕産業の歴史は業種転換の歴史」と言われるほど、時代の変化に合わせて技術を磨いてきた一面がある。水害が多く作物が採れないことで農民がはじめた和釘製造を皮切りに、明治の洋化、戦後の輸出規制、円高など、それぞれの時代や需要の変化に応じてさまざまな製品を生産し、販路の開拓を行ってきた。現在では金属洋食器の主要産地として国内生産の約９割を占め、燕＝金属というイメージが一般に認知されるまでに成長した。このような変化の波を乗り越え、技術を洗練させてきた燕が満を持して送り出したブランドが「Made in TSUBAME」だ。

■“メイドインジャパン”ではなく、“メイドインツバメ”
「“メイドインジャパン”という大きな括りでは無く、“燕”の地場産業をしっかりと世界にアピールしたかった」（燕商工会議所サービス課長・高野雅哉氏）という想いから2008年に生まれたのが「Made in TSUBAME」だ。カトラリーや刃物、キッチンウェア、酒器など、燕エリアで生産された金属製品に認定資格を設け、品質の高さと安全性、原産地を証明するロゴマークを付与している。「ブランドのはじまりは、『磨き屋シンジケート』が請け負ったとあるエコカップにネームを付けたことから。思いのほか好評だったので、燕のブランディングとして他の企業の製品にも適用しようと発案しました」（同）。

■老舗メーカー×磨き屋シンジケート、傑作スプーンの誕生
「磨き屋シンジケート」とは燕の金属加工業者数十社からなる金属研磨のスペシャリスト集団で、その技術は世界一とも称される。あのアップル社をも唸らせ、チタニウム金属を初めてパソコンに使用した商品やMP3音楽プレーヤーの表面磨きを請け負ったことでも知られている。燕の金属磨き技術を一躍有名にした火付け役的存在だ。今回登場するアイス専用スプーンは、高野氏と業務用カトラリーのオーソリティ・株式会社トーダイが共同企画し、磨き屋シンジケートが表面加工を担当。追い求めたのは老舗メーカーが蓄積したノウハウの詰まったスプーンの、道具としての美しさ。そこに一級の磨きをかけることにより、唇に触れたときのなめらかな口どけを実現させた。まさに燕の技術の結集ともいえる傑作スプーンが登場した。

■体温でアイスが溶けていく。童心に返ったようなワクワク感を
パッケージに「アイスが固くてもすくいやすい」とあるように、熱伝導率が高いアルミニウム素材が手の熱を伝え、アイスが手品のようにみるみる溶け、サクサクすくえる新感覚のアイススプーン。表面に施したアルマイト加工で、なめらかな口当たりと陶器のような質感が得られるのも大きな特長だ。またその形状は角・直線・カーブの部分があり、先端部分はアイスに刺さりやすく食べやすいように、またカップの底まできれいにアイスをすくえる計算がされている。スポーツカーのように流麗なフォルムは、心の片隅に残る童心に響き、ノスタルジックな気持ちを呼び覚ますだろう。子供の頃、アイスを食べることはとてもワクワクする体験だったはず。アイスをこのスプーンで溶かしながら食べていると、そんなワクワク感を追体験できそうだ。幼いときに持っていた自分専用スプーンのように、「大人なってからのマイスプーン」として使い、童心に返りアイスを楽しんでほしい。