但野硝子加工所
東京都江東区にある江戸切子の工房・但野硝子加工所。伝統工芸士である但野英芳氏が作り出す江戸切子は、伝統的な和を基調としながら、従来品にはないパターンやカット技術を用いた斬新なデザインで注目を集めている。防波堤に砕ける波をイメージしたという但野硝子加工所のロックグラス波濤文は、緻密な切り出しが美しい逸品。切り出しよりも時間がかけるというデザインは、江戸切子では珍しいシンメトリー。アンバーカラーのクリスタルに瑠璃、琥珀瑠璃、琥珀緑の色を施した3色を用意。ぐい呑みグラスの梟は縁起のよいフクロウがモチーフ。ストーリー仕立ての繊細なデザインに魅了される。但野硝子加工所を常設販売しているのは藤巻百貨店のみ。いつもの酒をよりうまくするクリスタルの酒器は、お酒を愛する人へのプレゼントにうってつけ。
